■ 海外正教会ニュース ■

ロシア正教会主教会議

ロシア正教会は、主教会議(主教公会)を、去る10月3日から8日の会期でモスクワ・救世主ハリストス大聖堂を主会場として開催した。ロシア正教会の招請を受け、聖自治・日本正教会を代表してダニイル府主教座下が9月30日から10月11日の日程で訪露し、主教会議に出席された。随行は、司祭ニコライ・ドミィトリエフ師とアファナシイ盛田賢三伝教者。
前回のロシア正教会主教会議は、2000年8月に「救主降誕2000年記念主教会議」と題し、モスクワ・救世主ハリストス大聖堂の大成聖式と日本正教会縁の聖アンドロニク大主教を含む新致命者列聖式を含めて開催され、日本正教会からはダニイル府主教座下とセラフィム主教座下の両主教座下が出席されている。

主教会議本会議は、前回と同様、救世主ハリストス大聖堂台座部分に設けられている千五百名収容可能な多目的ホール「教会公会ザール」で開催され、ダニイル府主教座下は、聖自治・日本正教会首座である招待客として本会議正面ステージ雛壇中央で総主教聖下左隣(向かって右。ロシア正教会・ウクライナ自治教会首座のウラジミル府主教座下に次ぐ上席)に席が設けられ、本会議で日本正教会の現況を報告された。また、閉会レセプションでは、北オセチア共和国ベスランでの学校テロで負傷した子供たちのために日本正教会として1000米ドルを寄付された。

10月6日(水)には、総主教聖下はじめ主教会議出席主教品一行はモスクワ・クレムリンに赴き、大統領宮殿内にある先頃大量の純金を用いて帝政時代の様式に復元された「アレクサンドルの間」でプーチン大統領に謁見して主教会議の報告を行い、生神女就寝大聖堂で感謝祷を行った。

また、今回の主教会議で、ロシア正教会聖人で最も近代の聖人となる「モスクワの福者・マトロナ [ニコノワ(1881-1952) 記憶日5月2日]」をはじめとする14名の地域聖人が、ロシア正教会全体の聖人として列聖された。