簡単に言うと


日曜日の聖体礼儀の仕組み

常に変わらない部分　＋ 毎週変わる部分

正教会のお祈りは日替わり定食と同じ

その心は・・・

正教会のお祈りは、基本的に「常に変わらない部分ordinary」に「日替わりの部分proper」を挿入して組み立てます。ローマ・カトリック教会も原則は同じです。

たとえて言えば、「日替わり定食」の仕組みと同じ。いつも変わらずついてくるお味噌汁、ご飯、お漬け物にメインのおかずとデザートは日替わりメニュ。常に変わらないベースの楽譜に日替わり部分を挿入します。

日曜日の聖体礼儀の場合は下図のようになります。この楽譜を参照してください。

　たのしく学べる　単音聖歌譜　
　　　「聖体礼儀－神の国への旅―新たなる神の民の宴」　をつくりました。
　　　　　一昨年の西日本主教教区主催の「奉神礼基礎講座」の資料として作られたものをさらにバージョンアップしたものです。
　　　　　　全体の流れだけでなく、各部分の写真入り解説もつけた優れモノ。大阪教会ではこの冊子を見ながらお祈りに参加しています。）

ダウンロードはこちらから　　「聖体礼儀」（解説付き）

さて次。これをベースにして、日替わり部分（別冊）を挿入します。入れる場所は下図の緑字の部分。上の譜面の中にも表示してあります。

その日の日替わり部分は下図をスクロールしてください。見つかります。（自転車操業で順次作っていきます）

あと、少し、復活祭期とか大斎期とか季節の味付けメニュも加えられますが、
とりあえずは、
「常に替わらない部分」＋「日替わり部分」を組み合わせた日替わり定食と理解してください。

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季節のこと、ちょっと触れると
復活祭期－－－復活祭の次の週から、昇天祭の前まで。使う祈祷書は『五旬経』
昇天祭期－－－昇天祭から10日間。使う祈祷書は『五旬経』

通常期－－－－聖神降臨祭の次の週から大斎の始まる前まで。使う祈祷書は『八調経』。「八調」（オクトエコス）とは、８つの調。８週間で一巡する日替わりメニュです。

大斎準備週間－大斎の前4週間。『八調経』＋『三歌斎経』
大斎と受難週－大斎６週間と受難週　『三歌斎経』

　　掲載祈祷書について、もっとくわしく知りたい方はこちらを　正教会の祈祷書

日替わり部分の楽譜　　（コロナウイルスによる参祷自粛のため行ったライブ配信で、家で一緒に歌えるように順次作っています。２０２０）