東方正教会の基本信条


 (原)ニ ケ ア 信 経

ニケアに集う教父たち
      
ニケア第一全地公会三百十八人の諸聖父の信経

  我信ず一の神・父・全能者見ゆると見えざる萬物を造りし主を。  また信ず一の主イイススハリストス・神の独生の子・父より即ち父の本体より生まれ・神よりの神・光よりの光・真の神よりの真の神、生まれし者にて造られしに非ず父と一体にして天に在り及び地に在るの萬物彼に造られ我ら人々の為め又我らの救ひの為に降り身を藉りて人と為り苦を受けて第三日に復活し天に升り父の右に座し生ける者と死せし者を審判する為に還た来たらんとするを。  凡そ神の子に就て存在せざりし時在りと云ひ或は生まれざりし前に在らざりしと云ひ或は無より生じたりと云ひ或は他の位(イポスタス)若くは本体より出でたりと云ひ或は神の子は変化し若くは変易すと云ふ者は公けなる使徒の教会之を「アナフェマ」に処す。
            現代語訳(1)
            現代語訳(2)
            ギリシャ語原典



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