『誰でも知っておきたい正教会の諸習慣と常識』



   ≪ 婚 配 機 密 ≫
   結婚ま男女の由由意志に依つて共に住み,信仰に
 基礎を置いた生活を神の恵みと祝福を受けて行われる
 事を言うのです。
 何故,結婚において女性は男性と結ばれますか。
    1.神がアダムとエワに命じて言った如く人類を
     保ち続けるためです。”生めよ,増えよ,地
     に満盈よ”(創世記1の27〜28)。
    2.より良き,より価値ある生活のために互いに
     住むためです.
    5.罪情なき清らかな生活をし,不浄な関係をさ
     けるためです。
    4.神の畏敬のうちに子供達を育て.隣人を愛す
     るためです。

(間) 聖書は結婚についてどのように述へていますか。
(答) 旧約,新約において共に男女の結婚に依る結びつ
  きは祝福されております。神が人(男)を造つた後に
  ”人独なるは善らず我彼に適ふ助者を彼の為に造らん”
  (創世記2の18)。このようにしてその妻エワを造つ
  たのです。神は続けて言われました”是故に人は其父
  母を離れて其妻に好合ひ二人一體となるへし”(創世
  記2の24)イウデアの律法と習慣とに依ると,結婚
  式は宗教的道徳的義務として考えられ,結婚の義務に
  従わない者はきぴしく罰せられたのであります。私た
  ちの主自らもこの結婚こついての古い碇を守り,旧約
  聖書における神の言葉をとつてファリセイ人に話して
  おります。”彼答へで言へり,爾等元始に人を造りし
  者は,之を男女に造れりと読まざりしか。又言へり,
  是の故に人は其父母を離れ,其妻に着きて,二の者一
  體と為らん,然らば彼等は既に二人に非ず,乃一體な
  り,故に神の遇せし者は,人之を分つ可からす”(マ
  トフェイ19の4〜6)。基督は自分の最初の奇跡をガ
  リレヤのカナの結婚の宴で行いました。聖パウニルは
  エフェス人に達する書の中で妻と夫の役割について言
  つております”婦よ,己の夫に順ふこと,主に於ける
  が知くせよ,蓋夫は婦の首たること,基督が教会の首
  たるが如し,彼は亦體の救主なり。乃教会の基督に順
  ふが如く,斯く婦も凡の事に於て夫に順ふべし。夫よ,
  その婦を愛すること,基督が教会を愛するが如くせよ,
  彼は己を此が為に給てたり”(エフエス5の22〜25)。
  聖師父達も結婚について多くを述べております。フェ
  サロニカのシメオンは”私たちは結婚が神に依って結
  はれた事をおぼえよ”と言っております。

(問) 結婚のためにどのような事を準備しなければなり
  ませんか。
(答) 結婚は生活のための義務ですから正教会はその信
  者に対して結婚前に二人の結ばれた生活について真剣
  に考える事を望み,互いに知つて幸福に共に生きられ
  る事を望んでおります。結婚の決心がついた後に二人
  は司祭の所へ行き,結婚式の日を定め,このために精
  神的助言を受けます。二人共正教会の信者である事と
  結婚の前には罪を悔いて領聖を行うべきです。このよ
  うな事によつて,二人は潔められた霊の結婚生活に入
  り幸福を正教信仰のもとに約束されるのです。

(問) 結婚の法的条件は何ですか.
(答) 1. 結婚適齢期である事。
    2. 役所よりの結婚証明書を準備する事。
    3. 再婚の場合は初婚の事がわかる書斬を準備す
      る事。(例えば配偶者の死亡証明書,離婚証
      明書,前の結婚の諸書類など)。
    4. 洗礼証明書(ことに外の教区からの結婚者)
    5. 法的に結婚の許されている証明書(徴兵の場
      合など)。
    6. 結婚式許行の予告(結婚式前に三回聖堂で予
      告してその結婚について意義を申し立てる機
      会を与える)。
    7. 婚配機密における証者となる仲人の必要。

(間) 結婚の障害となるものはどんなものですか
(答) 次のような場合正教会では司祭が結婚をあげる事
  を禁止しております。
    1. ある等親間では結婚が禁止されております。
     そのうち最も大切な親等舶係は次の通りです。
     イ)両親は自分の子供達,孫,曾孫と結婚でき
        ません。
     ロ)婚姻に依つてできた親戚関係の結婚は禁止
       されております。
     ハ)叔父,叔母は甥,姪と結婚できません。
     エ)義両親は養子(女)と結婚できません。あ
       るいは養子女関係でも禁止されております。
     ホ)いとこ同志の結婚も禁止されております。
     へ)洗礼に依る代父母同志,あるいは代子と結
.      婚できません。
      教会が親族結婚を禁止しているのはそのよう
      な結婚に依つて生れてさた子供たちが普通で
      ないからであります。親成同志の結婚が禁止
      されているのは(代父母,代子の関係も同様)
      精神的義務が満たされないからであります。
     2.精神病者。
     3.性的欠陥のある者。
     4.修道の誓いをたてた者,聖職者に叙聖された
       者。
     5.犯罪者(服没中の者)。
     6.やもめは自分の配偶者の死後6ケ月以上たた
       なけれは結婚できません。

(問) 結婚が禁止されている日がありますが,それはい
  つですか。
(答) 斎(断食,禁食)の日,水曜日,金曜日,降誕祭
  の斎,四旬祭,聖使徒ペトルバウエルの斎,就寝祭の
  斎,授洗者聖イオアンの斬首の日(8月29日),十字架
  挙栄祭(9月14日),大斎前の乾酪週間です。結婚が
  斎の諸日に禁止されているという事は,これらの日々
  が痛侮(告悔),祈り,斎の意味などの精神的なもの
  なので結婚のような陽気な事を避けるためです。
    また特別な祭日,降誕祭から1月7日迄,復活日
  から聖フオマの主日迄,五旬祭と主なる主日です。

(問) 結婚の仲人にほ紡がなりますか。
(答) これらの人々は責任ある理解と実行にすぐれた成
  人が艮いのです。できるならは結婚している人の方が
  良いのです。彼等は正教信仰の人であると同時に,結
  婚への勝者(証人)となり,若いこれらの人々が正教
  の信仰に生きる事を助けなけれはなりません。日本の
  場合,仲人は非正教徒でもよろしいです。

(問) 聘定式とは何ですか.
(答) 聘定式とは結婚する男女の自由意志による約束を
  いいます。正教会では特別の祈藤が式のためにあ
  ります。それは大低結婚の前日かあるいは結婚式の直
  前に行われます。聘定式の間,司祭は結婚する二人の
  指輪を交換します。指輪は結婚する二人の不死の愛を
  象徴しております。 
 
(問) 婚配機密(結婚式)はどのように行われますか。
(答) 男と女が神の前で結ばれて,共に生むという事は
  非常に重要な意味をもつております。教会は司祭によ
  つて行われる美しい儀式をそのために設けております。
  結婚する二人は聖堂の中に仲人や家族や友人達と共に
  入つて来ます。そこで司祭が式を行います。最も重要
  な瞬間は”神の僕(某)神の婢(某)に婚配せらる父
  と子と聖神の名によりてなり”と言つて司祭が結婚者
  の頭上に栄冠をのせる事であります。この栄冠は王と
  王女を意味し,貞潔の戦いに勝つた事を象徴します。
  使徒経と福音経が読まれます。司祭は結婚者に三度ず
  つ杯でブドウ酒を飲ませ,喜びも悲しみも共に分ちあ
  う事を象っております。最後に結婚者と仲人は祭台の
  回りを ”イザイヤ祝へよ‥, 聖なる致命者‥,
  基督神や… ”と歌いつつ環ります。この祭台を環る
  事は主基督とその聖人とを共に結婚者の精神的結びと
  その喜びを象徴しております。

(間) 結婚式は繰り返す事ができますか。
(答) 結婚式は再婚,三婚など配偶者のどちらかが亡く
  なつたり,離婚をした場合に行われますが,教会によ
  つてその理由を認めてもらわなければいけません。こ
  れらの結婚式は最初と同じではありません。それは喜
  びの祈りというよりは悔い改めの祈りの方が強いので
  す.第四婚は教会に依つて許可されておりません。も
  しも司祭が第四婚を行う事があれは教会から退かなけ
  ればなりません。

(間) 離婚は許されておりますか。
(答) いいえ、許しておりません。正教会は主なる基督
  の言つている言葉を守ります”神の合せし者は,人之
  を分つ可からず”(マトフエイ19の6)。また聖使徒
  パウェルは申します”己に婚姻せし者こ命ず,是れ我
  に非ず,乃主の命なり,妻は夫に離るべからず,若し
  離れたらば,嫁がずして居るべし,或は其夫と和ぐベ
  し,夫も亦其妻と別る可からず”(コリンフ前書7の
  10〜11)。それにもかかわらず,正教会では特別な
  場合において離婚を許しております。
     1.姦淫。
     2.配偶者釘一人が基督教の信仰を拾てた場合。
     3.配偶者の一人が修道の背いをたてるのを決心
      した時。
     4.性的不能者。
     5.配偶者の−一人が失踪した時。
  教会は無実の人に限つて今あげたケース内で離婚を認
  めます。再婚が離婚した者に依って行われる時,主教
  から祝福を,特別な許可を受けなけれはなりません。
  また離婚の場合,主教あるいは教会のその筋の機関が
  このケースを慎重に扱い調査をなして善否を決めます。
  結婚した二人が不和であつたり,問題を持つていても
  正教会では離婚を許可しません。これらの問題は結婚
  する以前に解決していなけれはならない問題だからで
  す。

(間) 教会は他の信仰者と結婚するのをどう考えており
  ますか。
(答) 正教徒が非正教徒と結婚する事は原則として禁止
  しております。ですから正教会よ正教の信仰ある者の
  みが教会で結婚します。日本におけるこのような問題
  は只今研究中です。しかし次のような事を助言する事
  はできます。
     1.正教徒が非正数徒と結婚する時,その非正教
      徒を正教会に導く事。
     2.正教徒が非正教徒と結婚する時,その正教徒
      の信仰が非正教徒の配偶者によつてみだされ
      ないという約束をする事。
     5.正教徒は結婚する非正教徒と彼等の子供が正
      教会の信仰で洗礼を受け,結婚する事などを
      教会は勧めております。

 
    ≪ 聖 傅 機 密 ≫
    聖傅は聖神の恵みを通して精神的,身体的病を癒
  やし,魂を堅固にするためであります。聖神は司祭の
  祈りを通して降ってきます。聖イアコフは書札の中で
  言つています。"爾等の中に病む者あらば,教会の長老
  等を招くべし,彼等主の名に依りて,彼に油をつけて
  彼の為に祈祷すべし”(イアコフ公書5の14)。

(間) いつどのようにして聖傅機密は行われますか。
(答) 聖傅機密は要望に依つていつでも行われます。教
  会の中でも家庭においても,病院においても患者のお
  る所で行われます。古代の教会においては,七人の司
  祭が聖傅機密を行いました。これは聖神の七つの賜を
  象どり,七つの書札と七つの福音書を読みました。現
  在では七人の司祭をもつ事はむずかしいので,二三人
  の司祭によつて行われます。聖傅機密は非常に美しい
  感動的な祈祷の一つです。七人の司祭が小麦粉,純粋
  なオリーブ油,十字架,福音書,油をつけるための七
  本の筆が教会の中のテーブルの上こおかれ,特別な祈
  りと聖歌が歌われ,七つの福音と七つの書札が読まれ
  病める人は聖にせられた油に依つて七回つけられます。

(問) 病気でない者に聖傅機密を行う事ができますか。
(答) 原則として病者のみに限られておりますが,しか
  し精神的病のために,信仰を固める意味でぬられる事
  もあります。
 

    ≪ 諸 祈 祷 習 慣 ≫

  <聖堂成聖式>
  教会が建てられる時,その土地と壁と土台になる所の土
地が祝福されます。教会が完成した後,もつとも荘厳な祈祷
の一つに依つて成聖されます。十字行が新しい教会の囲りに
行われ,不朽体が宝座の中に安置され,壁は聖膏をもつてぬ
られます。土地と教会の祝福の祈祷は主教に依つてなされま
す。同時に教会は聖なる器物を成聖し燭台などもこの時に祝
福されます。

  <聖水式>
  聖水の祝福は正教会で度々行われます。聖水は司祭が信
者を祝福し,新しい家種々の器物などを祝福します。聖水式
は二つあります。小聖水式と大聖水式です。大聖水式は神現
祭(洗礼祭}の日に主の洗礼を記憶した特別の祈祷をもつて
行われます。祝福された水で司祭は信者の家を訪問し,彼等
を祝福します。同様に神現祭には人々を祝福します。彼等は
聖水を家にもつて行き,神の助けを必要とする時にそれを使
います。小聖水式は必要に応じていつでも行われます。たと
えば新築した家の祝福,お墓,種々の器物などにです。

  <教会器物の祝福>
  教会で使われる器物は,使用される前に祝福されなけれ
ばなりません。

  <新築した家と器物の祝福>
  新しい家に住む時,最初に祝福を受けます。このほか,
農場や穀物や井戸や生産物の祝福も受けます。

  <誕生における祈祷>
  婦人が出産する前に痛海と聖体機密を受け精神的に準備
します。出産後は8日目に洗礼と名命式を行います。洗礼の
後,40日目に母親は教会へやって来て,彼女の産後の祈りを
神の前に行つて潔めてもらいます。その時から聖体を受ける
事ができ,聖神の恵みを受けます。

  <必要に応じての諸祈藤>
  教会ではあらゆる必要に応じて祈蒔をする事があります.
生神女に対する祈り,諸里人に対する祈り,感謝の祈り(モ
レーづン)などすべて教会にあります。

  <臨終,埋葬,その後め諸習慣>
  正教会では死者の葬りに対して常に重要な注意をむけて
おります。死者の事について次のような事に注意しましょう。
   1.死南前の臨終者に対して正教会は痛悔機密と領聖を
行ないます。家族の人はこれら二つの機密を受ける事なくし
て死ぬような事がないように注意しなけれはなりません。あ
る人々はこれらの機密を緊急の場合しか与えないと考えてい
るのは誤まつております。領聖は生きる事を強めるはかりで
なく,死に面した者をも救うのであります。それ故どのよう
な時でも人は病気の時に一番最初にしなけれはならないもの
の一つは痛悔と領聖の機密を受ける事であります。
   2.人が死んだ後,教会は悲しみの鐘を鳴らします。こ
れは他の人々に死を知らせ,各々が「神はこの人を許し給う
よう」祈ります。正教会の習慣に依ると納棺を自宅で,教会
で,葬儀場で行います。棺を置く時,頭を東に向けて(東を
向いて立つた人が床に倒れた位置の事)置きます。それは誠
の光,基督が東から来た事を意味します。聖像あるいは十字
架は亡くなつた人の胸の上に置き,離れた魂を求める悪魔か
ら守るためです。棺の頭の所の灯は基督と光が福音に依つて
この世こもたらされた事を象徴し,生ける者と死せし者をこ
の世の終りまで導く事です。死体が準備された後に,正教会
は家庭においてその夜にリティヤ(死者の祈祷)を捧げます。
この祈祷は埋葬祈祷を簡略化したものです。
   3.埋葬は死後第3日日に行われます。その時の事情に
おいて祈祷は葬儀場あるいは教会で行われます。通常,死者
は教会に運ばれて,彼が生前に祈つていた場所で永遠の旅こ
出るのが普通です。教区の会員でなかつた所の者はその教会
に運んでくる事はあまりありません。埋葬式の最も大切な部
分は司祭が ”諸の霊神と諸の肉体との神‥”と祈る時であ
ります。棺が閉される前に死者に最後の救罪の祝文が与えら
れます。それは死者への生命の愛について象り、離れた者へ
の許しとなります。
   4.正教徒の埋葬式は常に墓地で行われます。司祭は墓
の所で救罪の祝文を求みます。原則として火葬は禁止されて
おります。土は十字の形をもつて棺の上に投げられ,土から
来た者が再び土に帰る事を意味しております。
   5.棺が閉じられる前に,あるいは墓の所で,司祭はブ
ドウ酒と油を一緒こ混ぜたもの,あるいは香炉から灰を身体
の上に注ぎます。ブドウ酒は人の身体をめぐる血を意味し,
私たちの希望が死者の復活におかれている事を意味します。
灰は”塵と灰になるという”聖書の言葉を意味しております。
   6.信者と幼児と司祭と修道土の埋葬祈祷はそれぞれ違
います。
   7.光明適間と復活祭と聖フオマの日曜日の間,埋葬式
は復活の喜びを表わす復活祭の聖歌が始んどで栴成されてお
ります。
   8.埋葬の時間は定められておりません。通常その地方
の習惧などに従います。           _.
   9.一般の埋葬式は日曜日,あるいは諸祭日には行われ
ません。それというのは喜びの日々だからであります。
  10.自殺あるいは正教会に依つて破門されたところの者
未信者は教会に依つて葬る事はでさません。

  <死後の諸惧習と祈蒔>
  人が死んで葬られた時,その者は永遠の安らぎの場こ行
つたのであります。主の再臨迄死者は教会で祈祷する者に依
つて,つまり生きている者の祈りに依つて助けられます。で
すから死んだ後にも生者は死者のために祈祷をします。それ
は大体三つのグループに分けられます。
      1.十字架を塞の上にたてる事。
      2.パエヒダ。
      5.死者のためめ聖体礼儀。
   1.十字架を墓の上にたてる事は葬りの後,最初にしな
ければならない事です。墓における十字架は死に勝つた十字
架の基督の勝利を意味しております。死者の魂は常に十字架
の加護のもとにあります。墓石としての十字架をたてる時は
司祭の祈りが必要とされています。
   2.パニヒダとは死者記憶の祈祷の事で,終夜あるいは
奉事の祈祷の意味で,初代教会の正教徒が終夜死者の墓上で
祈つた事から由来しております。新永眠者又は永眠者こ対し
て行なう死者記憶の祈祷の日は
      イ)永眠後5日日(苑より復活した鼻音を記念し
        ます)。
      ロ)9日日(九つの楷歓の天使と共に天鼠にある
        事を意味します)。
      ハ)20日日。
      ニ)40日日(昇天した基督に依り,魂の天国こ
        救われる事を意味します).
      ホ)1年忌。
バニヒダには死者の記憶のために糖飯を用意します。糖飯は
料理した小麦とハチミツを混ぜて作ります。小麦の代りに米
でもよろしいです。料理した小麦(米)は死者の死の後の復
活を意味します。小麦の粒ま最初に士にうめられ,それから
芽が出て実を結びます。同様に人も初めに葬られ,それから
後に永遠に復活するのです。古き時代にほ糖飯は大抵貧しい
者に与えられ,この日のために恵みの行為が死者の記憶にな
された事を意味します。
   5.死者のための聖体礼儀とはパニヒダや死者の記憶以
外に信者は死んだ者の名をもって聖体礼儀を行う事がありま
す。遺家族の希望に依つてなされる場合が多いのです。


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