他教派、教育機関、外部への活発な宣教活動

大阪 関西大学で正教会の授業 
 7月20日(土)に、大阪教会に隣接する関西大学にて、ダヴィド水口神父が「正教会とは何か」という題で講義を行いました。これは、同大学で非常勤講師としてロシア文化を教えておられるアリョーナ・ゴヴォルノアワ師が、自分の授業の一コマを水口神父に託した形で実現したもの。凡そ100名の学生が、正教会の歴史や機構そして正教会の人間観について学びました。水口神父はパワーポイントを駆使し、わかりやすく正教会を紹介しました。

鹿児島 クリスマス会大盛会
 昨年12 月16日(日)午後2時半、平之町あいご会と共催の「子どもクリスマス会」を開催。子供53人、大人24 人。紙芝居、合唱、ゲーム等一時間余り、みんなで楽しみました。約15年も続く地域と協力してのクリスマス会。永続するよう努力しましょう。

名古屋 降誕祭記念講演 アトス山を紹介 
 
12月24日、降誕祭前晩祷に先立ち3時から、昨夏聖山アトスを巡礼したグレゴリイ伊藤輔祭による報告講演。たくさんの写真資料をモニターに映し出し、アトス山での修道生活の一端を紹介してくださいました。参加者は32名、そのうち8名の方は近隣に配ったチラシや中日新聞の宗教関係の行事紹介覧を見てのご参加とのことでした。

名古屋 外部向け宣教 日曜講座 
 また昨年10月から月1回のペースで「名古屋ハリストス正教会『日曜講座』――正教(オーソドックス)というキリスト教」と銘打った司祭による連続講演会を開いています。こちらも中日新聞、キリスト新聞の行事案内に掲載を依頼し市民に広く呼びかけたものです。当初ははたして外部から聴講者が来るだろうかと内心危ぶんでいましたが、毎回十数名の来聴者の内、約半数は純粋に外部の方たちで、それなりの手応えを感じています。そこから将来入信者が生まれるかどうかは未知数ですが、このような試みを数多く行うことで、教会の信徒全体に宣教意識が育まれることを期待しています。

神戸 『ミナト神戸の宗教とコミュニティー』
 関西学院大学キリスト教と文化研究センター編『ミナト神戸の宗教とコミュニティー』という本が出版されました。外国人コミュニティーのある神戸市において共存する諸宗教を取材した本ですが、その中で神戸正教会も紹介されています。


熊本 九州ルーテル学院で講話 
 5月22日(水)熊本市の九州ルーテル学院講堂で及川神父が「幕末の函館における聖ニコライと新島襄の出会いと別れ」についての講話をし、また「正教会」のパンフレット二百部を配布しました。