
このホームページは、実際に日本正教会の教区教会で聖歌に関わる者が、「正教会にとって聖歌とはなんだろう」、「正教会聖歌にはどんなバラエティがあるのだろう」「日本の聖歌はどういう伝統を持つのだろう」「礼拝はどういう構造になっているんだろう、そこにどんな意味があるのだろう」などなどの疑問を探し続けるうちに、出会い、発見し、蓄積してきた個人的資料です。
東方正教会の教会音楽に興味をお持ちの方、実際に正教会の聖歌に関わっている方、聖歌を通じて信仰の道を歩んでいらっしゃる方、色々なケースがあると思いますが、お役にたてればさいわいです。
今回の改訂にあたって、1.聖歌のページ(聖歌そのものに関する資料)と、2.奉神礼のページ(聖歌を含む奉神礼/典礼に関する項目)を分けました。さらに学びたい方のために3.リンクのページも充実しました。聖歌のページでは、正教会聖歌の特徴、聖歌者としてのこころがまえ、聖歌史などについて、奉神礼のページでは、用語解説、構造、奉事規定、奉神礼についての論文紹介など、ウラディミル神学校などアメリカ、イギリスの資料を翻訳してご紹介しています。
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Liturgia 奉神礼と聖歌の実践--祈祷書、奉事規則(ティピコン)、楽譜など、すぐに役立つ実践資料集
名古屋教会の聖歌--名古屋教会の聖歌の録音と、毎月発行の「なごや聖歌だより」のバックナンバー
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また、正教会聖歌についてのご質問には、できる限り調べてお答えします。ご遠慮なくお問い合わせ下さい。
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ズナメヌイ(ズナメニイ)チャントを学ぶ
場所: 名古屋ハリストス正教会
第1回 4月5日 15:00~17:00 (毎月第1土曜日、変更の場合は連絡)
ズナメヌイ(ズナメニイ)聖歌はロシアの古い聖歌です。17世紀以降西洋化の波に押されて「合唱聖歌」が主流になってしまいましたが、実はロシア聖歌の本流はズナメヌイと呼ばれる単旋律(単音)聖歌でした。
19世紀末には固有の伝統を見直そうという動きから着目され、スモレンスキーの「神は起き(パスハのスティヒラ)」やラフマニノフの晩祷の「至高き」にはズナメヌイのメロディが使われています。革命後はロシア国内での研究は禁止され、旧儀式派と呼ばれる人たちのグループが細々と歌い継いできました。しかし15年ほど前からロシア内でもズナメヌイ研究が盛んになり、至聖三者修道院や聖アンドロニク修道院などズナメヌイ聖歌を実践している教会も増えています。
4月から月1度、この伝統あるズナメヌイ聖歌に親しむ会を始めます。講師はペテルブルグ音楽院でロシア古聖歌を学んで来られたイグナティ杢代稔さんです。ズナメヌイを含むロシア古聖歌の歴史、記号の読み方、歌い方などを学びます。
目 次
最終更新日 2008 Apr. 1
特集
ビザンティンチャントで歌うパスハのトロパリ ギリシア語、ルーマニア語、日本語
日本では馴染みが薄いビザンティンチャントのメロディですが、正教会聖歌のルーツとしてギリシア、中東、東欧などで広く歌われています。これはルーマニア、ブカレストの古い教会、スタヴロポレオスの聖歌者サビン・プレダさんが日本語のパスハのトロパリの歌詞をビザンティンのメロディにあてはめてくださったものです。同じメロディをギリシア語、ルーマニア語、日本語で歌っています。伝統のチャントでは、ことばの抑揚によってメロディが変化しているのがよくわかります。歌っているのはスタヴロポレオス聖歌隊です。
ダウンロードはこちら MP3 450kb
2006年9月6日~29日
特別レポート ロシア聖歌の多様性を訪ねて
ロシア聖歌紀行
ペレストロイカから二十年、共産主義下で閉鎖されていた多くの教会が復興し、新しい聖堂もつぎつぎと建設されていました。日本でもおなじみの合唱聖歌のほかに、ロシアの古い聖歌「ズナメニイ」が伝統的な単音や新しい編曲で歌われ、ビザンティン聖歌もとりあげられていた。ひとつとして同じ形の聖堂がないように聖歌もさまざまでした。
Русская церковная музыка – это встречи с многообразием(ロシア語版)
オリエントとキリスト教
ビザンティンの礼拝と聖歌
岡山市立オリエント美術館で2008年2月11日に行った同名の講演会抜粋です。
◆序にかえて
正教会聖歌の特徴
東方正教会聖歌概観
◆ 正教会聖歌を学びたい人のための翻訳資料集
J.V.Gardner, "Russian Church Singing"
ロシア正教会の聖歌
第1章 奉神礼(典礼)としての聖歌のシステム。
正教会聖歌や奉神礼について、聖歌の形、名称、八つの調、発展の歴史などを系統立てて解説。
ガードナーは20世紀を代表する正教会聖歌の研究者。革命による亡命後、ヨーロッパ各地の教会を経て、ミュンヘン大学で教鞭を取った。一般的な音楽の判断基準で測られがちだった正教会聖歌に、正教会本来の伝統に基づいた研究の光をあてた。
Simanskii of Kiev
「神を畏れるものは」
誦経者・聖歌者の手引き。正教会では、棒読みの誦経は聖歌の一番シンプルな形と考えられる。神の前に立ち、祈る時の心構え、具体的な注意事項を語る。キエフ神学校のシマンスキーの作。
Fr. Sergey Glagolev
聖歌ハンドブック REVISED!
歌いやすく美しい聖歌の作曲者として知られるセルゲイ神父による聖歌者のためのハンドブック。奉神礼音楽として変容する、聖なる音楽のひびき。Orthodox Chuch Musicから引用。
Fr. Sergey Glagolev
礼拝音楽の作曲について
(含 セルゲイ・グラゴレフ神父の功績 byニーナ原田和子ホワイト)
ウラディミル神学校の夏期セミナーの講義から
Mark Bailey
「新たなる世界」における伝統と変化
マーク・ベイリー氏はウラディミル神学校で聖歌の教鞭をとる現代の優れた聖歌者のひとり。
礼拝のたびに「新たなる世界」を現実化する奉神礼の本質を考え、同時に、現代において「生きる」ものとして奉神礼をどう実践するかを考える。
Vladimir Morosan
「祈りの音楽」来日特別講演会 2005年7月31日(日)
ロシア合唱音楽のエキスパート、ウラディミル・モロザン博士による「奉神礼の音楽」についての来日講演。正教会聖歌、特にロシア正教会聖歌の発展の歴史が正教会の礼拝音楽の特徴のひとつであるリトゥルギア=共働に視点をおいて解説された。講演の全内容を紹介。
◆聖歌と奉神礼の歴史
聖歌史2000年 工事中
日本正教会の歴史
正教会の礼拝と聖歌の歴史 <付録> 図解 正教会聖歌の変遷
イエス・キリストの復活から数えて2000年、その前のユダヤ教時代の遺産をもたくさん受け継いでいる正教会聖歌を、歴史の観点から見直す。
オリエントとキリスト教
ビザンティンの礼拝と聖歌
岡山市立オリエント美術館で2008年2月11日に行った同名の講演会抜粋です。正教会の聖歌の伝統を「会衆参加」の視点から解説。
ニコライ大主教と日本の聖歌 英語版もあります。English version
150年前、ひとりの青年司祭が函館に降り立ち、日本正教会聖歌の歴史が始まった。祈祷書をスラブ語から翻訳し、音楽付けし、やがて、50人編成の大聖歌隊による大合唱も行われた。日本正教会聖歌の特徴と課題を考える。
亡命ロシア人聖歌者 ポクロフスキー 人と音楽 英語版もあります。English version
ニコライ大主教の跡を継いだセルゲイ府主教に協力し、19世紀から20世紀の美しいロシア聖歌を日本語にして紹介した。彼の人生と編曲の特徴を考える。
◆古い伝統聖歌研究
古チャントの研究 工事中
ズナメニーなどの古チャント、ポドーベンなど
日本語テキストへの応用
◆奉神礼の参考資料
祈祷の構造 link
聖体礼儀、、徹夜祷(晩課、早課)、時課、晩祷大課、復活祭早課、降誕祭神現祭徹夜祷
正教会の祈祷の順番の一覧表。カリストス・ウエア主教のFestal Menaiyon, ガードナー、Abridged Typiconなどを参照して作った。
用語集revised!
正教会用語の解説。
Abridged Typicon
奉事規定略 link
受難週から復活祭まで
◆奉神礼に関する論文と講演から翻訳
ウラディミル神学校の夏期セミナー講演から
Dr. Paul Meyendorff
聖体礼儀とその解釈の変遷―聖体機密の理解―
ポール・マイエンドルフ教授はウラディミル神学校の主任教授。現代の奉神礼研究の第一人者。
ビザンティン以来、聖体礼儀には様々な象徴的な解釈が与えられてきた。聖体礼儀の発展とその解釈の歴史をたどり、領聖(聖体を受けること)を中心とした教会の本質を考える。
Dr. Paul Meyendorff
洗礼、キリスト教徒の入会儀式―4世紀の洗礼から―
洗礼機密が最も完成した形をとった4世紀の儀式を検証することで、神の教会への入会儀式としての本来の意味を探る。
3.リンク集
参考文献目録と聖歌サイト集revised!
手に入るもの、入らないものはありますが、聖歌と奉神礼の勉強に役立つ日本語、英語資料とサイトのご紹介。
行ってみよう。聴いてみよう
日本地の正教会のご紹介とリンクページ
名古屋ハリストス正教会のHPへ
なごや聖歌だより 名古屋教会の聖歌の一部をお聞き頂けます
Liturgia--聖歌と奉神礼研究 聖歌と奉神礼を学ぶための実践資料のサイト
参考図書紹介 日本正教会訳語辞典 スラブ語、正教会訳 マタイ伝による聖書引用箇所
復活の歌を歌う
New York ウラディミル神学校を訪ねて