付録 2


  マルコの章程

 

聖大齋内に三歌齋經に、遇ふ所の大聖人、主の迎接祭、及び至聖生神女の福音祭の奉事を合せて歌ふ式を載す。

知るべし、若し三成聖者大ワシリイ、神學者グリゴリイ、及び金口イオアン祭が税吏、或は蕩子、或は斷肉の主日に遇はば、

彼等の全奉事を前驅の聖首の發見の奉事と同じく歌ふ、下に記すが如し、一千三百七頁を看よ。

若し三成聖者祭が断肉の「スボタ」に遇はば、

彼等の奉事を一切變更なく前に金曜日に歌ふ。

若し三成聖者祭が乾酪週間の月曜日或は火曜日に遇はば、

其奉事を一切前驅イオアンの尊首の發見の如く歌ふ、一千三百九頁を看よ。

若し三成聖者祭が乾酪週間の水曜日に遇はば、

其奉事を同乾酪週間の火曜日に歌ふ。

若し金曜日に遇はば、其奉事を木曜日に歌ふ。

 

[*]知るべし、若し主の迎接祭の前期がファリセイ、或は蕩子、或は斷肉、或は斷酪の主日に遇はば、式左の如し。

「スボタ」に、小晩課に、主日の讃頌及び生神女の、常例の如し。大晩課に、讃頌は主日の三、及びアナトリイの一、三歌經の三、及び祭前期の三。

若し斷肉の主日ならば、讃頌は主日の三、三歌經の四、及び祭前期の三。光榮、三歌經の。今も、當調の第一の生神女讃詞。「リティヤ」に、讃頌は本堂の、及び祭前期の、晩課の挿句の。光榮、三歌經の。今も、祭前期の早課の挿句の。挿句に、讃頌は主日の。光榮、三歌經の。今も、祭前期の。の祝福に、讃詞は「生神童貞女よ」二次、并に祭前期の一次。「願はくは主

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の名は崇め讃められて」、三次。及び誦讀。

【注意】 徹夜のなき處には、「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に。讃詞は主日の。光榮、今も、祭前期の。晩堂課には、「天に在す」の後に、祭前期の小讃詞を誦す。光榮、今も、三歌經の。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の二次。光榮、今も、祭前期の、及び其他規程に至るまで主日の。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、生神女の二句に、祭前期の四句に、及び三歌經の四句に。共頌は祭日の。

 

   若し断肉の主日ならば

【注意】 規程は主日の四句に、祭前期の四句に、及び三歌經の六句に。共頌は三歌經の。第三歌頌の後に小讃詞は祭前期の、及び同讃詞坐誦讃詞は三歌經の、二次。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は三歌經の。第九歌頌の後に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、三歌経の。今も、祭前期の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は主日の五章、三歌經の三、其附唱と共に。

 

    若し斷肉或は斷酪の主日ならば、

【注意】 讃頌を歌ふこと主日の四、及び三歌經の四、其附唱と共に。光榮、三歌經の。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌、復活の讃詞。聯、及び發放詞。次に、光榮、今も、福音の讃頌。并に第一時課、前院に。各時課に、讃詞は主日の。光榮、祭前期の。今も、時課の生神女讃詞。聖三祝文の後に小讃詞は祭前期の、及び三歌經の、誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は、本調の四句に、及び三歌經の第三歌頌四句に、并に、祭前期の第六歌頌四句に。聖入の後に讃詞は主日の、及び祭前期の。光榮、小讃詞は三歌經の。今も、祭前期の。提綱は本調の。使徒、福音經、及び領聖詞は本日の。

 

[*]若し主の迎接祭の前期が斷肉の「スボタ」に遇はば、

其時主の迎接祭の前期の奉事を前に本週間の金曜日に歌ふ、聖キル、イオアン、及びトリフォンの奉事と

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共に。

 

[*]若し主の迎接祭の前期が乾等酪週間の月曜日或は火曜日或は木曜日に遇はば、

【注意】 「主よ、爾にぶ」に、讃頌は祭前期の三、及び聖人の三。光榮、聖人の。今も、祭前期の。挿句に、三歌經の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭前期の。晩堂課に、「常に福にして」の後に小讃詞は祭前期の。早課に、「主は神なり」に、讃詞は祭前期の二次。光榮、聖人の。今も、祭前期の。第一の「カフィズマ」の後に聯、及び坐誦讃詞は祭前期の。第二の「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は三歌經の、聯なし。規程は祭前期の、「イルモス」と共に八句に、及び聖人の四句に。

 

【注意】 三歌頌の至る處には、規程を歌ふこと祭前期の、「イルモス」と共に四句に、致命者の三讃詞を二句に、及び三歌經の八句に。共頌は三歌經の。第三歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞并に坐誦讃詞は聖人の。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭前期の。第九歌頌の後に、光耀歌は聖人の。光榮、今も、祭前期の。挿句に、三歌經の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭前期の。「至上者よ、主を讃榮し」及び聖三祝文の後に、讃詞は致命者の。光榮、今も、祭前期の。

各時課に、讃詞は祭前期の、光榮、致命者の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、祭前期の小讃詞を變更なく誦す。聖體禮儀に、眞福詞は祭前期の規程の第三歌頌、及び致命者の第六歌頌。聖入の後に讃詞は祭前期の、及び本堂の聖人の、并に致命者の。次に小讃詞は本堂の聖人の。光榮、致命者の。今も、祭前期の、提綱、使徒、福音經、及び領聖詞は本日の、并に聖人の。

 

[*]若し主の迎接祭の前期が乾酪週間の水曜日或は金曜日に遇はば、

火曜日の晩に、「主よ爾にぶ」に、讃頌は祭前期の三、及び聖人の三、光榮、聖人の。今も祭前期の。挿句に、三歌經の自調二次、及び致命者讃詞、常例の附唱と共に。光榮、今も、祭前期の。聖三祝文の後に、讃詞は聖人の。光榮、今も、祭前期の。聯、三大拜、及び發放詞。晩堂課に、大課を「吾が義の神よ」より始めて歌ふ。其中に三歌經の早課の第一の三歌頌を歌

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ふ。「常に福にして」及び聖三祝文の後に、小讃詞は祭前期の。并に三大拜。祝文。及び常例の發放詞。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は祭前期の二次。光榮、聖人の。今も、祭前期の。第一の「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は祭前期の。第二の「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は三歌經の二次。光榮、今も、十字架生神女讃詞、聯なし。規程は祭前期の、「イルモス」と共に六句に、聖人の四句に、及び三歌經の四句に。三歌頌の至る時には、規程を歌ふこと、祭前期の、「イルモス」と共に四句に、聖人の三讃詞を二句に、及び三歌經の八句に。本規程の順序の歌頌四句に、及び第二の三歌頌の四句に、第一の三歌頌は前に晩堂課に之を歌へり。第三歌頌の後に、小讃詞及び坐誦讃詞は聖人の。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭前期の。第九歌頌の後に、光耀歌は聖人の。光榮、今も、祭前期の。挿句に、讃頌は三歌經の二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭前期の。聯。三大拜、發放なし、及び第一時課。第一時課に、讃詞は祭前期の。光榮、聖人の。今も、時課の生神女讃詞。聖三祝文の後に小讃詞は祭前期の。「常に福にして」の後に、三大拜。并に發放詞。發放詞の後に「リティヤ」。同じく其他の各時課に讃詞は祭前期の、及び聖人の。第六時課に、常例の讃詞及び誦讀。聖三祝文の後に小讃詞は祭前期の、并に各時課に三大拜。祭日の晩課を其定刻に行ふ。

若し金曜日に遇はば、祭前期の晩早の奉事を前述の如く變更なく行ふ。晩堂課に、早課の第一の三歌頌、第六調。

 

若し主の迎接祭の前期が乾酪週間の「スボタ」に遇はば、

晩課に、順序の「カフィズマ」。「主よ、爾にぶ」に讃頌は六句に、祭前期の三、及び聖神父等の三歌經の三。光榮、聖神父等の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。提綱は本日の。三歌經の誦讀、并に提綱、願くはイズライリは主を侍みて」。挿句に、三歌經の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、諸父の。今も、祭前期の。「主宰よ、今爾の言に循ひて」、及び聖三祝文の後に、讃詞は諸父の。光榮、今も、祭前期の聯、及び發放詞。

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【注意】 晩堂課に「常に福にして」、及び聖三祝文の後に、小讃詞は諸父の。光榮、今も、祭前期の。

早課に、「主は神なり」に讃詞は祭前期の二次。光榮、聖神父等の。今も、祭前期の。「カフィズマ」の後に、兩坐誦讃詞は諸父の。今も、祭前期の。規程は祭前期の、「イルモス」と共に六句に、「イルモス」二次、并に諸父の八句に。共頌は三歌經の「イルモス」。第二歌頌の三歌經の「イルモス」を歌ふこと一次、後に同「イルモス」を以てふ。第三歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は祭前期の。坐誦讃詞は諸父の。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は諸父の。光耀歌は諸父の。光榮、今も、祭前期の。「凡そ呼吸ある者」に、諸父の四句に。光榮、諸父の。今も、祭前期の。大詠頌。其他早課の。各時課に、讃詞は祭前期の。光榮、諸父の。今も、時課の生神女讃詞。小讃詞は祭前期、及び諸父の、誦す。

【注意】 聖體禮儀に、眞福詞は、祭前期の第三歌頌四句に、及び諸父の第六歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は祭前期の、及び諸父の。光榮、小讃詞、諸父の。今も、祭前期の。其他凡ての奉事は本日及び諸父の。致命者トリフォンの奉事は晩堂課に、或は聖務長の定むる時に之を歌ふ。

 

[*]知るべし、若し主の迎接祭が税吏及びファリセイ、或は蕩子、或は斷肉、或は斷酪の主日に遇はば、式左の如し。

「スボタ」に、小晩課に、讃頌は主日の本調の四句に。光榮、今も、祭日の。挿句に、讃頌は主日の一、及び祭日の大晩課の挿句の、其附唱と共に。光榮、今も、祭日の。讃詞は主日の。光榮、今も、祭日の。并に發放詞。大晩課に、第一の「カフィズマ」全文を歌ふ。「主よ、爾にぶ」に、讃頌は主日の本調の三、三歌經の三、及び祭日の四。

【注意】 若し斷肉の主日ならば、主日の三、三歌經の四、及び祭日の三。光榮、三歌經の。今も、祭日の。聖入。祭日の誦讀三。「リティヤ」に、讃頌は祭日の、第一調、「日の老いたる者」、及び其他二。次に、三歌經の「凡そ呼吸ある者」の、第一、第三調、「我等信者はファリセイの高慢の聲を悪みて」。第二、第八調、「主よ、爾は、行を以て誇りて己を義と爲ししファリセイを罪し」。

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【注意】 若し蕩子の主日ならば、祭日の讃頌の後に、三歌經の「凡そ呼吸ある者」の三章を歌ふ、第一、第二調、「主よ、我蕩子の聲を爾に捧ぐ」。第二、第八調、「我放蕩に生活して、父の産業の富を浪費し」。第三、第六調、「仁慈なる父よ、我爾より遠かれり」。

【注意】 若し斷肉の主日ならば、祭日の讃頌の後に、「凡そ呼吸ある者」の二章を歌ふ、第一、第六調、「我彼の日及び時を思ふ」。第二、「審判者が威嚴なる寶座に坐せん時、鳴呼其時」。

【注意】 若し斷酪の主日ならば、「リティヤ」に、三歌經の「凡そ呼吸ある者」の二章を歌ふ、第一、第五調、「アダムは泣きて呼べり、哀しい哉我や」。第二、「諸徳の馳場は啓かれたり」。光榮、ファリセイ、蕩子、斷肉及び斷酪の各主日に、三歌經の、其「リティヤ」に載する所を歌ふ。今も、祭日の。

【注意】 (三歌經讃頌が一も歌はれずして遺さるることなき爲に、斯く「凡そ呼吸ある者」の讃頌を晩課の「リティヤ」に歌ふことに規定せられたり。)挿句に、讃頌は主日の。光榮、三歌經の。今も、祭日の。餅の祝福に、讃詞は祭日の、三次。使徒經の講説の誦讀。

徹夜を行はざる處に、「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に、讃詞は主日の。光榮、今も、祭日の。晩堂課に、聖三祝文の後に、小讃詞は三歌經の。光榮、今も、祭日の。夜半課を常例の如く聖三者の規程と共に歌ふ。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、今も、祭日の。「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は主日の、其生神女讃詞と共に。并に福音經の講説の誦讀。多燭詞は祭日の、及び諸讃詞、「救世主よ、天使の軍は」。若し蕩子、或は斷肉、或は斷酪の主日ならば、第三の聖詠をも加ふ、「我等曾てワワィロンの河邊に坐し」。次に祭日の讃揚詞、及び祭日の坐誦讃詞、各一次。祭日の誦讀。品第詞は本調の、提綱は祭日の。「凡そ呼吸ある者」。福音經は祭日の。「ハリストスの復活を見て」、及び第五十聖詠。祭日の讃頌規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、三歌經の四句に、及び祭日の六句に。共頌は祭日の、兩詠隊共に。

 

【注意】 若し斷肉の主日ならば、規程は主日の四句に、三歌經の六句に、及び祭日の四句に。

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後に小讃詞及び同讃詞、并に坐誦讃詞は三歌經の。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に、小三歌頌の讃詞及び同讃詞は祭日の。祭日集略を讀む。第九歌頌に「ヘルワィムよりより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、三歌經の。今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は主日の四、及び祭日の四、祭日の附唱と共に。光榮、祭日の。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。

【注意】 若し斷肉の主日ならば、「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は主日の四、及び祭日の四、光榮のと共に、祭日の附唱と共に。祭日の讃頌畢りて後に句を誦す、「主我が神よ、起きて、爾の手を擧げよ」、并に三歌經の自調の讃頌を歌ふ、第八調、「愛せらるる者と爲りし預言者ダニイルは」。光榮、第一調、「兄弟よ、我等は諸徳の女王を以て預己を潔めん」。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。

【注意】 若し斷酪の主日ならば、「凡そ呼吸ある者」に、斷肉の主日の如くに歌ふ、并に同句を誦す、「主我が神よ、起きて、爾の手を擧げよ」。次に三歌經の自調の讃頌を歌ふ、第六調、「アダムは食に縁りて戒を犯しし者として樂園より逐ひ出され」。光榮、同調、「諸徳の馳場は啓かれたり」。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。復活の讃詞。及び常例の發放詞。前院に出づ。光榮、今も、福音の讃頌、及び第一時課。第一時課并に其他の各時課に、讃詞は主日の。光榮、祭日の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は祭日の、及び三歌經の、誦す。聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、三歌經の第三歌頌四句に、及び祭日の第六歌頌四句に。聖入の句は祭日の。共後讃詞は主日の及び祭日の。光榮、小讃詞は三歌經の。今も、祭日の。提綱は本調の、或は三歌經の、并に祭日の。使徒、アリルイヤ、福音經及び領聖詞は先に本日の、後に祭日の。

 

[*]若し主の迎接祭が斷肉の「スボタ」に遇はば、

死者の晩及び朝の奉事は前の「スボタ」、或は斷肉の木曜日に之を歌ふ。本「スボタ」には唯祭日の全奉事を變更なく歌ふ。

 

[*]若し主の迎接祭が乾酪週間の月曜日、或は火曜日、或は木曜日に遇はば、

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小晩課に、「主よ、爾にぶ」に讃頌は祭日の四句に。光榮、今も、祭日の。挿句に、三歌經の本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。讃詞は祭日の。聯及び發放詞。大晩課及び早課に、祭日の全奉事は變更なく行はる、前の次第に記ししが如し。蓋乾酪週間には、「スボタ」及び主日の外、祭日が何の日に遇ふとも、三歌經は祭日と共に歌はず。但本日の自調の讃頌を小晩課に誦す、前に記ししが如し。 

【注意】 徹夜のなき處には、大晩課を歌ふこと前述の如し。挿句には、光榮、三歌經の本日の自調。今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に、祭日の讃頌の後に、光榮、三歌經の本日の自調。今も、祭日の。大詠頌。時課に、及び聖體禮儀に、全奉事は祭日の。本日の使徒及び福音經は預之を讀む。

 

【注意】 若し主の迎接祭が乾酪の水曜日、或は金曜日に遇はば、

小晩課、大晩課、及び早課に、全奉事は乾酪の月曜日に記しし如く變更なく行ふ。晩課、早課、及び各時課の末に三大拜あり。時課にのみ祭日の讃詞及び小讃詞を誦す。第六時課に喩言の讃詞、及び喩言の誦讀あり。定刻に金口の聖體禮儀を行ふ。晩課を常例の如く其定刻に歌ふ。首誦聖詠の後に、順序の「カフィズマ」。

【注意】 徹夜を行ふ處には、「カフィズマ」を誦せず、常例の聖詠の後に「主よ爾にぶ」を歌ふ。次に讃頌、祭日の三、及び聖シメオンの三。光榮、聖人の。今も、祭日の。本日の提綱、并に喩言。次に提綱、「願はくはイズライリは主を恃みて」。挿句に、三歌經の本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。讃詞は祭日の、并に發放詞。

【注意】 若し主の迎接祭が乾酪の月曜日に遇はば、早課の三歌頌を主日の晩堂課に歌ふ。三歌經の早課の本日の自調を祭日に、「凡そ呼吸ある者」の光榮に歌ふ。

若し主の迎接祭が乾酪の火曜日に遇はば、第二の三歌頌を乾酪の水曜日の晩堂課に歌ふ。早課の本日の自調を祭日に、「凡そ呼吸ある者」の光榮に歌ふ。

若し主の迎接祭が乾酪の水曜日に遇はば、水曜日の規程及び三歌頌を乾酪の木曜日の晩堂課に歌ふ。早課の本日の自調を祭日に、「凡そ呼吸ある者」の光榮に歌ふ。

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若し主の迎接祭が乾酪の木曜日に遇はば、木曜日の三歌頌を乾酪の火曜日の晩堂課に歌ふ。若し主の迎接祭が乾酪の金曜日に遇はば、金曜日の規程及び三歌頌を乾酪の水曜日の晩堂課に歌ふ。

 

 

[*]若し主の迎接祭が乾酪の「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩に、小晩課に、讃頌は祭日の四句に。光榮、今も、祭日の。提綱及び喩言は本日の、及び其後提綱、「願はくはイズライリは主を恃みて」。挿句三歌經の本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。讃詞は祭日の、及び發放詞。大晩課に、第一の「カフィズマ」の第一を歌ふ。「主よ、爾にぶ」に十句を立てて讃頌を歌ふ、祭日の六句に、及び聖神父等の四句に。光榮、聖神父等の。今も、祭日の。聖入。本日の提綱、及び祭日の誦讀。「リティヤ」に、讃頌、光榮、今も、祭日の。挿句に、讃頌は祭日の。光榮、諸父の。今も、祭日の。の祝福に、讃詞は祭日の、二次、及び諸父の、一次、并に祭日の誦讀。

 

【注意】 徹夜のなき處には、大晩課に皆前述の如く歌ふ。提綱、及び誦讀は本日の、并に提綱、「願くはイズライリは主を恃みて」。次に祭日の誦讀。挿句には祭日の。次に諸父の附唱、聖人の死は主の目の前に貴し。并に彼等の自調を歌ふ、「克肖なる諸神父よ、我等修士の大數は今爾等を嚮導師として尊む」。光榮、三歌經の自調。今も、祭日の。

早課に、「主は神なり」に讃詞は祭日の、二次。光榮、諸父の。今も、祭日の。「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は祭日の。并に祭日の誦讀。多燭詞の後に坐誦讃詞は祭日の。品第詞、第四調の第一倡和詞提綱。「凡そ呼吸ある者」。福音經。第五十聖詠の後に、讃頌は祭日の。規程は祭日の、「イルモス」と共に八句に、及び諸父の六句に。共頌は祭日の。第三歌碩の後に、小讃詞及び同讃詞は諸父の。坐誦讃詞は諸父の、次。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は祭日の。并に祭日集略を讀む。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は祭日の。光榮、諸父の。今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に讃頌は祭日の三、及び---------------------[マルコの章程       1300]---------------------

諸父の三。光榮、諸父の。今も、祭日の。大詠頌。讃詞は諸父の。光榮、今も、祭日の。聯及び發放詞。常例の如く前院に出でて第一時課を歌ふ。各時課に、讃詞は祭日の。光榮、諸父の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は祭日の。

聖體禮儀に、眞福詞は祭日の第三歌頌四句に、及び諸父の第六歌頌四句に。聖入の句は祭日の。讃詞は祭日及び諸父の。光榮、小讃詞は諸父の。今も、祭日の。提綱、使徒、アリルイヤ、福音經、及び領聖詞は先に祭日の、後に諸父の。

 

[*]若し主の迎接祭が齋の第一週間の月曜日に遇はば、

祭日の奉事を斷酪の主日に前述の如く歌ふ。

 

[*]知るべし、若し主の迎接祭の後期がファリセイ、或は蕩子、或は斷肉の主日に遇はば、

小晩課に、「主よ、爾にぶ」に、及び挿句に、讃頌は八調經の、常例の如し。大晩課に、「主よ、爾にぶ」に讃頌は主日の四、三歌經の三、及び祭日の三。

 

【注意】 若し斷肉の主日ならば、讃頌は主日の三、三歌經の四、及び祭日の三。光榮、三歌經の。今も、本調の第一の生神女讃詞。「リティヤ」に讃頌は祭日の順序の、當日の挿句の、及び三歌經の「凡そ呼吸ある者」の。光榮、三歌經の。今も、祭日の。挿句に、讃頌は主日の。光榮、三歌經の。今も、祭日の餅の祝福に讃詞、「生神童貞女よ、慶べよ」、二次、祭日の、一次、及び誦讀。「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、今も、祭日の。「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は主日の、其生神女讃詞と共に。

并に福音經の講説の誦讀。「ネポロチニ」の後に諸讃詞、「救世主よ、天使の軍は」。

 

【注意】 若し蕩子、或は斷肉の主日ならば、多燭詞を歌ふ、第三の聖詠、「我等曾てワワィロンの河邊に坐し」をも加ふ。品第詞、及び提綱は本調の。「凡そ呼吸ある者」。主日の福音經。「ハリストスの復活を見て」、及び其他。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、生神女の二句に、三歌經の四句に、及び祭日の四句に。共頌は祭日の。

---------------------[マルコの章程       1301]---------------------

若し斷肉の主日ならば、規程は主日の四句に、三歌經の六句に、及び祭日の四句に。共頌は三歌經の。第三歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は祭日の。光榮、坐誦讃詞は三歌經の。今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は三歌經の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、三歌經の。今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に讃頌は主日の四及び祭日の自調四、其附唱と共に。

【注意】 若し斷肉の主日ならば、句を誦す、「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」。并に三歌經の自調の讃頌を歌ふ、「愛せらるる者と爲りし預言者ダニイルは」。光榮、三歌經の「兄弟よ、我等は諸徳の女王を以て預己を潔めん」。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。

若しファリセイ或は蕩子の主日ならば、三歌經の句を誦せず、祭日の讃頌の後に誦す、光榮、三歌經の。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖三祝文の後に復活の讃詞。聯及び發放詞。常例の如く前院に出づ。光榮、今も、福音の讃頌、及び第一時課。各時課に讃詞は主日の。光榮、祭日の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に小讃詞、三歌經及び祭日の、誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、三歌經の第六歌頌四句に、及び祭日の順序の歌頌四句に。聖入の後に讃詞は主日の、及び祭日の。光榮、小讃詞は三歌經の。今も、祭日の。提綱、使徒、アリルイヤ、福音經及び領聖詞は本日の。

【注意】 若し迎接祭の後期が斷肉の「スボタ」に遇はば、後期の奉事を措きて、「スボタ」の死者の順序の奉事を歌ふ。

[*]若し主の迎接祭の後期が乾酪の月曜日、或は火曜日、或は木曜日に遇はば、

「主よ、爾にぶ」に、讃頌は祭日の三、及び聖人の三。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。

若なくば、光榮、今も、祭日の。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。讃詞は、若し之あらば聖人の。光榮、今も、祭日の。聯及び發放詞。 

早課に、「主は神なり」に讃詞は祭日の、二次。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は祭日の。規程は祭日の、「イルモス」と共に八句に、及び---------------------[マルコの章程       1302]---------------------

月課經の四句に。三歌頌の處には、規程を歌ふ、祭日の、「イルモス」と共に四句に、月課經の三讃詞を二句に、及び三歌經の八句に。若し聖人の小讃詞及び同讃詞あらば、之を三歌頌の後に誦す。次に三歌經の坐誦讃詞、第二の「カフィズマ」の後に載す。光榮、聖人の。今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の。第九歌頌の後に、光耀歌は祭日の。光榮、聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は祭日の四句に、當日の挿句の。光榮、今も、祭日の。挿句に三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。「天に在す」の後に、讃詞は聖人の。光榮、今も、祭日の。若しなくば、祭日ののみ。聯の後に第一時課。各時課に、讃詞は祭日の。光榮、若し之あらば聖人の。今も、時課の生神女讃詞。聖三祝文の後に、小讃詞は祭日の、變更なく誦す。

[*]若し主の迎接祭の後期が乾酪週間の水曜日、或は金曜日に遇はば、

叩拝なし、唯各時課の終に三大拜を爲す。晩課に、「主よ、爾にぶ」に讃頌は祭日の三、及び月課經の聖人の三。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。挿句三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。讃詞は、若し之あらば聖人の。光榮、今も、祭日の。若しなくば、祭日の。聯。三大拜。及び發放詞。晩堂課に大課を歌ふ。其中に三歌經の早課の第一の三歌頌を歌ふ。「常に福にして」、及び聖三祝文の後に、小讃詞は祭日の。「ヘルワィムより尊く」の後に、三大拜。發放にも三拜。同じく夜半課にも、「ヘルワィムより尊く」の後に三大拝。早課に、「主は神なり」に、讃詞は祭日の、二次。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は祭日の。規程は祭日の、「イルモス」と共に六句に、月課經の四句に、及び三歌經の四句に。三歌頌の至る時には、規程を歌ふこと、祭日の、「イルモス」と共に四句に、月課經の二句に、始の二、讃詞を一に合す、三歌經の八句に。本規程の順序の歌頌四句に、及び第二の三歌頌の四句に。第一の三歌頌は前に晩堂課に之を歌へり。第三歌頌の後に小讃詞は聖人の。次

---------------------[マルコの章程       1303]---------------------

に坐誦讃詞は三歌經の。光榮、聖人の。今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の、并に祭日略解。第九歌頌の後に、光耀歌、若し之あらば聖人の。光榮、今も、祭日の。若しなくば、祭日の、二次。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は祭日の四句に、當日の挿句の。光榮、今も、祭日の。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、若し之あらば聖人の。今も、祭日の。若しなくば、光榮、今も、祭日の。聖三祝文の後に讃詞、若し之あらば聖人の。光榮、今も、祭日の。若しなくば、唯祭日の。聯。三大拜、及び第一時課。第一時課に、讃詞は祭日の。光榮、聖人の。今も、時課の生神女讃詞。聖三祝文の後に、小讃詞は祭日の。「ヘルワィムより尊く」の後に三大拜。及び其他。并に最後の發放詞、及び三拜。同じく他の時課にも祭日の讃詞を誦す。聖三祝文の後に、祭日の小讃詞。「ヘルワィムより尊く」の後に三大拜。第六時課に、讃詞喩言及び提綱。第九時課の後に眞福詞を歌はずして誦す、及び其他。水曜日の晩に、讃頌は祭日の三、及び月課經の聖人の三。光榮、今も、祭日の。次に提綱、及び本日の喩言。挿句に三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。其後聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」、并に三大拜。祝文、「至聖なる三者、一性の權柄」。「願はくは主の名は崇め讃められて」、三次、及び第三十三聖詠。發放詞、并に三拜。

 

[*]若し主の迎接祭の後期が乾略の「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩に、時課の發放の後に直に晩課を始む。常例の「カフィズマ」の後に、讃頌は祭日の三、及び諸父の三。光榮、諸父の。今も、祭日の。提綱及び喩言は本日の。次に「主よ、我等を守り、罪なくしく此の晩」。挿句三歌經の自調。光榮、諸父の。今も、祭日の。讃詞は諸父の。光榮、今も、祭日の。聯及び發放詞。晩堂課に、小讃詞は祭日の。

早課に、「主は神なり」に讃詞は祭日の、二次。光榮、諸父の。今も、祭日の。兩「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は諸父の、各二次。光榮、今も、祭日の。祭日或は諸父の誦讀。規程は祭日の、「イルモス」と共に六句に、及び諸父の八句に。共頌は祭日の。第三歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の、并に坐誦讃詞は諸父の、二次。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は諸父の。光耀歌は諸父の。光榮、今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は祭日の三、本日の挿句の、及び諸父の三。光榮、諸父の。今も、祭日の。大詠頌。讃詞---------------------[マルコの章程       1304]---------------------

は諸父の。光榮、今も、祭日の。聯及び發放詞。常例の如く前院に出づ、并に第一時課。各時課に、讃詞は祭日の、及び諸父の。小讃詞は祭日の、及び諸父の、誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は祭日の、順序の歌頌四句に、及び諸父の第六歌頌。聖入の後に讃詞は祭日の、諸父の、及び本堂の聖人の。次に小讃詞は本堂の聖人の。光榮、諸父の。今も、祭日の。提綱、アリルイヤ、及び領聖詞は祭日の、并に諸父の。使徒及び福音經は本日の、井に諸父の。

 

 

[*]   主の迎接祭の復日の規定。

若し主の迎接祭が蕩子の主日に、或は斷肉週間の月曜日に、或は火曜日に遇はば、祭日の復日は同週間の金曜日に在り、蓋斷肉の主日には復日なし。

若し斷肉週間の水曜日、或は木曜日、或は金曜日、或は「スボタ」に遇はば、復日は乾酪週間の火曜日に在り。 

若し斷肉の主日に、或は乾酪の月曜日に遇はば、復日は同週間の木曜日に在り。

若し乾酪週間の火曜日、或は水曜日に遇はば、復日は同週間の「スボタ」に在り。

若し乾酪の木曜日、或は金曜日、或は「スボタ」に遇はば、復日は斷酪の主日に在り。

若し迎接祭が断酪の主日に遇はば、其時は一日のみを祭と爲す。

 

【注意】 若し主の迎接祭の復日がファリセイ、或は蕩子、或は斷酪の主日に遇はば、

「スボタ」に、小晩課に、本調の主日の讃頌例の如し。挿句に、讃頌は主日の、及び祭日の大晩課の挿句の。 

大晩課に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は主日の三、及び三歌經の三、并に祭日の四、光榮のと共に。光榮、三歌經の。今も、本調の第一の生神女讃詞。若し迎接の堂ならば、今も、祭日の。「リティヤ」に、讃頌は祭日の、及び三歌經の、「凡そ呼吸ある者」の、光榮の外。光榮、三歌經の。今も、祭日の。餅の祝福に、讃詞、「生神童貞女よ、慶べよ」、二次、及び祭---------------------[マルコの章程       1305]---------------------

日の、一次、「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、今も、祭日の。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は主日の、及び其生神女讃詞。并に誦讀。誦讀の後に、多燭詞を歌ふ、聖詠、「主の名を讃め揚げよ」、又聖詠、「主を讃榮せよ」。

【注意】 若し蕩子、或は斷酪の主日ならば、第三の聖詠、「我等曾てワワィロンの河邊に坐し」をも歌ふ、「アリルイヤ」と共に。其他主日の、規程に至る。規程は主日の四句に、三歌經の四句に、及び祭日の六句に。共頌は祭日の。第三歌頌の後に、小讃詞及び坐誦讃詞は三歌經の。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、三歌經の。今も祭日の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は主日の四、及び祭日の、光榮のと共に四。光榮、三歌經の。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。

若し斷酪の主日ならば、祭日の讃頌の後に、附唱を誦す、「主我が神よ、起きて」、并に三歌經の本日の自調の讃頌を歌ふ。光榮、他の讃頌。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。發放の後に、光榮、今も、福音の讃頌、及び第一時課。各時課に、讃詞は主日の。光榮、祭日の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は祭日の、及び三歌經の、誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、三歌經の第三歌頌四句に、及び祭日の第九歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は主日の、及び祭日の。光榮、小讃詞は三歌經の。今も、祭日の。提綱は本日の、及び祭日の。

斷肉の「スボタ」には、迎接祭の復日なし、同じく斷肉の主日にも。

【注意】[*]若し主の迎接祭の復日が乾酪週間の火曜日或は木曜日に遇はば、歌ふこと左の如し。

晩課に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は祭日の六句に。光榮、今も、祭日の。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞、常例の附唱と共に。光榮、今も、祭日の。讃詞は祭日の。并に發放詞。順序の聖人の奉事を晩堂課に、或は聖務長の定むる時に歌ふ。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は祭日の、三次。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は祭日の。規程は祭日の、「イルモス」と共に四句に。三歌頌のある處に、祭日の、「イルモス」と共に六句に歌ふ、并に三歌經の八句に。第三歌頌の後に、坐誦讃詞は三歌經の、第二の「カフィズ---------------------[マルコの章程       1306]---------------------

マ」の後に載す。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の。第九歌頌に、「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は祭日の、二次。「凡そ呼吸ある者」に讃頌は祭日の四句に。光榮、今も、祭日の。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。讃詞は祭日の。聯及び發放詞。

聖體禮儀に、眞福詞は祭日の、第九歌頌八句に。聖入の後に、讃詞は祭日の。光榮、今も、小讃詞は祭日の。提綱、「アリルイヤ」、領聖詞は祭日の。使徒及び福昔經は本日の。

水曜日及び金曜日には迎接祭の復日なし。

[*]若し主の迎接祭の復日が乾酪の「スボタ」に遇はば、

乾酪の金曜日の晩に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は祭日の三、及び諸父の三。光榮、諸父の。今も、祭日の。提綱、本日の喩言、提綱、「願はくはイズライリは主を恃みて」。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、諸父の。今も、祭日の。讃詞は諸父の。光榮、今も、祭日の。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は祭日の、二次。光榮、諸父の。今も、祭日の。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は祭日の。規程は祭日の、「イルモス」と共に八句に、及び諸父の六句に。共頌は祭日の。第三歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は諸父の、并に坐誦讃詞は彼等の、二次。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は祭日の。光榮、諸父の。今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は祭日の三、及び諸父の三。光榮、諸父の。今も、祭日の。大詠頌。讃詞は諸父の。光榮、今も、祭日の。常例の如く前院に出でて第一時課を歌ふ、并に最後の發放詞。

聖體禮儀に、眞福詞は祭日の、第九歌頌、四句に、及び諸父の第六歌頌、四句に。聖入の後に讃詞は祭日の、及び諸父の。光榮、小讃詞は諸父の。今も、小讃詞は祭日の。提綱は祭日の、及び諸父の。使徒及び福音經は本日の、及び諸父の。「アリルイヤ」は祭日の、及び諸父の。領聖詞は祭日の、及び諸父の。

[*]知るべし、若し前驅イオアン尊首の發見が斷肉或は斷酪の主日に遇はば、式左の如し。

---------------------[マルコの章程       1307]---------------------

断肉週間の水曜日より始めて大齋の第四週間の火曜日まで上る。

「スボタ」に、小晩課に、讃頌は主日の四、及び本調の生神女讃詞。挿句に、讃頌は主日の一、及び前驅の挿句の。「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に、讃詞は主日の。光榮、前駆の。今も、生神女讃詞、主日の。小聯及び發放詞。大晩課に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は主日の三、三歌經の四、及び前驅の三。若し斷酪の主日ならば、讃頌は主日の三、アナトリイの一、三歌經の三、及び前驅の三。光榮、三歌經の。今も、本調の第一の生神女讃詞。「リティヤ」に、讃頌は本堂の、及び三歌經の、「凡そ呼吸ある者」の第一の、第六調、「我彼の日及び時を思ふ」、第二の、「審判者が威嚴なる寶座に坐せん時」。

【注意】 若し斷酪の主日ならば、同じく三歌經の第一の讃頌を誦す、第五調、「アダムは泣きて呼べり、哀しい哉我や」、第二の、同調、「諸徳の馳場は啓かれたり」。光榮、前驅の、第六調、「神聖なる恩賜の寶藏」。今も、三歌經の、「リティヤ」の光榮に載す。挿句に讃頌は主日の。光榮、前驅の、第二調、「神聖なる慮」。今も、三歌經の。餅の祝福に、讃詞、「生神童貞女よ、慶べよ」、三次。并に使徒經の講説の誦讀。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、前驅の。今も、第一の生神女讃詞、同調。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は主日の、其生神女讃詞と共に。并に福音經の講説の誦讀。次に「主の名を讃め揚げよ」。「主を讃榮せよ」。第三の聖詠をも誦す、「我等曾てワワィロンの河邊に坐し」、「アリルイヤ」と共に。次に前驅の抜萃聖詠を歌ふ、及び諸讃詞、「救世主よ、天使の軍は」。兩坐誦讃詞各一次。光榮、多燭詞の後の坐誦讃詞。今も、生神女讃詞。并に前驅の誦讀。品第詞及び提綱は本調の。「凡そ呼吸ある者」。福音經は主日の。「ハリストスの復活を見て」。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、三歌經の六句に、及び前驅の四句に。共頌は三歌經の。

【注意】 若し斷酪の主日ならば、規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、生神女の二句に、三歌經の四句に、及び前驅の四句に。共頌は三歌經の。第三歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は前驅の、并に坐誦讃詞は彼の、二次。光榮、今も、三歌經の。前驅の誦讃。第六歌頌の後に、---------------------[マルコの章程       1308]---------------------

小讃詞及び同讃詞は三歌經の、并に祭日集略。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、前驅の。今も、三歌經の。「凡そ呼吸ある者に」讃頌は主日の四、及び聖人の、光榮のと共に四、其附唱と共に。聖人の讃頌の後に句を誦す、「主我が神よ、起きて、爾の手を擧げよ」、及び三歌經の自調の讃頌を歌ふ、第八調、「愛せらるる者と爲りし預言者ダニイルは」。光榮、第一調、「兄弟よ、我等は諸徳の女王を以て預已を潔めん」。今も、「生神童貞女よ、爾は至りにの讃美たる者なり」。

【注意】 若し斷酪の主日ならば、同じく附唱を誦す、「主我が神よ、起きて、爾の手を擧げよ」、三歌經の自調の讃頌を歌ふ、第六調、「アダムは食に縁りて戒を犯しし者として」。光榮、同調、「時は至れり、是れ属神の勤勞の始」。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖三祝文の後に復活の讃詞、聯及び發放詞。常例の如く前院に出づ。光榮、今も、福音の讃頌、及び第一時課。各時課に、讃詞は主日の。光榮、前驅の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は三歌經の、及び前驅の、誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、三歌經の第三歌頌四句に、及び前驅の第六歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は主日の、及び前驅の。光榮、彼の小讃詞。今も、三歌經の。提綱、使徒、福音經、及び領聖詞は先に本日の、後に前驅の。

 

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が斷肉の「スボタ」に遇はば、

前驅祭の全奉事は前に斷肉の金曜日に變更なく歌はる。

 

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が乾酪週間の月曜日、或は火曜日に遇はば、

主日の晩課に、第一聖詠の第一を歌ふ。(乾酪週間の他の日には順序の「カフィズマ」を誦す。)「主よ、爾にぶ」に讃頌は前驅の六句に。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞、主日の、同調に。提綱は本日の、及び前驅の喩言。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞。讃詞は前驅の。光榮、今も、生神女讃詞、主日の、及び聯。早課に、「主は神なり」に、讃詞は前驅の、二次。光榮、今も、生神女讃詞。及び常例の「カフィズマ」。第一の「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は三歌經の。并に本日の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、前驅の二坐誦讃詞。并に前驅の誦讀。多燭詞。坐誦讃詞---------------------[マルコの章程       1309]---------------------

は前驅の、二次、及び生神女讃詞。品第詞、第四調の第一倡和詞。提綱は前驅の。「凡そ呼吸ある者」。福音經は前驅の。次に第五十聖詠。讃頌は前驅の。規程は生神女の、「イルモス」と共に六句に、及び前驅の八句に。共頌は「我が口を開きて」。三歌頌のある處には前驅の規程を「イルモス」と共に六句に歌ふ、及び三歌經の八句に。第三歌頌の後に、坐誦讃詞は前驅の、二次。光榮、今も、生神女讃詞及び前驅の誦讀。第六歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は前駆の。并に祭日略解。第九歌頌の後に、光耀歌は前驅の、二次。光榮、今も、其生神女讃詞。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は前驅の四句に。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞。挿句に、三歌經の本日の自調、二次。及び致命者讃詞。光榮、前驅の、「初に盤に在りて」。今も、生神女讃詞。其他常例の如し。并に發放詞。第一時課に、讃詞は前驅の。聖三祝文の後に、小讃詞は彼の。其他の時課にも同じ。

聖體禮儀に、眞福詞は前驅の、第三及び第六歌頌。提綱、使徒、「アリルイヤ」、福音經、及び領聖詞は本日の、及び前驅の。

 

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が乾酪週間の水曜日に遇はば、

前駆の晩早の全奉事を乾酪週間の火曜日に歌ふ。

 

   若し金曜日に遇はば、

彼の奉事を木曜日に歌ふ。

 

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が乾酪の木曜日に遇はば、

水曜日に、時課に、「神よ、我が自由と自由ならざると、言と行と」、及び大拜の後に、常の如く打鐘あり、而して直に誦す、「來れ、我等の王」、三次。常例の聖詠、聯、及び讃頌は前述の如し。聖入の後に、提綱、本日の喩言。其後提綱、「願はくはイズライリは主を恃みて」。次に聖人の喩言三篇。其後「主よ、我等を守り、罪なくして此の晩」。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、前驅の、今も、生神女讃詞。「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に聖三祝文。「天に在す」の後に、讃詞は前驅の。光榮、今も、生神女讃詞、主日---------------------[マルコの章程       1310]---------------------

の。及び聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」、并に三大拜。其後祝文、「至聖なる三者、一性の權柄」。「願はくは主の名は崇め讃められて」、三次、小拜と共に、及び第三十三聖詠。次に「常に福にして」、并に發放詞。食堂に入りて乾酪及び鶏卵を食す。

 

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が乾酪の「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩課に、第一「カフィズマ」の第一を歌ふ。「主よ、爾にぶ」に、讃頌は前驅の三、及び諸父の三。光榮、前驅の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。提綱は本日の、及び喩言、其後提綱、第六調、「願はくはイズライリは主を恃みて」。次に前驅の喩言。「主よ、我等を守り、罪なくして此の晩」。及び聯、「我等主の前に吾が晩のを増し加へん」。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。次に附唱、「義人は主の爲に樂しみて」、并に前驅の自調の讃頌を歌ふ、第六調、「初に盤に在りて」。光榮、諸父の、第八調、「克肖なる諸神父よ、我等修士の大數は」。今も、生神女讃詞、同調に。讃詞は前驅の。光榮、諸父の。今も、生神女讃詞、「是れ古世より隠されて」。其後聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」、及び三大拜。次に祝文、「至聖なる三者、一性の權柄」。「願はくは主の名は崇め讃められて」、三次。第三十三聖詠、「我何の時にも主を讃め揚げん」、并に發放詞。食堂に於て乾酪及び鶏卵を食するを許す。

 

【注意】 晩堂課に、死者の為に、八調經の當調の、或は生神女の規程を前院に歌ふ。「常に福にして」、及び聖三祝文の後に、小讃詞は前驅の。光榮、今も、三歌經の諸父の。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は前驅の、二次。光榮、諸父の。今も、第一の生神女讃詞。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は諸父の、及び其生神女讃詞。并に諸父の誦讀。多燭詞、及び前驅の坐誦讃詞、各一次。光榮、多燭詞の後に坐誦讃詞。今も、生神女讃詞、及び前驅の誦讀。品第詞、第四調の第一倡和詞提綱。「凡そ呼吸ある者」。及び福音経は前驅の。第五十聖詠。讃頌は前驅の。規程は前驅の、「イルモス」と共に六句に、及び諸父の八句に。共頌は三歌經の「イルモス」。三歌經の第二歌頌をも誦文す、然れども其預言者の諸句を誦せず。第---------------------[マルコの章程       1311]---------------------

三歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は前驅の、并に坐誦讃詞は彼の。光榮諸父の。今も、生神女讃詞。及び前驅の誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は諸父の。并に祭日集略。第九歌頌の後に、光耀歌は前驅の。光榮、諸父の。今も、生神女讃詞、「凡そ呼吸ある」者に讃頌は前驅の三、及び諸父の三。光榮、諸父の。今も、生神女讃詞。大詠頌。讃詞は前駆の。光榮、諸父の。今も、生神女讃詞。前院に出づること、及び第一時課。各時課に、讃詞は前驅の。光榮、諸父の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は前驅の、及び諸父の、誦す。

 

聖體禮儀に、眞福詞は前驅の、第三歌頌四句に、及び諸父の、第六歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は本堂の、前驅の、及び諸父の。次に小讃詞は本堂の、及び前驅の。光榮、諸父の。今も、本堂の生神女讃詞、或は「ハリスティアニン等の辱を得ざる轉達」。提綱、使徒アリルイヤ、福音經、及び領聖詞は先に前驅の、後に諸父の。順序の使徒及び福音經を此と合せ誦す。

 

[*]若し前驅の尊首の發見が齋の第一週間の月曜日に遇はば、

前驅の全奉事は斷酪の主日に歌はる。

 

[*]若し前驅の尊首の發見が齋の第一週間の他の日に遇はば、

前驅の奉事は斷酪の主日に、或は齋の第一週間の「スボタ」に歌はる。

 

[*]若し前驅の尊首の發見が齋の第一週間の、「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩課に、順序の「カフィズマ」。「主よ、爾にぶ」に、十句を立てて、讃頌を歌ふ、三歌經の本日の自詞、二次、及び致命者讃詞、前驅の三、及びフェオドルの四。光榮、フェオドルの。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。提綱及び本日の誦讀、并に前驅の三篇。「願はくは我がは香爐の香の如く」の後に、三大拜。及び其他先備聖體禮儀の式。升壇外の祝文の後に、聖フェオドルの規程を糖飯の上に歌ふ、三歌經の次第に載する所の如し。并に發放詞。

---------------------[マルコの章程       1312]---------------------

 

【注意】 先備聖體禮儀のなき處には、「主よ、爾にぶ」に讃頌は前驅の三、及びフェオドルの三、光榮、フェオドルの、今も、前調の第一の生神女讃詞。聖入なし。提綱及び誦讀は本日の、并に前驅の。挿句に、本日の自調、二次、及び生神女讃詞。次に附唱、「義人は主の爲に樂しみて」。致命者の讃頌を歌ふ、第二調、「三重に福たるフェオドルよ、我等爾神の賜」。光榮、前驅の第六調、「神聖なる恩賜の寶藏」。今も、「生神女よ、爾は實の葡萄の枝」。「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に、讃詞は前驅の。光榮、致命者の。今も、生神女讃詞、「生神女よ、爾の奥義は皆智慧に超ゆ」。聯及び三大拜。其後聖フェオドルの規程を糖飯の上に歌ふ。及び常例の發放詞。晩堂大課を歌ふ、其中に死者の規程、及び月課經の順序の規程を歌ふ。讃詞は第一の聖三祝文の後に兩聖人のを誦す。終の聖三祝文の後に、前驅の小讃詞

早課に、「主は神なり」に、讃詞は前驅の、二次。光榮、フェオドルの。今も、生神女讃詞、「生神女よ、爾の奥義は皆智慧に超ゆ」。第一の「カフィズマ」の後に、前驅の二坐誦讃詞。光榮、今も、生神女讃詞。及び前驅の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞はフェオドルの。光榮、今も、生神女讃詞。并に前驅の、或はフェオドルの誦讀。多燭詞及び坐誦讃詞は前驅の、二次。光榮、今も、生神女讃詞。品第詞、第四調の第一倡和詞。提綱。「凡そ呼吸ある者」。福音經は前驅の。第五十聖詠。讃頌は前驅の。規程は前驅の、「イルモス」と共に六句に、及びフェオドルの二規程八句に。共頌は「我が口を開きて」。第七及び第八の歌頌を預金曜日に誦す。第三歌頌の後に、小讃詞同讃詞及び坐誦讃詞は前驅の。光榮、フェオドルの。今も、生神女讃詞。聖フェオドルの事の誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞に、フェオドルの。祭日略解及び祭日集略を讀む。第九歌頌の後に、光耀歌は前驅の。光榮、フェオドルの。今も、生神女讃詞、「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は前驅の三、及びフェオドルの三。次に附唱、「義人は主の爲に樂しみて」、并に前驅の自調の讃頌を歌ふ、第六調、「主よ、爾の授洗者の最尊き首を」。光榮、フェオドルの。今も、「生神女よ、爾は實の葡萄の枝」。大詠頌。讃詞は前驅の。光榮、フェオドルの。今も、生神女讃詞。聯及び發放詞。常例の如く前院に出でて第一時課を歌ふ。各時課に、讃詞は前驅の。光榮フェオドルの。今も、時課の生神女讃詞。小讃詞は誦す。

---------------------[マルコの章程       1313]---------------------

聖體禮儀に、眞福詞は前驅の、第三歌頌四句に、及びフェオドルの、第六歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は前驅の、及びフェオドルの、并に小讃詞は彼の。光榮。前驅の。今も、本堂の、生神女の、或は「ハリスティアニン等の辱を得ざる轉達」。提綱、アリルイヤ、及び領聖詞は前驅の、并にフェオドルの一。使徒及び福音經は先に「スボタ」の、及びフェオドルのを之と合せ誦す、次に前驅の。

 

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が齋の第一主日に遇はば、

彼の奉事を歌ふことは齋の第三の主日に記す所の如し、十字架の伏拜の外。唯「リティヤ」に、光榮、前驅の、「主よ、爾にぶ」に載す。今も、三歌經の。挿句に、光榮、前驅の。今も、三歌經の。「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、前驅の。今も、「仁慈なるハリストス神よ、我等爾の至浄なる聖像に伏拜して」。共頌は三歌經の。

[*]若し前驅の尊首の發見が齋の第二、或は第三、或は第四週間の月曜日に遇はば、

主日の晩課に、第一の「カフィズマ」の第一を歌ふ。「主よ爾にぶ」に讃頌は十句に、三歌經の本日の四句に、其第一を復す、及び前驅の六句に。光榮、前驅の。今も、第一の生神女讃詞。聖入。三歌經の大提綱、及び前驅の喩言三篇。次に「主よ、我等を守り、罪なくして此の晩」。「我等主の前に我が晩のを増し加へん」。挿句に、三歌経の本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞、主日の、本調に依る。「天に在す」の後に、讃詞は前驅の。光榮、今も、生神女讃詞、主日の。聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」。三大拜、及び讃詞。夜半課を常の如く歌ふ、「カフィズマ」及び常例の讃詞と共に。「ヘルワィムより尊く」の後に三大拜。

【注意】 早課に、「主は神なり」に、讃詞は前驅の、二次。光榮、今も、生神女讃詞。第一及び第二の「カフィズマ」の後に、三歌經の坐誦讃詞を誦す。聯を誦せず。エフレム書の誦讀。第三の「カフィズマ」の後に、司祭小聯を誦す。坐誦讃詞は前驅の二、及び前驅の誦讀、多燭詞。坐誦讃詞は前驅の、二次。光榮、今も、生神女讃詞。品第詞、第四調の第一倡和詞、提綱、福音經は前驅の。次に第五十聖詠。讃頌は前驅の。規程は前驅の、「イルモス」と共に---------------------[マルコの章程       1314]---------------------

八句に。共頌は「我が口を開きて」。三歌頌のある處に、規程は前驅の、「イルモス」と共に六句に歌ふ、三歌頌を八句に。共頌は三歌經の。第三歌頌の後に坐誦讃詞は前驅の、二次。光榮、今も、生神女讃詞。及び前驅の誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞同讃詞及び祭日略解。光耀歌は前驅の、二次、光榮、今も、生神女讃詞「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は前驅の四句に。光榮、前驅の、今も、其生神女讃詞。次に司祭或は誦經誦す、「光榮は爾我等に光を顯しし主に歸す」。其後聯、「我等主の前に吾が朝のを増し加へん」。挿句に、三歌經の本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞。其後「至上者よ、主を讃榮し、」一次誦す。「天に在す」の後に、讃詞は前驅の。光榮、今も、生神女讃詞、主日の。聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」。三大拜。發放なし。第一時課。時課毎に讃詞は前驅のを誦す。聖三祝文の後に、彼の小讃詞。終に三大拜。拜の後に聖三祝文を誦せずして、祝文、「眞の光なるハリストス」を誦す、并に發放詞。第三、第六、及び第九時課を「カフィズマ」と共に其の定刻に歌ふ、誦讀と共に。第六時課に、本日の喩言、序に依りて誦讀す。毎時課の後に、大ワシリイの祝文を變更なく誦す。

【注意】 多燭詞を歌ふ時は、時課に鐘を撞かず。「カフィズマ」の後に、アリルイヤ、三次。次に主憐めよ、三次、及び誦經者誦す、光榮、讃詞は前驅の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は前驅の。「ヘルワィムより尊く」の後に三大拜。第九時課の後に、眞福詞を歌はずして誦す。「神よ、我が自由と自由ならざると、言と行と」の後に、小讃詞は本堂の。光榮、前驅の。今も、本堂の生神女讃詞。

【注意】 若し生神女の堂にあらずば、今も、「ハリスティアニン等の辱を得ざる轉達」。次に主憐めよ、四十次。光榮、今も、「ヘルワィムより尊く」、三大拜。次に祝文、「至聖なる三者、一性の權柄」。并に晩課を始む、常例の如し、「來れ、我等の王」三次。晩課を拜と共に齋の定則に循ひて歌ふ。常例の「カフィズマ」の後に、「主よ爾にぶ」に、讃頌十句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞、又三歌經の三、及び前驅の四。光榮、前駆の。今も、本調の常例の生神女讚詞。

【注意】 若し水曜日、或は金曜日の前ならば、十字架生神女讚詞を誦す、光榮の、の調に依る。福音經棒持の聖入。「穏なる光」。提綱、及び本日の誦讀。「願はくは我がは香爐の香

---------------------[マルコの章程       1315]---------------------

の如く」。三大拜。小聯を誦せず。提綱、使徒、アリルイヤ、福音經は前驅の。領聖詞、「味へよ」。及び前驅の。

先備聖體禮儀を行ふこと常例の如し。發放詞には司祭先づ祭る所の聖人、次に當日の聖人を記憶す。當る所の順序の聖人の規程を早課に、其次第に循ひて歌ふ。晩課に、「主よ、爾【注意】 にぶ」に記す所の彼の讃頌を「凡そ呼吸ある者」に誦す。

【注意】 若し或る大なる事故に由りて、多燭詞を有つ大聖人の記憶に先備聖體禮儀を行はずば、時課を上述の如く歌ふ。第九時課、及び祝文、「主宰イイススハリストス吾が神よ」の後に聖詠を誦す、「我が靈よ、主を讃め揚げよ、我が中心よ」。光榮、「我が靈よ、主を讃め揚げよ、我生ける中主を讃め揚げん」。今も、「神の獨生の子并に言よ」。及び「主よ、爾の國に來らん時」を歌はずして誦す。眞福詞には前驅の第三、及び第六歌頌を誦す。次に前驅の使徒及び福音經。其後「主よ、爾の國に來らん時我等を憶ひ給へ」。「神よ、我が自由と自由ならずして、言と行にて」、及び「天に在す」の後に、本堂の小讃詞。光榮、前驅の。今も、生神女の本堂の。若し生神女の堂にあらずば、「ハリスティアニン等の辱を得ざる轉達」。次に主憐めよ、四十次。三大拜。其時鐘を撞きて晩課の始まるを報ず。右の大拜の後に誦す、「來れ、我等の王、神に叩拜せん」、三次。乃晩課を歌ふ、拜と共に、及び常例の「カフィズマ」と共に。「主よ、爾にぶ」に讃頌は三歌經の三、及び聖タラシイの三。光榮、今も、生神女讃詞。若し水曜日或は金曜日の前ならば誦す、光榮、今も、十字架生神女讃詞。次に「穏なる光」。提綱、及び本日の三歌經の誦讃。挿句に、三歌經の本日の。「主宰よ、今爾の言に循ひて」、及び「天に在す」の後に讃詞、「生神童貞女よ、慶べよ」。其他齋の定式の如し。「ヘルワィムより尊く」、及び拜の後に、聖三祝文。主憐めよ、十二次。祝文、「至聖なる三者、一性の權柄」。次に「願はくは主の名は崇め讃められて」、及び三小拝。「我何の時にも主を讃め揚げん」。「常に福にして」、及び發放。發放詞に常日の聖人を記憶す。

[*]若し前驅の尊首の發見が齋の某日に遇はば、

彼の奉事を歌ふこと左の如し、時課に「神よ、我が自由と自由ならずして、言と行にて」、及び「天に在す」の後に、諸小讃詞は定則の如し。次に主憐めよ、四十次。光榮、今も、「ヘルワィムより尊く」。拜の後に聖三祝文を誦す。主憐めよ、十二次。「至聖なる三者、一性の權柄」。直に晩課を始む。常例の「カフィズマ」、毎の後に小聯「主よ、爾にぶ」に、---------------------[マルコの章程       1316]---------------------

讃頌十句に、本日の自調、二次、及び致命者讃詞、三歌經の三、并に前駆の四。光榮、前驅の。今も、「至浄なる童貞女よ、誰か爾を讃美せざらん」。聖入、次に提綱、及び本日の誦讀、并に前驅の誦讀三篇。次に歌ふ、「願はくは我がは香櫨の香の如く」。三大拜。并に常式に循ひて先備聖體禮儀を行ふ。先備聖體禮儀を行はざる處には、「神よ、我が自由と自由ならずして」、及び大拜の後に誦經者誦す、「來れ、我等の王」、三次。及び三小拝。次に聖詠、「我が靈よ、主を讃め揚げよ」。而して晩課を歌ふ。常例の「カフィズマ」の後に、讃頌六句に、三歌經の三、及び前駆の三。光榮、前駆の。今も、生神女讃詞、「至浄なる童貞女よ、誰か爾を讃美せざらん」。聖入、及び「穏なる光」。提綱、誦讀は本日の、及び前驅の。其後、「主よ、我等を守り、罪なくして此の晩」。

次に、「我等主の前に吾が晩のを増し加へん」。挿句に、三歌經の。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞、本調に依る。「主宰よ、今爾の言に循ひて」。聖三祝文の後に、讃詞は前驅の、光榮、今も、「是れ古世より隠されて」、聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」。三大拜、及び祝文、「至聖なる三者、一性の權柄」。「我何の時にも主を讃め揚げん」。「常に福にして」、及び發放詞。晩堂大課を歌ふ、拜なし。第一の聖三祝文の後に、讃詞は前驅の。光榮、今も、生神女讃詞、主日の、本調に依る。第二の聖三祝文の後に、常例の讃詞、「主よ、我等を憐み、我等を憐み給へ」。「常に福にして」、及び聖三祝文の後に、小讃詞は前驅の。「萬軍の主よ、我等と偕にせよ」を歌はず。「ヘルワィムより尊く」の後、三大拜。聖三祝文を誦せず。小發放詞を誦す。夜半課を常例の如く「カフィズマ」と共に歌ふ、齋の第二週間の月曜日に記ししが如し。前驅の早課及び全奉事も上に記ししが如し、一千三百十三頁を看よ。

[*]若し前驅の尊首の發見が齋の第二或は第三の「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩課に、順序の「カフィズマ」。「主よ、爾にぶ」に、讃頌は十句に、三歌經の自調、二次、八調經の致命者の四、及び前驅の四。光榮、前驅の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。提綱。誦讀は本日の、及び前驅の、三篇。「願はくは我がは香爐の香の如く」。其他先備聖體禮儀

---------------------[マルコの章程       1317]---------------------

【注意】 若し先備聖體禮儀を行はずば、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は前驅の六句に。光榮、

前驅の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。提綱、及び誦讀は本日の、及び聖人の、次に「主よ、我等を守り、罪なくして此の晩」。挿句に、三歌經の自調、二次、及び八調經の致命者讃詞、本調に依る。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞。「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に、讃詞は前驅の。光榮、今も、生神女讃詞、主日の、本調の。聯、及び三大拜。次に祝文、「至聖なる三者、一生の權柄」。「願はくは主の名は崇め讃められて」、及び第三十三聖詠、「我何の時にも主を讃め揚げん」。「常に福にして」、并に發放詞。

【注意】 晩堂大課、其中に「スボタ」の四歌頌を歌ふ。早課及び時課には獨前驅の奉事を歌ふ。聖體禮儀に奉事は本日の、及び前驅の。

[*]若し前驅イオアンの尊首の發見が齋の第二の主日に遣はば、

「スボタ」の晩、小晩課に、讃頌は主日、及び生神女の、常例の如し。大晩課に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は主日の三、アナトリイの一、前驅の六。光榮、前驅の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入、及び誦讀は前驅の。「リティヤ」に讃頌は本堂の、及び前驅の挿句の。挿句に讃頌は主日の。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞。餅の祝福に、「生神童貞女よ慶べよ」、三次。使徒經の講説の誦讀。「主は神なり」に讃詞は主日の、二次。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞、讃詞の調に依る。「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は主日の、及び其生神女讃詞、福音經の講説の誦讀。多燭詞。前驅の二坐誦讃詞。光榮、多燭詞の後の坐誦讃詞。今も、生神女讃詞。前驅の事の誦讀。品第詞、本調の提綱、主日の福音經。第五十聖詠。光榮、讃頌、第八調、「生命を賜ふ主よ、我に痛悔の門を開けよ」、及び其他。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、三歌經の四句に、及び前驅の六句に。共頌は「我が口を開きて」。第三歌頌の後に、小讃詞は三歌經の、次に小讃詞及び同讃詞は前駆の、并に坐誦讃詞は彼の、二次。光榮、今も、生神女讃詞。前驅の事の誦讀、第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は主日の。第九歌頌の後に、光耀歌は主日の。光榮、前驅の。今も、生神女讃詞、主日の。「凡そ呼吸ある者」に讃頌は主日の四、及び前驅の、其光榮のと共に四、其附唱と共に。次に附唱「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」。而して三歌經の自調の讃頌を歌ふ。光榮、同上。今も、「生神童貞女よ爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。復活の讃詞。聯及び發放詞。前院に出づ。光榮、---------------------[マルコの章程       1318]---------------------

今も、福音の讃頌、及び第一時課。讃詞は主日の。光榮、前驅の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に小讃詞は三歌經の、最後の發放詞。他の時課に、小讃詞は三歌經の、及び前驅の、誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は本調の六句に、及び前驅の、第三歌頌四句に。其他の奉事は本日の、及び前驅の。 

聖グリゴリイの奉事を聖務長の定むる所に循ひて、其前に、第四、或は第五の週間に行ふ、或は前驅の奉事を第二の「スボタ」に歌ふ。

[*]若しイオアン前驅の尊首の發見が齋の第三の主日、十字架伏拜の主日に遇はば、

「スボタ」の晩に、小晩課に、讃頌及び挿句の、皆三歌經の、常例の如し。大晩課に、「カフィズマ」の後に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は復活の三、十字架の四、及び前驅の三。光榮、十字架の。今も、本調の第一の生神女讃詞。提綱は本日の、喩言は前驅の。「リティヤ」に、讃頌は本堂の、及び前驅の、挿句に、及び「凡そ呼吸ある者」に記す所。光榮、前驅の。今も、十字架の。の祝福に、「生神童貞女よ、慶べよ」、二次、及び十字架の、一次、「主よ、爾の民を救ひ」。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、前驅の。今も、十字架の。「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は主日の、及び其生神女讃詞。福音經の講説の誦讀、多燭詞、前駆の、及び二坐誦讃詞。光榮、多燭詞の後の坐誦讃詞。今も、生神女讃詞。前驅の事の誦讀。品第詞は本調の。提綱、主日の福音經「ハリストスの復活を見て」、第五十聖詠、「生命を賜ふ主よ、我に痛悔の門を開けよ」。規程は主日の、

「イルモス」と共に四句に、前驅の四句に、及び十字架の六句に。共頌は十字架の、「ハリストス神よ、昔最神聖なるモイセイは前兆して」。第三歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は前驅の、并に彼の坐誦讃詞、二次。光榮、今も、十字架の。前驅の事の誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は十字架の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、前駆の。今も、十字架の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は主日の四、及び十字架の三、其第一は二次、其附唱と共に、「爾が古より獲たる會」。第二、「神、我が古世よりの王は救を地の---------------------[マルコの章程       1319]---------------------

中に作せり」。次に附唱、「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、乃三歌經の本日の自調の讃頌を歌ふ。光榮、同上。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖三祝文を歌ふ。聖十字架を戴きて至聖所より出す。讃詞、「主よ、爾の民を救ひ」を歌ふ、三次。常例の如く尊貴なる十字架に伏拜す、三歌經に記ししが如し。次に聯及び發放詞。前院に出づ。光榮、今も、福音の讃頌。ストゥディトの敎訓。第一時課。時課に、讃詞は主日の。光榮、十字架の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は前驅の。第三時課に讃詞は主日の。光榮、前驅の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞を更誦す。聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、十字架の第三歌頌四句に、及び前駆の第六歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は主日の十字架の、及び前驅の。次に小讃詞は主日の。光榮、前驅の。今も、十字架の。提綱、使徒、アリルイヤ、福音經、及び領聖詞は先に十字架の、後に前駆の。

[*]知るべし、若し四十人の致命者祭が齋の第一、或は第二、或は第三、或は第四週間の「スボタ」に遇はば、

彼等の奉事は變更なく前驅の尊首の發見の奉事の如く歌はる、前に記ししが如し、一千三百十七頁を看よ。

 

[*]若し四十人の致命者が齋の第一の主日、或は第二、第三、第四、第五の主日に遇はば、

彼等の奉事は變更なく前驅の奉事の規定の如く歌はる。

[*]若し四十人の致命者が齋の第二週間、或は第三、第四、第五、第六週間の月曜日に遇はば、

彼等の奉事は前驅の同規定の如く歌はる。

 

[*]若し四十人の致命者が齋の第四の水曜日に遇はば、

彼等の奉事を前に本週間の火曜日に歌ふ。唯火曜日の晩に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌三歌經の本日の自調、二次、十字架の四、及び致命者の四。光榮、致命者の。今も、十字架の。十字架の他の讃頌を水曜日に、「凡そ呼吸ある者」に歌ふ。次に聖入。提綱。本日の誦讀、及び「願はくは我がは香爐の香の如く。 

若し先備聖體禮儀なくば、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は十字架の六句に。四十人の聖致命者

---------------------[マルコの章程       1320]---------------------

の復日祭は時課に行はる。前驅に齋の第二週問の月曜日に示ししが如し 一千三百十四頁を看よ。

[*]若し四十人の致命者が大規程の木曜日に遇はば、

彼等の全奉事は前に本週間の火曜日に歌はる。

[*]若し四十人の致命者が「アカフィスト」の「スボタ」に遇はば、

彼等の奉事を齋の第五の主日に歌ふ、

 

知るべし、若し至聖なる生神女の福音祭の前期が「スボタ」及び主日外の他の日に遇はば、

「主よ、爾にぶ」に、讃頌三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞、又讃頌三章、祭前期の三章、四句に、第四調。光榮、今も、第二調、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。聖入。提綱。本日の誦讀。其他先備聖體禮儀の式。

先備聖體禮儀のなき處には、歌ふこと三歌經の三、及び祭前期の三。光榮、今も、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。挿句に、三歌經の自調、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭前期の、第二調、「是れ古世より隠されたる」。

早課に、「アリルイヤ」及び本調の聖三の讃歌、常例の「カフィズマ」、及び其他常の如し。規程は祭前期の、「イルモス」と共に六句に、第四調、及び三歌經の、其次第に循ふ。第三歌頌の後に坐誦讃詞、第三調、「尊貴潔淨にして讃美たるハリストス神の母よ」。光榮、今も、同上。第六歌頌の後に、小讃詞、第四調、「至聖神の臨むに因りて」。第九歌頌の後に、光耀歌は本調の。挿句に、三歌經の本日の自調、二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭前期の、第四調、「生神女は曾て識ラザリし言を聞けり」。第一時課、「カフィズマ」及び拜と共に、常例の如し。

若し至聖生神女の福音祭の前期が齋の第三、或は第四週間の「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩及び「スボタ」の朝に、常例の「カフィズマ」。「主よ、爾にぶ」に、讃頌を歌ふ、本日の自調、二次、及び致命者讃詞四、本調の、并に祭前期の三、四句に。光榮、祭前期---------------------[マルコの章程       1321]---------------------

の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。「穏なる光。」提綱。本日の誦讀。「願はくは我がは香爐の香の如く」、及び其他先備聖體禮儀の式。

【注意】 若し先備聖體禮儀なくば、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は祭前期の六句に。光榮、祭前期の。今も、本調の第一の生神女讃詞。次に「穏なる光」、聖入なし。提綱及び本日の誦讀。其後「主よ我等を守り、罪なくして此の晩」、聯、「我等主の前に吾が晩のを増し加へん」。挿句に、三歌經の自調、二次、「主よ、爾にぶ」に戴す、并に八調経の致命者讃詞、其調に依る。附唱は通例の如し、「天に居る者よ、我目を擧げて爾を望む」。光榮、今も、祭前期の。「主宰よ、今爾の言に循ひて」、及び「天に在す」の後に、讃詞は祭前期の。次に聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」及び三大拜。其後「至聖なる三者、一性の權柄」。「願はくは主の名は崇め讃められて」、三次。「常に福にして」、及び發放詞。

【注意】 晩堂大課を歌ふ、拜なし。第一の聖三祝文の後に、「ハリストス神よ、我が目を明にして」に代へて、祭前期の讃詞を誦す、「今日全世界の」。第二の聖三祝文の後に、常例の讃詞、「主よ、我等を憐」。規程は八調經の死者の。「常に福にして」の後に、祭前期の小讃詞。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は祭前期の、三次。及び常例の「カフィズマ」。坐誦讃詞は八調經の。死者の「ネポロチニ」を歌はず。第七及び第八の歌頌を前に金曜日に誦す。規程は祭前期の、「イルモス」と共に六句、に、「イルモス」二次。第三歌頌の後に、坐誦讃詞は祭前期の。光榮、今も、他の。四歌頌を歌ふ時に至れば、祭前期の規程を歌ふこと前に記ししが如し、三歌經のは八句に。第六歌頌の後に、小讃詞は祭前期の。第九歌頌の後に、光耀歌は祭前期の。挿句に、八調經の、本調の「凡そ呼吸ある者」の致命者讃詞、末章を措く。附唱は常例の如し、「主よ、夙に爾の憐を以て我等に飽かしめよ」。光榮、今も、祭前期の、第四調、「生神女は曾て識ラザリし言を聞けり」。其他。時課に、讃詞及び小讃詞は祭前期の。

聖體禮儀に、眞福詞は祭前期の、第三及び第六歌頌。聖入の後に讃詞、若し之あらば、ハリストスの本堂の。次に讃詞は祭前期の。光榮、小讃詞は本堂の。今も、祭前期の。

---------------------[マルコの章程       1322]---------------------

 

【注意】 若し福音祭の前期が十字架伏拜の主日に遇はば、

「スボタ」に、大晩課に、「主よ、爾にぶ」に讃頌は主日の三、十字架の四、及び祭前期の三。光榮、十字架の。今も、本調の第一の生神女讃詞。「リティヤ」に、讃頌は本堂の。光榮、十字架の。今も、祭前期の、「主よ、爾に呼ぶ」に載す。挿句に讃頌は八調經の。光榮、十字架の。今も、祭前期の早課の挿句に載す。餅の祝福に、讃詞は「生神童貞女よ、慶べよ」、二次、十字架の一次、并に「願はくは主の名は崇め讃められて」、三次。早課に、「主は神なり」に讃詞は主日の、二次。光榮、十字架の。今も、祭前期の。其他常例の如し。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、十字架の六句に、及び祭前期の四句に。共頌は「ハリストス神よ、昔最神聖なるモイセイは前兆して」。第三歌頌の後に小讃詞は祭前期の、及び坐誦讃詞は十字架の、二次。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は十字架の。第九歌頌の後に、光耀歌は主日の。光榮、十字架の。今も、祭前期の。其他「凡そ呼吸ある者」、及び聖體禮儀は凡て三歌經の次第に、齋の第三の主日に載する所の如し。但時課に主日の讃詞を變更なく誦す。光榮、十字架の、及び祭前期の、更誦す。「天に在す」の後に、時課に十字架及び祭前期の小讃詞を更誦す。

 

[*]若し福音祭の前期が齋の第四週間、十字架伏拜の週間の水曜日に遇はば、

晩早とも凡て拜と共に歌ふ。火曜日の晩課に、常例の「カフィズマ」。「主よ、爾にぶ」に、讃頌三歌經の三。及び祭前期の三。光榮、十字架の今も、祭前期の。提綱、及び本日の誦讀。挿句に、讃頌は三歌經の。光榮、十字架の。今も、祭前期の。水曜日の早課に、規程は三歌經の、「イルモス」と共に六句に、及び祭前期の四句に。

【注意】 三歌頌の處には歌ふこと規程は十字架の「イルモス」と共に四句に、祭前期の二句に、二讃詞を一に合す、及び三歌頌は八句に。終に「イルモス」は三歌頌の。第三歌頌の後に、小讃詞は祭前期の、及び坐誦讃詞は本日の。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は十字架の。第九歌頌の後に、光耀歌は聖三の、本調の、「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は十字架の、「主よ、爾にぶ」に載す。挿句に、三歌經の光榮、十字架の。今も、祭前期の第一時課に常例の如く十字架の伏拜あり。

---------------------[マルコの章程       1323]---------------------

若し福音祭の前期が本週間の金曜日に遇はば、祭前期及び十字架の奉事を亦前の如く歌ふ。

 

[*]若し福音祭の前期が第四週間の木曜日に遇はば

水曜日の晩課に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌三歌經の六句に、及び祭前期の四句に。光榮、十字架の。今も、祭前期の。次に聖入。及び其他先備聖體禮儀の式。早課には歌ふこと凡て「スボタ」及び主日外の次第に記ししが如し。一千三百二十一頁を看よ。

[*]若し至聖なる生神女の福音祭の前期が齋の第四、或は第五の主日に遇はば、

大晩課に、讃頌は主日の三、アナトリイの三、及び祭前期の四。光榮、祭前期の。今も、本調の第一の生神女讃詞。其他常例の如し。早課に、讃詞は主日の、二次。光榮、今も、祭前期の、其他主日の。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、生神女の二句に、三歌經の四句に、及び祭前期の四句に。共頌は「我が口を開きて」。第三歌頌の後に、小讃詞は祭前期の、及び坐誦讃詞は三歌經の。光榮、今も、祭前期の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は主日の。第九歌頌の後に、光耀歌は主日の。光榮、今も、祭前期の。其他主日の、及び三歌經の、常例の如し。第一時課に、讃詞は主日の。光榮、祭前期の。今も、時課の生神女讃詞。

聖なる階梯者イオアン及び聖女エギペトのマリヤの奉事が此の主日に遇はば、之を措きて行はず、聖務長の定むる時に歌はる。

 

[*]若し福音祭の前期が第五週間の「アカフィスト」の「スボタ」に遇はば、

【注意】 金曜日の晩課に、「主よ、爾にぶ」に歌ふこと、讃頌は本日の自調、二次、及び致命者讃詞「アカフィスト」の四句に、及び祭前期の三。光榮、祭前期の。今も、「アカフィスト」の。聖入。提綱。本日の誦讀。「願はくは我がは香爐の香の如く」。其他先備聖體禮儀の式。三歌經の四歌頌を晩堂課に歌ふ。早課に、「主は神なり」に、讃詞は「アカフィスト」の二次。光榮、今も、祭前期の。常例の「カフィズマ」、「アカフィスト」の小讃詞及び同讃詞、其次第に循ふ。規程は祭前期の、「イルモス」と共に六句に、及び「アカフィスト」の八句に。共頌は「我が口を開きて」。第三及び第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は常例の如し。第九---------------------[マルコの章程       1324]---------------------

歌頌の後に、光耀歌は「アカフィスト」の、二次。光榮、今も、祭前期の。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は「アカフィスト」の四句に、第四調。光榮、今も、第四調、「生神女は曾て識ラザリし言を聞けり」。大詠頌。

【注意】 若し福音祭の前期がラザリの「スボタ」に遇はば、

祭前期の奉事は前に本週間の木曜日に歌はる、「スボタ」及び主日外の次第二記ししが如し。一千三百二十一頁を看よ。

 

 

   至聖なる生神女の福音祭の奉事の規定

聖齋の第三週間の木曜日より始まりて光明週間の水曜日まで上る。若し齋ならば、晩課を「カフィズマ」なく、及び拜なく始む。「主よ、爾にぶ」に十句を立てて歌ふこと、三歌經の本日の自調、二次、又三章、及び祭日の三、其二は各二次、第六調、「童貞女よ、ガウリイルは世世の前の議定を爾に顯して」。光榮、今も、同調、「「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。聖入。「穏なる光」。提綱。本日の喩言、及び祭日の三篇一、創世記の、「イアコフはワィルサワィヤより出でて」。二、イエゼキイリの預言書の、「主是くの如く言ふ、八日に至りて後」。三、箴言の、「智慧は其家を建て」。次に「願はくは我がは香爐の香の如く」。三大拝。及び其他先備聖體禮儀の式。

【注意】 若し先備聖體禮儀なくば、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は三歌經の三、及び祭日の五。光榮、今も、「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に」。聖入。提綱。喩言は本日の、及び祭日の三篇。次に「主よ、我等を守り、罪なくして此の晩」。挿句に、本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、「今日は福音の歡喜、童貞の慶賀なり」。「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に、讃詞は祭日の。聯。三大拜。及び發放詞。

 

[*]知るべし、若し福音祭が齋の或る「スボタ」に遇はば、

喩言を讀むこと、先に本日の、後に祭日の、共に五篇。一、「モイセイ神の山ホリフに來れるに」、二、「主は元始に、其創造の先に於て」、三、「イアコフはワルサワィヤより出でて」、---------------------[マルコの章程       1325]---------------------

四、「主是くの如く言ふ、八日に至りて」、五、「智慧は其家を建て」。是くの如く若し福音祭が主日に遇はば、同じく祭日の喩言五篇を讀む。若し齋の日ならば晩課に、右に記したる三篇を讀む。聖體禮儀には二篇、「モイセイ神の山」、及び「主は元始に、其創造の先に於て」。定刻に及びて、大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らす。衆堂に集まり、司祭祝福して後に爐儀を行ひ、我等晩堂課を歌誦す。「神は我等と偕にす」を兩詠隊第八調に依りて歌ふ。次ぎて常例の諸讃詞、「主よ、日を送りて爾に感謝す」。第一の聖三祝文の後に祭日の讃詞、「今日は我が救の初」。第二の後に祭日の小讃詞、「生神女よ、我等爾の諸僕は」。「至高に光榮神に歸し」の後、前院に出でて、常の如く「リティヤ」を行ふ。祭日の自調の讃頌三章を歌ふ、第一調。光榮、今も、第二調、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。次に司祭常例の徹夜の祝文を誦す。堂に入りて、祭日の挿句の讃頌を歌ふ、第四調、祭日の附唱と共に、其一、我が神の救を日日に福音せよ。其二、新なる歌を主に歌へ、全地よ、主に歌へ。光榮、今も、同調、「今日は福音の歡喜、童貞の慶賀なり」。の祝福に讃詞第四調、「今日は我が救の初」、三次。「願はくは主の名は崇め讃められて」を歌ふ、三次。第三十三聖詠、「我何の時にも主を讃め揚げん」、唯主を尋ぬる者は何の幸福にも缺くるなしに至る。祝福せられたる餅は兄弟に頒たる、常例の如し、祭日の誦讀早課に、「主は神なり」に、祭日の讃詞、三次。「カフィズマ」三篇を誦す。第一の「カフィズマ」の後に、三歌經坐誦讃詞、聯なし、本日の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、聯、及び祭日の坐誦讃詞第一調、「至浄なる者よ、無形の軍の大なる將帥」。光榮、今も、同上。并に祭日の誦讀第三の「カフィズマ」の後に、祭日の坐誦讃詞第三調、「尊貴潔浄にして讃美たるハリストス神の母よ」。光榮、今も、同上。讀み畢りて後兄弟に蝋燭を分興す。

多燭詞の後に、坐誦讃詞、第四調、「ガウリイルは天より現れて」。光榮、今も、同調、「ガウリイルはマリヤに遣されて」。祭日の誦讀品第詞、第四調の第一倡和詞提綱、第四調、我が神の救を日日に福音せよ。句、新なる歌を主に歌へ、全地よ、主に歌へ。「凡そ呼吸ある者」。福音經はルカ四端、「彼の日マリヤ起ちて、亟に山地に適き」。第五十聖詠の後に、祭日の讃頌、第二調「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。規程は祭日の、フェオファン師の作,第四調「イルモス」、二次、讃詞は十二句に。共頌は祭日の。三歌頌の處には祭日の規程---------------------[マルコの章程       1326]---------------------

を「イルモス]と共に六句に歌ふ、及び三歌頌を八句に。共頌は三歌經の「イルモス」、兩詠隊共に。三歌頌の後に、坐誦讃詞は祭日の、第八調、「神の言は今地に降り給へり」。光榮、今も、同調、「天軍首ガウリイルは天より神より遣なれて」。第六歌頌の後に、小讃詞第八調、「生神女よ、我等爾の諸僕は」、及び同讃詞祭日略解を讃む。第九歌頌に、兄弟復蝋燭に火を點ず。「ヘルワィムより尊く」を歌はず、祭日の附唱を歌ふ、地よ、大なる歡喜を福音せよ、諸天よ、神の光榮を讃め揚げよ。次に「イルモス」、「聖にせられざる者の手は」。左列詠隊同じく此の附唱及び「イルモス」を歌ふ。祭日の其他の讃詞にも此の附唱。三歌頌の讃詞には、我等の神よ、光榮は爾に歸す、光榮は爾に歸す、を附唱す。生神女讃詞には祭日の附唱を附す。次ぎて三歌經の「イルモス」、又祭日の附唱及び「イルモス」、爾詠隊共に歌ふ。光耀歌は祭日の、二次、「天使の軍の將帥は」。光榮、今も、「今日神の永久の奥義は知らる」。「凡そ呼吸ある者」に四句を立てて讃頌を歌ふ、第一調、「ガウリイルは天の穹蒼よりナザレトに飛び下り」。光榮、今も、第二調、「今日永久の奥義は顯れ」。(若し「スボタ」、或は主日ならば、大詠頌、聯、及び發放詞。)若し齋の日ならば、三歌經の本日の挿句の自調の讃頌二次及び致命者讃詞を歌ふ。光榮、今も、祭日の讃頌、第八調、「天は樂しむべし、地は喜ぶべし」。次ぎて「至上者よ、主を讃榮し」、一次。「天に在す」の後に祭日の讃詞、及び聯。終に三大拜。早課に發放詞なく、第一時課を「カフィズマ」と共に誦す。祭日の讃詞、及小讃詞。終に三大拜、及び祝文、「眞の光なるハリストス」、并に發放詞。第三時課及び第六時課を「カフィズマ」と共に誦す。大拜を爲さず。讃詞及び小讃詞は祭日の。第六時課には序を逐ひて三歌經の喩言讃詞を歌ひ、及び喩言を讃む。第九時課をも「カフィズマ」と共に併せ誦す。次ぎて眞福詞を歌はずして誦し、拜を爲さず。「主よ、爾の國に來らん時」、「天軍」、光榮、「聖天使及び天使首」、「神よ、我が自由と自由ならざると」。「天に在す」の後に祭日の小讃詞。主憐めよ、四十次。光榮、今も、「ヘルワィムより尊く」。三大拜。祝文、「至聖なる三者、一性の権柄」、及び發放詞。次に晩課を歌誦す、「カフィズマ」なく、大拜なし。

「主よ、爾にぶ」に三歌經の本日の自調の讃頌二次、致命者讃詞なし、及び、三歌經の他の---------------------[マルコの章程       1327]---------------------

讃頌三、祭日の三、第四調、挿句に記す所の自調、「第六月に「アルハンゲル」は潔き童貞女に遣されて」。又天使首の三章、第一調、「大なるガウリイル、神に肖たる智慧は」。第十一讃頌の附唱は、其使者を以て風と爲し、其役者を以て火と爲す。光榮、今も、祭日の、「アルハンゲル」ガウルイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。讃頌を歌ふ時司祭を行ふ。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。提綱、及び本日の喩言、又祭日の二篇、一はエギペトを出づる記、「モイセイ神の山」。二は箴言、「主は元始に」。次に小聯及び聖三祝文の高聲。聖三祝文を歌ふ。提綱、第四調、我が神の救を日日に福音せよ。句、「新なる歌を主に歌へ」。使徒の誦讀はエウレイ書三百六端、「兄弟よ、聖にする者と聖にせらるる者とは」。「アリルイヤ」、第六調、「彼は枯れたる草場に降る雨の如く」。句、「彼の名は崇め讃められて世世に至らん」。福音經の誦讀はルカ三端、「彼の日ザハリヤの妻エリサワェタ妊みて」。次ぎて金口の聖體禮儀を行ふこと常例の如し。「常に福にして」に代へて「イルモス」を歌ふ、「聖にせられざる者の手は」。領聖詞は「主はシオンを擇び、此を以て其住所とするを望めり」。

 

【注意】 若し巳むを得ざる事ありて聖體禮儀を行はずば、

「主よ、爾にぶ」に三歌經の讃頌三章、祭日の四、及び天使首の三。光榮、今も、祭日の。聖入。本日の提綱、及び喩言、又祭日の喩言二篇。次ぎて祭日の提綱、使徒及び福音經。畢りて後「主よ、我等を守り、罪なくして」。挿句には三歌經の本日の自調の讃頌、二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、「今日は福音の歡喜」。「主宰よ、今爾の言に循ひて」の後に、讃詞天使首の。光榮、今も、祭日の。聯三大拜、及び發放詞。此の祭は何の日に遇ふとも、食堂に於て魚類を食するを許さる。

晩堂課は其小課を前院に、遅滞なく、大拜なく、及び規程なくして行ふ。唯「至高には光榮神に歸し」に三拜、及び聖三祝文の後に三拜。「常に福にして」の後三大拜、「主吾が生命の主宰よ」の祝文と共に、及び十二拜。又終の聖三祝文に三拜、并に發放詞。

八日の早課に、「アリルイヤ」、及び本調の聖三の讃歌を歌ふ。若し「スボタ」或は主日なら

---------------------[マルコの章程       1328]---------------------

ば、「主は神なり」に天使首の讃詞、第四調、「天軍の」を歌ふ。第一の「カフィズマ」の後に、八調經の坐誦讃詞。第二、及び第三の「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞に三歌經の。規程は生神女の祭日の、「イルモス」と共に六句に、第六調、及び天使首の六句に、第四調。三歌頌の至る時に生神女の祭日の規程、及び天使首の、「イルモス」と共に六句に、三歌頌を八句に。共頌は三歌經の「イルモス」。第三歌頌の後に、坐誦讃詞、第四調。光榮、今も、同上、及び誦讀。第六歌頌の後に、天使首の小讃詞、第八調。第九歌頌の後に光耀歌は聖三の本調の。「凡そ呼吸ある者」に讃頌は天使首の四句に、光榮、今も、祭日の、第二調「ガウルイルは恩寵を蒙れる者」に。挿句に、三歌經の本日の自調二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、生神女讃詞。其他凡て歌ふ、拜と共に。

 

 

[*]若し福音祭が大齋の第三或は第四の「スボタ」に遇はば、奉事式左の如し。

金曜日の晩課には、「カフィズマ」を誦せず。「主よ、爾にぶ」に讃頌十句を立つ、三歌經の自調の讃頌一、二次、祭日の八、光榮、今も、祭日の。喩言、先に本日の二篇、後に祭日の三篇。「願はくは我がは香爐の香の如く」。以下先備聖體禮儀常の如し。

夜の定刻に及びて晩堂大課を行ふこと常例の如し。第一の聖三祝文の後に祭日の讃詞、第二の後に祭日の小讃詞、「至高に光榮神に歸し」の後に前院に出づること上述の如し。早課には、一切の奉事、祭日の式に循ふ。四歌頌及び其他「スボタ」の事を歌はずして、祭日の事のみを用いる。大詠頌をも歌ふ。四歌頌は木曜日の晩堂課に移す。聖體禮儀にも同じく祭日の奉事のみ。眞福詞は祭日の規程の第三及び第六歌頌。

 

 

[*]若し福音祭が大齋の第三週間の主日に遇はば、式左の如し。

「スボタ」の小晩課には、「主よ、爾にぶ」に十字架の讃頌四。光榮、今も。祭日の。挿句には主日の讃頌一、祭日の三、大晩課の挿句の讃頌、其附唱と共に。光榮、今も、祭日の。聖三祝文の後に主日の讃詞。光榮、今も、祭日の。聯。發放詞。

---------------------[マルコの章程       1329]---------------------

大晩課には、第一の、「カフィズマ」全分。「主よ、爾にぶ」に主日の讃頌三、十字架の三、祭日の三章を四句に。光榮、十字架の、第三調、「ハリストス我が神よ」、今も、祭日の、第六調「アルハンゲル」ガウルイルは童貞女に」。次ぎて聖入。喩言五篇「リティヤ」には祭日の讃頌三章、第一調、及び十字架の三章、「凡そ呼吸ある者」に載す。光榮、祭日の、今も、十字架の。挿句には主日の讃頌。光榮、十字架の、今も、祭日の。餅の祝福に祭日の讃詞二次及び十字架の一次。使徒行實、或は祭日の講説の誦讀。

早課には、「主は神なり」に主日の本調の讃詞二次。光榮、十字架の、今も、祭日の。「カフィズマ」の後に主日の坐誦讃詞、其生神女讃詞と共に。福音經講義の誦讀。多燭詞。祭日の坐誦讃詞、各一次。光榮、今も、祭日の。祭日の講説の誦讀。本調の品第詞。祭日の提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。「ハリストスの復活を見て」。第五十聖詠。祭日の讃頌。主日の規程四句に、十字架の四句に、祭日の六句に。祭日の共頌、「我が口を開きて」。第三歌頌の後に十字架の小讃詞、及び同讃詞。次に十字架の坐誦讃詞。光榮、今も、祭日の。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に祭日の小讃詞、及び同讃詞祭日略解を讀む。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。主日の光耀歌、光榮、十字架の、今も、祭日の。「凡そ吸呼ある者」に主日の讃頌四、祭日の三、第一調、「ガウルイルは天の穹蒼よりナザレトに飛び下り」、及び第二調、「今日永久の奥義は顯れ」、皆其附唱と共に。次に附唱「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、及び本日の讃頌を歌ふ、第八調。光榮、同上、今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。是に於て十字架伏拜の式あり、常例の如し。其後聯、及び發放詞。前院に出でて、光榮、今も、福音の讃頌。ストゥディトの敎訓、及び第一時課。第一時課に主日の讃詞。光榮、十字架の、今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に十字架の小讃詞、及び其他。最後の發放詞、各時課に主日、祭日、及び十字架の讃詞を誦す、小讃詞も亦同じ。

聖體禮儀には、眞福詞は本調の四句に、祭日の第三歌頌四句に、及び十字架の第六歌頌四句に。聖入の後に主日、十字架、及び祭日の讃詞。光榮、十字架の小讃詞、今も、祭日の。聖三祝文に代へて歌ふ、「主宰よ、我等爾の十字架に伏拜し」。提綱、使徒、「アリルイヤ」、福音經、及び領聖詞は先に祭日の、後に十字架の。「常に福にして」に代へて「イルモス」を歌ふ、「聖

---------------------[マルコの章程       1330]---------------------

にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」。大ワシリイの聖體禮儀を行ふ。此くの如く、斯の祭は大齋の何の主日に遇ふとも、必大ワシリイの聖體禮儀を行ふ。

 

[*]若し福音祭が大齋の第四、或は第五、或は第六週間の月曜日に遇はば、式左の如し。

主日の小晩課には、祭日の讃頌四句に、光榮、今も、祭日の挿句には三歌經の本日の自調の讃頌、二次、及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。祭日の讃詞。小聯。發放詞。

大晩課には、常例の聖詠の後に第一の「カフィズマ」の第一倡和詞「主よ、爾にぶ」に讃頌十句を立つ、三歌經の三、及び祭日の七。光榮、今も、「アルハンゲル」ガウルイルは童貞女に」。聖入。本日の提綱。祭日の喩言三篇。其後聯、「我等皆靈を全うして日はん」。次に「主よ、我等を守り、罪なくして」。聯、「我等主の前に吾が晩のを」。「リティヤ」には祭日の讃頌、光榮、今も、祭日の。挿句には祭日の讃頌、祭日の附唱と共に。光榮、今も、祭日の。餅の祝福に祭日の讃詞、祭日の講説の誦讀。早課に祭日の奉事を歌ふことは齋の日の式に規定せし所の如し。一千三百二十五頁を看よ。第四週間の月曜日の第一時課に尊貴なる十字架の伏拜あり、常例の如し。

 

[*]若し福音祭が十字架伏拜の週聞の水曜日に遇はば、

十字架の讃頌、光榮の、及び規程は是を舎きて、同週間の月曜日、或は金曜日に歌ふ。此には福音祭の一切の奉事を行ふ。規程を歌ふ時、水曜日の三歌頌を加ふ、祭日の式に示す所の如し。早課に第一時課を誦する時、十字架の伏拜あり、常例の如し。

 

[*]若し福音祭が大齋の第四或は第五の主日に遇はば、式左の如し。

「スボタ」の小晩課には、祭日の讃頌四句に。光榮、今も、祭日の。挿句には主日の讃頌一、祭日の大晩課の挿句の讃頌、其附唱と共に。光榮、今も、祭日の。祭日の讃詞。小聯。發放詞。

【注意】 大晩課には、第一の「カフィズマ」全分。「主よ、爾にぶ」に主日の讃頌三、ア---------------------[マルコの章程       1331]---------------------

ナトリイの一、祭日の六。光榮、今も、第六調「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に」。聖入。本日の提綱。祭日の喩言五篇。「リティヤ」には祭日の讃頌。光榮、第八調、今も、第二調。挿句には主日の讃頌、光榮、今も、祭日の。餅の祝福に祭日の讚詞、三次。使徒行實或は祭日の講説の誦讀。

早課には、「主は神なり」に主日の讃詞、二次。光榮、今も、祭日の。「カフィズマ」の後に主日の坐誦讃詞、其生神女讃詞と共に。福音經講義の誦讀。次ぎて多燭詞。祭日の坐誦讃詞、各一次。祭日の講説の誦讀。本調の品第詞。祭日の提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。「ハリストスの復活を見て」。第五十聖詠。祭日の讃頌。主日の規程「イルモス」と共に四句に、三歌經の四句に、及び祭日の六句に。共頌は祭日の「イルモス」。第三歌頌の後に祭日の坐誦讚詞。光榮、今も、同上。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に祭日の小讃詞及び、祭日略解を讀む。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。主日及び祭日の光耀歌、「凡そ呼吸ある者」に讃頌、八句を立つ、主日の四、及び祭日の四、其の附唱及び光榮のと共に。次ぎて附唱「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、及び本日の讃頌を歌ふ、第一調、光榮、同上、今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖三祝文の後に主日の讚詞。聯禱。發放詞。前院に出づ。第一時課。第一時課に主日の讚詞、光榮、祭日の、今も、時課の生神女讃詞。聖三祝文の後に祭日の小讃詞、及び其他。并に最後の發放詞。

 

【注意】 大ワシリイの聖體禮儀を歌ふ、眞福詞は本調の六句に、及び祭日の第三歌頌四句に聖入の後に主日及び祭日の讃詞、光榮、今も、祭日の小讚詞。提綱、使徒、「アリルイヤ」、福音經及び領聖詞は先に主日の、後に祭日の。

 

[*]若し福音祭が大齋の第五週間の水曜日に遇はば、

福音祭前期の奉事、讃頌及び規程は順序に循ひて之を月曜日に歌ふ。月課經の聖人の奉事を晩堂歌に歌ふ、蓋大規程は木曜日より同週間の火曜日に移さる。至聖生神女の祭の爲に大規程を火曜日の三歌頌と共に歌ふ。祭の當日なる水曜日には「カフィズマ」を誦せず、叩拜を爲さず、

---------------------[マルコの章程       1332]---------------------

又祭の復日を木曜日に歌ふによりて水曜日の晩に讃頌を叩拜と共に歌ふ。大規程は木曜日に歌はず、蓋預火曜日に之を歌へり。大齋の第五週間の水曜日には祭日の晩早の全奉事を三歌經と共に、規定に循ひて歌ふ。前に齋の日に記ししが如し。一千三百二十五頁を看よ。

福音祭の復日の奉事を木曜日の早課に使徒の三歌頌と共に歌ふ。

 

[*]若し至聖生神女の福音祭が大齋の第五週間の木曜日、大規程を歌ふべき日に遇はば、

祭の爲に聖アンドレイの大規程を同週間の火曜日に移して、之を火曜日の三歌頌と共に歌ふ、使徒の三歌頌は、福音祭に合せて之を歌ふ。共頌三歌經の。

 

[*]若し至聖生神女の福音祭が同週間の金曜日に遇はば、

規程の爲に、福音祭前期の奉事、讚詞及び規程を順序に循ひて預水曜日に歌ふ、月課經の聖人の奉事を晩堂課に歌ふ。

 

[*]若し至聖生神女の福音祭が「アカフィスト」の「スボタ」に遇はば、式左の如し。

金曜日の晩課には、「主よ、爾にぶ」に讃頌十句を立つ、三歌經の本日の自調の讃頌、二次、及び祭日の八。光榮、今も、祭日の、「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に」。聖入。本日及び祭日の喩言五篇、「願はくは我が禱は香爐の香の如く」の後に叩拜三次。以下先備聖體禮儀常例の如し。「願はくは主の名は崇め讃められ」の時に三拜、及び發放に三拜。

 

夜の定刻に及びて大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らし、衆堂に集まりて、司祭の祝讃の後に、晩堂大課を歌ふ。司祭は常例の如く爐儀を行ふ、「至高には光榮神に歸し」の後に、前院に出でて、常例の「リティヤ」を行ひ祭日の讃頌三章を歌ふ、第一調。光榮、今も、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」、司祭常例の祝文を誦す。畢りて後復堂に入りて挿句の讃頌を其附唱と共に歌ふ。光榮、今も、「今日は福音の歡喜」。餅の祝福に祭日の讃詞三次。祭日の講説の誦讀。

 

---------------------[マルコの章程       1333]---------------------

早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞、三次。第一の「カフィズマ」の後に、小讃詞、「生神女よ、我等爾の諸僕は」、及び他の三小讚詞、又三同讃詞、後に復第一の小讃詞、「アカフィスト」の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、其次の三小讃詞、及び三同讃詞、後復第一の小讃詞、「生神女よ、我等爾の諸僕は」、多燭詞。祭日の諸坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀、品第詞、第四調の第一倡和詞。祭日の提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。祭日の規程、「イルモス」と共に八句に、及び「アカフィスト」の六句に。共頌は祭日の、兩詠隊共に歌ふ。四歌頌は此に歌はず、預木曜日の晩堂課に於て之を歌ふ。第三歌頌の後に、三小讃詞、及び三同讃詞、後復第一の小讃詞。次ぎて坐誦讚詞。祭日の講説の講説の誦讀。第六歌頌の後に、三小讃詞、及び三同讃詞、次ぎて小讃詞、「嗚呼至りて讃美たる母」、三次、及び第一の同讃詞、復小讃詞、「生神女よ、我等爾の諸僕は」。祭日略解及び祭日集略を讀む、第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱を歌ふ、祭日の式に規定する所の如し。「アカフィスト」の規程の讃詞に附唱、「至聖なる生神女よ、我等を救ひ給へ」を併せ用いる。次に兩詠隊共に附唱及び「イルモス」、聖にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」を歌ふ。并に一拜、祭日の光耀歌、「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌四句に第一調、「ガウリイルは天の穹蒼より」等。光榮、今も、「天は樂しむべし」。大詠頌。祭日の讃詞。聯。發放詞。前院に於て第一時課、第一時課に祭日の讃詞。聖三祝文の後に祭日の小讃詞、及び其他。

聖體禮儀には、眞福詞に祭日の規程の第三及び第六歌頌、八句を立つ、祭日の提綱、使徒、「アリルイヤ」、福音經、及び領聖詞

 

[*]若し福音祭がラザリの「スボタ」に遇はぱ、式左の如し。

金曜日の晩課には、「カフィズマ」を誦せず、「主よ、爾に籲ぶ」に本日の自調の讃頌、第八調、「人を愛する主よ、我等は靈を益する四旬齋を終へて」、二次、祭日の三、「童貞女よ、ガウリイルは世世の前の議定」、及び聖ラザリの五。光榮、「我等は靈を益する四旬齋を終へて呼ばん」、今も、祭日の、「「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に」。聖入。提綱。本日の喩言、祭日の喩言、共に五篇、以下先備聖體禮儀を行ふこと例の如し。 

---------------------[マルコの章程       1334]---------------------

【注意】 夜の定刻に及びて大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らす。衆堂に集まりて、晩堂大課を歌ふ。第一の聖三祝文の後に祭日の讃詞。第二の後に祭日の小讃詞。「至高には光榮神に歸し」の後に、前院に出でて、「リティヤ」を行ひ、祭日の讃頌三章を歌ふ、第一調又三歌經の自調の讃頌三章を歌ふ、「ハリストスよ、爾の神性を」、「凡そ呼吸ある者」に載す。光榮、「天は樂しむべし」、今も、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。挿句には祭日の讃頌、其附唱と共に。光榮、三歌經の讃頌、今も、祭日の、「今日は福音の歡喜」。「天に在す」の後に祭日の讃詞、三次.餅の祝福。祭日の講説の誦讀。

早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞、二次、光榮、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」、今も、祭日の。第一の「カフィズマ」の後に、三歌經の坐誦讃詞、第一調、「ハリストス神世界に生命を賜ふ主よ」、二次。光榮、今も、祭日の。ラザリの事の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、三歌經の坐誦讃詞、第五調、「仁慈なる主よ、爾は睿智と前知との泉にして」、二次。光榮、今も、祭日の。祭日の講説の誦讀。次ぎて多燭詞。祭日の坐誦讃詞。品第詞、第四調の第一倡和詞提綱。祭日の福音經。「ハリストスの復活を見て」。第五十聖詠。祭日の讃頌。祭日の規程「イルモス」と共に六句に、聖ラザリの二規程、八句に、又四歌頌。共頌はラザリの第二の規程の「イルモス」、「イズライリ」は乾ける地の如く」、兩詠隊共に歌ふ。第三歌頌の後に、聖ラザリの小讃詞同讃詞及び坐誦讃詞。光榮、今も、祭日の。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に、祭日の小讃詞及び同讃詞。誦讀。第九歌頌の後に「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱を歌ふ、祭日の式に規定する所の如し。三歌經の規程に附唱、「我等の神よ、光榮は爾に歸す、光榮は爾に歸す」を誦す。共頌、「潔き童貞女よ、我等爾に依りて救はれし者は」。次ぎて祭日の附唱及び「イルモス」、「聖にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」。「主我等の神は聖なり」、第一調に依る。祭日の光耀歌、二次、光榮、今も、ラザリの。「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌、三、及びラザリの三。次ぎて附唱、第一、「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、第二、「主よ、我心を盡して爾を讃め揚げ」。光榮、聖ラザリの、「今日至大至榮なる奇蹟は行はれたり」、今も、祭日の、今日永久の奥義は顯れ」。大詠頌。祭日の讚詞。光榮、今も、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」。聯---------------------[マルコの章程       1335]---------------------

發放詞。前院に於て第一時課。第一時課に祭日の讃詞。光榮、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」、今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後にラザリの小讃詞。各時課にも讃詞を此くの如く誦す。小讃詞を誦す。

 

【注意】 聖體禮儀には。眞福詞に祭日の規程の第三歌頌、四句に、及びラザリの第六歌頌四句に。聖入の後に、祭日及びラザリの讃詞。光榮、ラザリの小讃詞。今も、祭日の。聖三詞に代へて歌ふ、「ハリストスに於て、洗を受けし者は」、提綱、使徒、「アリルイヤ」、及び福音經は先に祭日の後にラザリの。「常に福にして」に代へて、祭日の「イルモス」を歌ふ。領聖詞は先に祭日の、後にラザリの。

 

[*]若し福音祭が聖枝主日に遇はぱ、式左の如し。

「スボタ」の小晩課には、聖枝の讃頌四句に。光榮、今も、祭日の、「第六月に天軍首は」、挿句には祭日の大晩課の自調の讃頌、其附唱と共に。光榮、今も、聖枝の、「崇め讃めらるる主よ、我畏を以て」、祭日の讃詞。光榮、今も、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」。小聯。發放詞。

大晩課には、第一カフィズマ」全分。「主よ、爾にぶ」に祭日讃頌三章、各二次、及び聖枝の四句に。光榮、聖枝の、「今日聖神の恩寵は我等を聚めたり」、今も、祭日の「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。聖入。本日の提綱。祭日の喩言五篇、及び聖枝の三篇。「リティヤ」には祭日の讃頌三章、聖枝の三章。光榮、聖枝の、「逾越節の前六日イイススワィファニヤに來れり」、今も、祭日の、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。挿句には聖枝の自調の讃頌、第八調、其附唱と共に。光榮、聖枝の「今日聖神の恩寵は我等を聚めたり」、今も、祭日の、「今日永久の奥義は顯れ」。餅の祝福に祭日の讃詞、二次、聖枝の、一次。祭日の講説の誦讀。

早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞、二次。光榮、今も、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」。第一の「カフィズマ」の後に、聖枝の坐誦讃詞。光榮、今も、祭日の。講説の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、聖枝の坐誦讃詞。光榮、今も、祭日の。次ぎて祭日の多燭詞、及び坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。品第詞、第四調の第一倡和詞。聖枝の提綱。「凡そ呼吸あ

---------------------[マルコの章程       1336]---------------------

る者」、聖枝の福音經。第五十聖詠、「ハリストスの復活を見て」を歌はず、衆が聖福音經に接吻する時、司祭は例に依りて樹枝を蝋燭と共に授く、「生神女の祈に依りて」に代へて歌ふ、光榮、「今日ハリストスは小驢に乗りて」、今も、同上。次ぎて「神よ、爾の大なる憐に因りて」。後に讃頌、第六調、「今日聖神の恩寵は我等を聚めたり」、祭日の規程「イルモス」と共に八句に、聖枝の、「イルモス」と共に八句に。共頌、二規程の「イルモス」。兩詠隊各其一を歌ふ。第三歌頌の後に聖枝の小讃詞同讃詞、及び坐誦讃詞。光榮、今も、祭日の。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に、祭日の小讃詞及び同讃詞。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱を歌ふ、規定せし所の如し。聖枝の附唱は常例の如し。「我等の神よ、光榮は爾に歸す、光榮は爾に歸す」、遂に兩詠隊共に祭日の附唱、及び祭日の「イルモス」、「聖にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」、又聖枝の「イルモス」を歌ふ。次に「主我等の神は聖なり」、第一調に依る。祭日の光耀歌、二次。「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌三章、及び聖枝の三章。光榮、祭日の。「天は樂んむべし、地は喜ぶべし」、今も、聖枝の、「逾越節の前六日イイススワィファニヤに來れり」。大詠頌。讃詞、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」。光榮、今も、祭日の。聯。發放詞。前院に於て第一時課。時課には祭日の讃詞。光榮、聖枝の、「ハリストス神よ、爾は己の苦の前に」、今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に小讃詞を誦す。

聖體禮儀には、眞福詞は祭日の第三歌頌四句に、及び聖枝の第六歌頌四句に。聖入の後に句を誦す、「我が神の救を日日に福音せよ」、祭日及び聖枝の讃詞。光榮、聖枝の小讃詞、「天には寶座に」、今も、祭日の、「生神女よ、我等爾の諸僕は」。提綱は聖枝及び祭日の。使徒、「アリルイヤ」、福音經、及び領聖詞は祭日及び聖枝の。

 

【注意】 聖體禮儀に「常に福にして」に代へて、聖枝の「イルモス」、「主は神なり、我等に臨めり」。若し生神女の福音の堂ならば、「常に福にして」に代へて、「イルモス」、「聖にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」を歌ふ。

---------------------[マルコの章程       1337]---------------------

[*]若し至聖生神女の福音祭が大月曜日に遇はば、式左の如し。

聖枝主日の小晩課には、「主よ、爾にぶ」に祭日の讃頌四句に。光榮、今も、祭日の。挿句には祭日の大晩課の讃頌。光榮、今も、祭日の、及び祭日の。

大晩課には、第一の「カフィズマ」の第一倡和詞を歌ふ。「主よ、爾にぶ」に祭日の讃頌六句に、及び聖枝の四句に。光榮、聖枝の、第六調、「神父の言及び同永在の子、天を寶座と爲し、地を足のと爲す」、今も、祭日の、「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。聖入。本日の提綱。祭日の喩言三篇。「リティヤ」に祭日の讃頌。光榮、今も、祭日の、「ガウリイルは恩寵を蒙れる者に今日福音す」。挿句には本日の自調の讃頌。其附唱と共に。光榮、聖枝の、「我等信者は神聖なる祭より神聖なる祭に移るが如く」、今も、祭日の、「今日永久の奥義は顯れ」。餅の祝福に祭日の讃詞、三次。祭日の講説の誦讀。

早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞、三次。第一の「カフィズマ」の後、及び第二の後に本日の坐誦讃詞。本日の誦讀、第三の「カフィズマ」の後に、小聯。祭日の兩坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。多燭詞。坐

誦讃詞。品第詞、第四調の第一倡和詞提綱、我が神の救を日日に福音せよ」。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。

【注意】 (福音祭が此の週間の何の日に遇ふとも、本日の福音經は是を舎きて讀まず。祭日の規程、「イルモス」と共に六句に、及び三歌頌八句に。共頌は三歌經の、兩詠隊共に「イルモス」を歌ふ、

【注意】 三歌頌のなき所には、祭日の規程、「イルモス」と共に十四句に。共頌は祭日の。第三歌頌の後に、本日の小讃詞及び同讃詞、并に祭日の坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に、祭日の小讃詞及び同讃詞。祭日略解及び祭日集略を讀む。第九歌頌には「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱を歌ふ、「地よ、大なる歡喜を福音せよ」。次ぎて祭日の「イルモス」、「聖にせられられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず。」三歌頌の讃詞に附唱、「我等の神よ、光榮は爾に歸す、光榮は爾に歸す」。共頌に三歌經の「イルモス」を歌ふ.次に祭日の附唱及び「イルモス」、「聖にせられざる者の手は」。祭日の光耀歌。光榮本日の、今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌四句に、光榮、祭日の、「今日永久の奥義は顯れ」、今も、本日の「兄弟よ、果を結ばざるに因りて枯れたる無花果樹

---------------------[マルコの章程       1338]---------------------

の懲戒を懼れて」。次ぎて司祭或は誦經者誦す、「光榮は爾我等に光を顯しし主に歸す」。聯「我等主の前に吾が朝のを増し加へん」。挿句には本日の自調の讃頌、第一調、「主は自由の苦に往く時、途中使徒等に謂へり」、附唱、「主よ、夙に爾の憐を以て我等に飽かしめよ、然せば我等生涯歡び樂しまん」。信者よ、我等ハリストス神の救を施す苦に至りて」、附唱「爾我等を撲ちし日、我等が禍に遭ひし年に代へて、我等を樂しましめ給へ」、「主よ、爾苦に往く時爾の門徒を堅め、獨彼等を招きて」、附唱、「願はくは爾のは爾の諸僕に著れ、爾の光榮は其諸子に顯れん」。「主よ、ゼワェデイの子の母は爾が定制の言ひ難き奥義に堪へずして」、附唱、「願はくは主吾が神の惠は我等に在らん、願はくは我が手のを我等に助け給へ、我が手の工作を助け給へ」。「主よ爾は門徙に最完全なる事を謀るべきを教へて」。光榮、第八調、「蛇は第二のエワとしてエギペトの婦を獲て」、今も、祭日の、「天は樂しむべし、地は喜ぶべし」。次ぎて「至上者よ、主を讃榮し、爾の名に歌ひ」、一次。「天に在す」の後に祭日の讃詞、聯。三大拜。是に於て「來れ我等の王神に」、三次、及び第一時課を誦す。「祭日の讃詞。今も、生神女讃詞、「嗚呼恩寵に満たさるる者よ」。聖三祝文の後に祭日の小讃詞。終に三大拜。次ぎて「眞の光なるハリストス、及び發放詞。

第三及び第六時課を「カフィズマ」并に誦讀と共に誦す。又四福音經の誦讀あり。時課中に祭日の讚詞を

誦す。本日及び祭日の小讃詞を誦す。毎時課の終に三大拜あり。同じく第九時課を誦す。眞福詞は歌はずして之を誦す。「主よ、爾の國に來らん時」、及び其他。「天に在す」の後に本日の小讃詞。光榮、今も、祭日の、「主憐めよ」、四十次。光榮、今も、「ヘルワィムより尊く」、及び三大拜。是より直に晩課を始む。拜なく、「カフィズマ」なし。「主よ、爾にぶ」に本日の自調の讃頌五、及び祭日の五。光榮、本日の「兄弟よ、果を結ばざるに因りて枯れたる無花果樹」、今も、祭日の、「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。本日の提綱、及び喩言、又祭日の二篇。次ぎて小聯。聖三祝文、祭日の提綱。使徒及び「アリルイヤ」。祭日及び本日の福音經。---------------------[マルコの章程       1339]---------------------

以下聖金口の聖體禮儀常例の如し、領聖詞は祭日の。

 

【注意】 若し已むを得ざることありて聖體禮儀を行はずぱ、

「主よ、爾にぶ」に讃頌、十句を立てて歌ふ、本日の三章、第一調、始の二章は各二次、祭日の五章、光榮、本日の、第八調、「蛇は第二のエワとしてエギペトの婦を獲て」、今も、祭日の。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。本日の提綱、及び喩言又祭日の二篇。次ぎて祭日及び本日の提綱、使徒「アリルイヤ」、及び福音經。「主よ、我等を守り、罪なくして」。聯、「我等主の前に吾が晩のを増し加へん」、挿句には本日の、第五調、「主よ、爾は門徒に最完全なる事を謀るべきを教へて」、二次、本日の附唱と共に。又他の句、第八調、「兄弟よ、果を結ばざるに因りて枯れたる無花果樹」。光榮、第五調「主よ、爾苦に往く時爾の門徒を堅め」、今も、祭日の、「主宰よ、今爾の言に循ひ」、祭日の讃詞。聯、及び發放詞。大週間の他の日に於ても是くの如く歌ふ、

 

   晩堂課に拜なし。

唯「至高には光榮神に歸し」の後に三拜。聖三祝文に三拜。終に三大拜、及び十二小拜、最後の聖三祝文に三拜、アンドレイ師の三歌頌を歌ふ。

[*]若し福音祭が大火曜日に遇はば、式左の如し。

月曜日の晩課には、「カフィズマ」を誦せず。「主よ、爾にぶ」に本日の自調の讃頌五、及び祭日の五。光榮、本日の、「蛇は第二のエワとしてエギペトの婦を獲て」、今も、祭日の、「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。本日の提綱、及び喩言、又祭日の三篇。願はくは我がは香爐の香の如く」、及び三拜。本日の福音經。以下先備聖體禮儀を行ふこと例の如し。

夜の定刻に及びて、大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らし、衆堂に聚まりて晩堂大課を歌ふ。其始に司祭例の如く爐儀を行ふ。「神は我等と偕にす」、兩詠隊歌ふ。「至高きには光榮神に歸し」の後、前院に出でて「リティヤ」に祭日の自調の讃頌ふ歌ふ。光榮、今も、祭日の、ガウリイ

---------------------[マルコの章程       1340]---------------------

ルは恩寵を蒙れる者に今日福音す。挿句には祭日の自調の讚頌三章、其附唱と共に。光榮、今も、「今日は福音の歡喜」。の祝福に祭日の讃詞三次。祭日の講説の誦讀。

【注意】 早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞、三次。始の二「カフィズマ」の後に各三歌經坐誦讃詞。本日の講説の誦讀第三の「カフィズマ」の後に小聯。祭日の坐誦讃詞。多燭詞。祭日の坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。品第詞第四調の第一倡和詞、提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。祭日の規程、「イルモス」と共に十四句に。共頌は祭日の「イルモス」、兩詠隊共に歌ふ。三歌經の二歌頌の處には祭日の規程、「イルモス」と共に六句に、二歌頌八句に。後に三歌經の「イルモス」を兩詠隊共に歌ふ。三歌頌の後に本日の小讃詞。及び同讃詞。又祭日の坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に祭日の小讃詞及び同讃詞。祭日略解を讀む。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱及び「イルモス」を歌ふ、大月曜日に示ししが如し。祭日の光耀歌、光榮、本日の、今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌四句に。光榮、本日の、「新郎ハリストスよ、我靈の怠惰を以て眠りて」、今も、祭日の、「今日永久の奥義は顯れ」、挿句には本日の自調の讃頌、其附唱と共に、大月曜日に規定せし所の如し。「主よ、夙に爾の憐を以て我等に飽かしめよ」。光榮、祭日の、「天は樂しむべし」、今も、本日の、第六調、「イイススよ、爾光榮を以て天使の軍と偕に來りて」。祭日の讃詞。聯。三大拜。次ぎて「來れ、我等の王神に」三次。第一時課。其終に三大拜及び祝文、「眞の光なるハリストス」并に發放詞。

【注意】 第三及び第六時課に「カフィズマ」及び四福音經の誦讀あり。時課に祭日の讃詞、本日及び祭日の小讃詞を誦す。毎時歌の終に三大拜あり。第九時課には「カフィズマ」なし。眞福詞は歌はずして之を誦す、「主よ、爾の國に來らん時」、及び其他例の如し。「天に在す」の後に祭日の小讃詞。「主憐めよ」、四十次。光榮。今も、「ヘルワィムより尊く」。三大拜。是より直に「來れ、我等の王神に」、三次、并に晩課を歌ふ、「カフィズマ」なく、拜なし。「主よ.爾にぶ」に本日の自調の讃頌五、及び祭日の五。光榮、本日の、今も、祭日の。福音經捧持の聖入。本日の提綱及び喩言、又祭日の二篇。小聯、及び聖三祝文の高唱。祭日の提綱。使徒及び「アリルイヤ」。祭日及び本日の福音經。以下聖金口の聖體禮儀常例の如し。領聖詞は祭日の。

---------------------[マルコの章程       1341]---------------------

晩堂小課を行ふ、拜なし。共中にクリトのアンドレイ師の三歌頌を歌ふ。

 

[*]若し福音祭が大水曜日に遇はば、式左の如し

火曜日の晩課には、「カフィズマ及び拜なし。「主よ、爾にぶ」に本日の自調の讃頌五、及び祭日の五、光榮、本日の、第七調「我が靈よ、視よ、主宰は爾にを託す」、今も、祭日の。福音經捧持の聖入。本日の提綱、及び喩言、又祭日の三篇。「願はくは我がは香爐の香の如く」、及び三拜。本日の福音經。以下先備聖體禮儀を行ふこと例の如し。

【注意】 夜の定刻に及びて、大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らす。衆堂に聚まりて晩堂大課を歌ふ。司祭例に依りて爐儀を行ふ。「神は我等と偕にす」、兩詠隊之を歌ふ。「至高きには光榮神に歸し」の後前院に出でて、「リティヤ」に祭日の讃頌を歌ふ。光榮、今も、祭日の。挿句には讚頌。光榮、今も、祭日の。餅の祝福に祭日の讃詞三次、及び祭日の講説の誦讀。

早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞三次。始の二「カフィズマ」の後に各三歌經の坐誦讃詞。本日の講説の誦讀。第三の「カフィズマ」の後に小聯。祭日の兩坐誦讃詞、多燭詞。祭日の坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀、品第詞第四調の第一倡和詞提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。祭日の規程「イルモス」と共に十四句に。共頌は祭日の「イルモス」。兩詠隊共に歌ふ。

【注意】 三歌經の三歌頌の處には祭日の規程「イルモス」と共に六句に、及び三歌頌八句に。共頌は三歌經の「イルモス」。三歌頌の後に本日の小讃詞及び同讃詞。又祭日の坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に祭日の小讃詞及び同讃詞、第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱及び「イルモス」を歌ふ、規定せし所の如し。祭日の光耀歌。光榮、本日の、今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌四句に。光榮、本日の、第六調、「今日ハリストスがファリセイの家に來れるに」、今も、祭日の、第二調、「今日永久の奥義は顯れ」。挿句には本日の讃頌、其附唱と共に、大月曜日に規定せし所の如し。光榮、祭日の、第

---------------------[マルコの章程       1342]---------------------

八調「天は樂しむべし」今も、本日の、同調、「主よ、多くの罪に陷りし婦」、及び其他、上に記す所の如し。

定刻に及びて時課を行ふ、其中に「カフィズマ」及び四福音經の誦讀あり。其他時課及び聖體禮儀の事は斯の週間の月曜日及び火曜日に規定せし所の如し。

晩堂課も亦上に記しし如く行ふ。其中にクリトのアンドレイ師の三歌頌を歌ふ。

 

[*]若し福音祭が大木曜日に遇はば、式左の如し。

大水曜日の晩課には、「カフィズマ」なし。「主よ、爾にぶ」に本日の自調の讃頌五、及び祭日の五。光榮、本日の、今も、祭日の。福音經捧持の聖入。本日の提綱、及び喩言、又祭日の三篇。「願はくは我がは香爐の香の如く」、及び三拜。本日の福音經。以下先備聖體禮儀を行ふこと例の如し。

 

【注意】 夜の定刻に及びて大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らす。衆堂に聚まりて晩堂大課を歌ふ。司祭例に依りて爐儀を行ふ。「至高きには光榮神に歸し」の後、前院に出でて、「リティヤ」に祭日の讃頌を歌ふ。光榮、今も、祭日の。挿句には讃頌、光榮、今も、祭日の。餅の祝福に祭日の讃詞、三次。祭日の講説の誦讀。早課には、「主は神なり」に祭日の讃詞、二次。光榮、今も、「光明の門徒が晩餐の濯に照されし時」。次ぎて祭日の多燭詞坐誦讃詞、及び祭日の講説の誦讀。品第詞、第四調の第一倡和詞提綱、「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。祭日の規程、「イルモス」と共に八句に、「イルモス」二次、又本日の規程「イルモス」と共に八句に。共頌は本日の「イルモス」、兩詠隊共に歌ふ。第三歌頌の後に、本日の小讃詞同讃詞及び坐誦讃詞。祭日の光榮、今も、及び講説の誦讀。第六歌頌の後に祭日の小讃詞及び同讃詞。祭日略解及び祭日集略を讀む。第九歌頌には「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱を歌ふ、上に記す所の如し。後に「イルモス」、「信者よ、來りて、高きを仰ぐ智慧を以て」。次ぎて祭日の附唱及び「イルモス」。祭日の光耀歌。光榮、本日の、今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に祭日の讃頌四句に。光榮、祭日の、今も、本日の。後に「至高きには光榮神に歸し」、及び聯。次ぎて挿句には本日の讃頌、其附唱と共に、光榮、本日の、今も、祭日の。「至上者よ、主を讃榮し、」及び「天に在す」の後に、本日の讃詞。光榮、今も、祭日の、及び聯、「神よ、爾の大なる憐に困りて我等を憐み」。發放詞。---------------------[マルコの章程       1343]---------------------

次ぎて「來れ、我等の王神に」、三次、及び第一時課、其中に本日の讃詞、及び喩言。祭日の教訓、并に發放詞。

【注意】 第三、第六及び第九時課に祭日の讃詞を誦す。光榮、本日の、今も、時課の生神女讃詞「天に在す」の後に小讃詞を誦す、「主よ、爾の國に來らん時我等を憶ひ給へ」、其他。「天軍爾を歌ひて曰ふ」。「天に在す」の後に祭日の小讃詞。「主憐めよ」、四十次。祝文。「至聖なる三者、一性の權柄」、及び發放詞。「我何の時にも主を讃め揚げん」を誦せず。

晩課には、「主よ爾にぶ」に本日の自調の讃頌五、及び祭日の五。光榮、本日の、今も、祭日の。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。本日の喩言、及び祭日の二篇。小聯。次ぎて聖三祝文。本日及び祭日の提綱。本日及び祭日の使徒。

【注意】 以下大ワシリイの聖體禮儀を行ふこと例の如し。「常に福にして」に代へて、「イルモス」、「信者よ、來りて、高きを仰ぐ智慧を以て」を歌ふ、若し至聖生神女の福音の堂ならば、「イルモス」、「聖にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」を歌ふ。ヘルワィムの歌に代へて、讃詞第六調、「神の子よ、今我を爾が機密の筵に」を歌ふこと三次。領聖詞に代へて此の讃詞を歌ふこと一次。

【注意】 衆の領聖する時にも「ハリストスの聖體を領けよ」に代へて、同じく此の讃詞を歌ふ。又「主よ、願はくは我が口は讃美に満てられて」に代へて、此の讃詞一次、及び「アリルイヤ」を歌ふ。

 

[*]若し福音祭が大金曜日に遇はば、式左の如し。

木曜日の晩歌には「主よ、爾にぶ」に本日の讃頌五、及び祭日の五。光榮、本日の、「イウダは實に蝮の類の裔」、今も、祭日の、「「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」。福音經捧持の聖入。本日の提綱、及び喩言、又祭日の三篇。小聯、及び高聲、聖三祝文。本日の提綱、使徒「アリルイヤ」、及び福音經。其他大ワシリイの神聖なる聖體禮儀、上に記ししが如し。

晩堂小課を歌ふ、三歌頌と共に。聖三祝文の後に本日の小讃詞。光榮、今も祭日の。

夜の定刻に及びて、大鐘を撞き、次ぎて連鐘を鳴らして、早課を始む。「主は神なり」祭日の

---------------------[マルコの章程       1344]---------------------

讃詞二次。光榮、今も、本日の、「光明の門徒が晩餐の濯に照されし時」。次ぎて小聯。其後直に輔祭或は司祭誦す、「我等に聖福音經を聽くを賜ふを主神にらん」。是に於て聖務長第一の福音經を讀む。次ぎて諸倡和詞、及び聖受難の福音經其順序に循ふ。第七の福音經を讀み畢りて後、本日の誦讀。品第詞、第四調の第一倡和詞。祭日の提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。直に聖受難の第八の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。祝文、「神よ、爾の民を救ひ、及び爾の嗣業に福を降し給へ」。詠隊、「主憐めよ」、十二次。祭日の規程、「イルモス」と共に十四句に。共頌は祭日の、兩詠隊共に歌ふ。三歌經の三歌頌のある處には祭日の規程「イルモス」と共に六句に、「イルモス」二次、又三歌頌八句に。共頌は三歌經の「イルモス」、兩詠隊共に之を歌ふ。第三歌頌の後に本日の小讃詞及び同讃詞。光榮、今も、祭日の坐誦讃詞。祭日の講説の誦讀。第六歌頌の後に祭日の小讃詞、及び同讃詞祭日集略を讀む。第九歌頌には「ヘルワィムより尊く」を歌はずして、祭日の附唱を歌ふ。祭日の光耀歌。光榮、本日の、今も、祭日の。次ぎて第九の福音經を讀む。「凡そ呼吸ある者」に本日の自調の讃頌。光榮、第六調、「不義なる審判者は已に裁決の筆を潤し」、今も、祭日の、第八調、「天は樂しむべし」。次ぎて第十の福音經。後に「至高きには光榮神に歸し」。聯、「我等主の前に吾が朝のを」。高聲の後に、第十一の福音經。次ぎて挿句に祭日の讚頌。光榮、本日の、今も、祭日の。第十二の福音經を讀む。後に「至上者よ、主を讃榮し、爾の名に歌ひ」。「天に在す」の後に讃詞、第四調、「爾は十字架に釘せられて」。光榮、今も、祭日の。聯、「神よ、爾の大なる憐に因りて」。輔祭、「睿智」。其他。發放詞。

【注意】 第一時課を歌ふこと大金曜日の式の如し、其中に祭日及び本日の讃詞、并に祭日の小讚詞を誦す。第三、第六、第九畤課を各其讃詞、喩言、使徒、福音經、誦讀等と共に行ふ、其中に大金曜日及び祭日の時課の讃詞、本日及び祭日の小讚詞、其他を誦す、大金曜日の式に示ししが如し。第三十三聖詠を此に誦せずして、之を聖體禮儀に誦す。

定刻に及びて大鐘及び連鐘を鳴して後、晩課を始む。司祭を行ふる「主よ、爾にぶ」に本日の讃頌六、及び祭日の四を歌ふ。光榮、本日の、「鳴乎不法の會は何如に諸恩に恥ぢず---------------------[マルコの章程       1345]---------------------

して造物の王を死に定めたる」、今も、祭日の、「「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に天より遣されて」福音經捧持の聖入、「穩なる光」。本日の提綱、及び喩言、又祭日の二篇。次ぎて小聯。聖三祝文。提綱、使徒「アリルイヤ」、及び福音經は、先に祭日の、後に本日の、領聖詞は祭日の。金口の神聖なる聖體禮儀は行はる。「常に福にして」に代へて、祭日の「イルモス」を歌ふ、「聖にせられざる者の手は敢て神の生ける約櫃に觸るべからず」。

 

[*]若し至聖生神女の福音祭が大「スボタ」に遇はば、式左の如し。

金曜日の晩に、定刻に及びて、大鐘を撞き、連鐘を鳴して、後に晩課を歌ふ。「主よ、爾にぶ」に本日の自調の讃頌六句に、及び祭日の四句に。光榮、本日の。今も、祭日の。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。提綱及び誦讀は本日の、及び祭日の五。次に提綱。使徒、「アリルイヤ」、福音經は本日の。其後聯、「我等皆靈を全うして」。「主よ、我等を守り、罪なくして此晩」。「我等主の前に吾が晩のを増し加へん」。

挿句に本日の讚頌、其附唱と共に。光榮、祭日の。今も、本日の。次に「主宰よ、今爾の言に循ひて」。

聖三祝文の後に、讃詞は祭日の。光榮、今も、「尊きイオシフは」。司祭、「睿智」、及び發放詞。晩堂課を私室に歌ふ。小讃詞は本日の。光榮、今も、祭日の。

夜の定刻に、大鐘を撞き、連鐘を鳴して後に早課を歌ふ。「主は神なり」に讃詞は本日の、第二調、「尊きイオシフは」、一次、「死せざる生命よ、爾死に降りし時」一次。光榮「天使は香料を携ふる女に」。今も、祭日の、「今日は我が救の初」。次に「ネポロチニ」を歌ふ、第五調に依る。司祭は第一の光榮に爐儀を行ふ、第二、及び第三の光榮にも之を爲す、常例の如し。「ネポロチニ」畢りて後に主日の讃詞を歌ふ、「救世主よ、天使の軍は其他。次に小聯。本日の坐誦讃詞多燭詞。祭日の坐誦讃詞。祭日の誦讀。品第詞、第四調の第一倡和詞。祭日の提綱。「凡そ呼吸ある者」。祭日の福音經。第五十聖詠。祭日の讃頌。規程は祭日の、「イルモス」と共に八句に、「イルモス」二次、及び本日の、「イルモス」と共に八句に。共頌は本日の「イルモス」、兩詠隊共に。第三歌頌の後に、小讃詞同讃詞、及び坐誦讃詞は本日の。光榮、今も、祭日の。祭日の誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讚詞は祭日の。祭日略解

---------------------[マルコの章程       1346]---------------------

祭日集略。第九歌頌に、「ヘルワィムより尊く」を歌はず、祭日の附唱を歌ふ、上述の如し。後に本日の「イルモス」、「母よ、我爾が種なくして孕みし子の柩に在るを見て泣く毋れ」。次に祭日の附唱及び「イルモス」、「主我等の神は聖なり」、第二調に依る。光耀歌は祭日の、二次。

 

「凡そ呼吸ある者」に。本日の自調の讚頌三、祭日の三。次に祭日の自調、第八調、「天は樂しむべし、地は喜ぶべし」、附唱と共に、「我が神の救を日日に福音せよ」。光榮、本日の。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖行あり、三歌經に記ししが如し。其後提綱、及び本日の喩言。提綱、使徒、「アリルイヤ」、及び福音經は本日の、聯及び發放詞、第一時課を前院に歌ふ。他の時課は其定刻に歌ふ。各時課に、讃詞は祭日の、及び本日の。小讃詞は更誦す。眞福詞は歌はずして誦す、「主よ、爾の國に來らん時」、其他、「天に在す」の後に、小讃詞は本日の。光榮、今も、小讃詞は祭日の。主憐めよ、四十次。祝文。「至聖なる三者、一性の權柄」。及び發放詞。

 

   聖大「スボタ」の晩に、

定刻に及びて大鐘を撞き、連鐘を鳴らし、衆堂に集まりて、司祭祝讃して後晩課を歌ふ、常例の如し、「カフィズマ」なし。

「主よ、爾にぶ」に歌ふこと、讃頌は主日の三、第一調「聖なる主よ、我が晩の祈を納れて」、大「スボタ」の自調三、第八調、及び祭日の四句に。光榮、本日の、第六調、「大なるモイセイは此の日を奥密に前兆して」。今も、祭日の、「「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に」。福音經捧持の聖入。「穏なる光」。

提綱を誦せずして、輔祭直に誦す、「睿智」。本日の、其次第に循ふ。畢りて後小聯及び高聲。聖三詞に代へて歌ふ、「ハリストスに因りて洗を受けし者は」、「アリルイヤ」。提綱は本日の、及び祭日の。使徒は本日の及び祭日の、「ヘルワィムの歌に代へて歌ふ、人の肉體は悉く默し、畏れ戰きて立つべし」。以下聖大ワシリイの聖體禮儀、其次第に循ふ。

---------------------[マルコの章程       1347]---------------------

「常に福にして」に代へて「イルモス」を歌ふ、「母よ、我爾が種なくしく孕みし子の柩に在るを見て泣く毋れ」、生神女福音の堂ならば「イルモス」を歌ふ、「聖にせられざる者の手は」。領聖詞は本日の、及び祭日の。

知るべし、福音祭は大週間の何の日に遇ふとも、

徹夜を晩堂課と共に行ふ。此の日には煮物に油を用いるを許す、但し大金曜日の外。

 

 

   至聖なる生神女の福音祭の復日に關する規定

 

【注意】 知るべし、若し福音祭が齋の第三或は第四週間の金曜日に遇はば、

祭日の全奉事を三歌經と共に定則に循ひて歌ふ、前の次第に記ししが如し。早課に、第三の「スボタ」に復日祭の奉事を歌ふ。「主は神なり」に、祭日の讃詞、二次。光榮、天使首の。今も、祭日の。「カフィズマ」の後に坐誦讃詞は祭日の、及び祭日の誦讀。

規程は祭日の、「イルモス」と共に八句に、及び天使首の六句に。共頌は祭日の。

 

【注意】 四歌頌を此に歌はず、前に晩堂課に歌ふ。第三歌頌の後に小讃詞及び同讃詞は天使首の、并

坐誦讃詞、二次。光榮、今も、祭日の。誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌はず、祭日の附唱を歌ふ。次に「イルモス」、祭日の讃詞毎に同じき附唱を歌ふ、終に「イルモス」。光耀歌は祭日の。光榮、天使首の。今も、祭日の。

「凡そ呼吸ある者」に讃頌は六句に、祭日の三、及び天使首の三。光榮、今も、祭日の。大詠頌。聖三祝文の後に、讃詞は天使首の。光榮、今も、祭日の。聯、發放詞、及び第一時課。第一時課に讃詞は祭日の、及び天使首の。小讃詞は祭日の、其他。并に最後の發放詞。

聖體禮儀に、眞福詞は祭日の、第三及び第六歌頌は聖入の後に、讚詞は祭日の、及び天使首の。光榮、小讃詞、天使首の。今も、祭日の。提綱は祭日の。使徒、「アリルイヤ」、福音經は本日及び祭日の。「常に福にして」に代へて祭日の「イルモス」を歌ふ。領聖詞は祭日の。

---------------------[マルコの章程       1348]---------------------

若し福音祭の復日が齋の第三の主日に遇はば

「スボタ」に、小晩課に、三歌經の奉事常の如し。大晩課に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌は主日の三、十字架の四、及び祭日の三。光榮、十字架の。今も、祭日の、(或は本調の第一の生神女讃詞。)聖入。本日の提綱。及び聯。 

「リティヤ」に、讃頌は祭日の、第一調。光榮、十字架の。今も、祭日の。

挿句に、讃頌は主日の。光榮、十字架の。今も、祭日の。餅の祝福に、讃詞は祭日の、二次、及び十字架の、一次。并に誦讀。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、十字架の。今も、祭日の、「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は主日の、其生神女讃詞と共に福音經の講説の誦讀。「ネポロチニ」の後に、は本調の。福音經の講説の誦讀。品第詞、及び本調の提綱。「凡そ呼吸ある者」。主日の福音經。第五十聖詠。讃頌、第八調「生命を賜ふ主よ、我に痛悔の門を開けよ」、其他主日の。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、祭日の四句に、及び十字架の六句に。共頌は十字架の、兩詠隊共に。第三歌頌の後に、小讃詞は祭日の、坐誦讃詞は十宇架の、及び祭日の誦讀、第六歌頌の後に、十字架の小讃詞及び。誦讀。第九歌頌に、「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、十字架の。今も、祭日の。

「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は主日の三、十字架の二、及び祭日の三、其附唱と共に。其後附唱「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、三歌經の自調の讃頌を歌ふ。光榮、同上。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖三祝文の後に、聖十字架を戴きて至聖所より出す。十字架の讚詞を歌ふ、「主よ、爾の民を救ひ」、三次。尊貴なる十字架の伏拜あり、常例の如し。次に聯及び發放詞。

前院に出づ。光榮、今も、福音の讃頌、ストゥディトの敎訓、及び第一課。時課に、讃詞は主日の。光榮、十字架の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讃詞は十字架の。第三時課に、讃詞は主日の。光榮、祭日の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讚詞は祭日及び十字架の、誦す。

---------------------[マルコの章程       1349]---------------------

聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、十字架の。第三歌頌四句に、及び祭日の第九歌頌四句に聖入の後に、讃詞は主日の、十字架の、及び祭日の。光榮、小讃詞は十字架の。今も、祭日の。提綱、使徒、「アリルイヤ」、福音經、及び領聖詞は先に十字架の、後に生神女の祭日の。「常に福にして」に代へて歌ふ、「恩寵を満ち被る者よ、凡の造物」。「アルハンゲル」ガウリイルの奉事を月曜日に歌ふ。

 

【注意】 若し福音祭の復日及び天使首ガウリイルの會聚祭が齋の第三の主日に遇ひ、且天使首の堂ならば、

大晩課に、第一の「カフィズマ」全篇、「主よ、爾にぶ」に讃頌は主日の三、十字架の三、及び祭日の二、天使首の二、兩ながら四句に。光榮、十字架の。今も、祭日の、或は本調の生神女讃詞。聖入。本日の提綱。「リティヤ」に、讃頌は祭日の。光榮、祭日の。今も、十字架の。挿句に、讃頌は主日の。光榮、十字架の。今も、祭日の。餅の祝福に、讃詞は祭日の、二次、及び十字架の、一次。使徒經の講説の誦讀。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の、一次、及び十字架の、一次。光榮、天使首の。今も、祭日の。「カフィズマ」の後に.坐誦讃詞は主日の、及び其生神女讃詞。福音經の講説の誦讀。「ネポロチニ」の後に、は本調の、及び誦讀。品第詞。本調の提綱。主日の福音經、「ハリストスの復活を見て」。第五十聖詠。讃頌第八調、「生命を賜ふ主よ、我に痛悔の門を開けよ」、其他。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、祭日の三句に、天使首の三句に、及び十字架の四句に。共頌は十字架の。第三歌頌の後に、小讃詞は祭日の、及び天使首の、坐誦讃詞は天使首の。光榮、十字架の。

今も、祭日の、第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は十字架の。第九歌頌に、「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の。光榮、十字架の。今も、祭日の。

「凡そ呼吸ある者」に讃頌は主日の三、十字架の三、及び天使首の、光榮のと共に三、其附唱と共に。次に附唱、「主吾が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、三歌經の自調の讃頌を歌ふ。光榮、同上。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。聖三祝文の後に聖十字架を戴きて出す、并に十字架の伏拜、常例の如し。聯及び發放詞。光榮、今も、福音の讃頌ストゥディトの敎訓、及び第一時課、前院に於て、第一時課に、讃詞は主日の。光榮、---------------------[マルコの章程       1350]---------------------

十字架の。今も、時課の生神女讃詞。聖三祝文の後に、小讃詞は十字架の。第三時課に、讚詞は主日の。光榮、祭日の。今も、時課の生神女讃詞。「天に在す」の後に、小讚詞は祭日の、十字架の、及び天使首の、更誦す。

聖體禮儀に、眞福詞は本調の四句に、十字架の第三歌頌四句に、及び天使首の第六歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は主日の、十字架の、祭日の、及び天使首の。小讃詞は十字架の。光榮、天使首の。今も、祭日の。提綱は十字架、及び天使首の。使徒、「アリルイヤ」、及び福音經は先に十字架の、後に天使首の、「常に福にして」に代へて歌ふ、「恩寵を満ち被る者よ、凡の造物」。領聖詞は十字架の、及び天使首の。

若し福音祭の復日が齋の第四、或は第五の主日に遇はば、

「スボタ」に、小晩課に、讃頌常例の如し。大晩課に、「主よ爾にぶ」に、讚頌は主日の三、アナトリイの一、祭日の三、及び天使首の三。光榮、祭日の。今も、本調の第一の生神女讃詞。聖入。本日の提綱。「リティヤ」に、讃頌は主日の三。自調第四調、挿句の。光榮、今も、祭日の。挿句に讚頌は主日の。光榮、今も、祭日の。餅の祝福に讃詞、「生神童貞女よ、慶べよ」、三次。并に誦讀。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は主日の、二次。光榮、天使首の。今も、祭日の、「カフィズマ」の後に、坐誦讃詞は主日の、其生神女讚詞と共に。福音經の講説の誦讀。其他主日の。規程は主日の、「イルモス」と共に四句に、三歌經の四句に、祭日の、及び天使首の六句に。共頌は祭日の。第三歌頌の後に、小讃詞同讃詞、及び坐誦讃詞は天使首の。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は主日の、光榮、天使首の。今も、祭日の。「凡そ呼吸ある者」に讚頌は主日の四、祭日の三、及び祭日の自調、其附唱と共に。次に附唱、「主我が神よ、起きて爾の手を擧げよ」、及び三歌經の自調。光榮、同上。今も、「生神童貞女よ、爾は至りて讃美たる者なり」。大詠頌。復活の讃詞、聯及び發放詞。ストゥディトの敎訓、前院に出づること常例の如し。光榮、今も、福音の讃頌。第一時課。時課に、讃詞は主日の。光榮、祭日の。今も、時課の生神女讃---------------------[マルコの章程       1351]---------------------

詞。「天に在す」の後に、小讃詞は祭日の。

聖體禮儀に、眞福詞は本調の六句に、及び祭日の第九歌頌四句に。聖入の後に、讃詞は主日の、祭日の、及び天使首の。小讃詞は主日の。光榮、天使首の。今も、祭日の。提綱、使徒、アリルイヤ、福音經、及び領聖詞は本日の、及び祭日の。「常に福にして」に代へて歌ふ、「恩寵を満ち被る者よ、凡の造物」。

若し至聖なる生神女の福音祭の復日が齋の第四、或は第五、或は第六の月曜日に遇はば、

主日の晩に、「主よ、爾にぶ」に、讃頌三歌經の三、祭日の四、及び天使首の三。光榮、今も、祭日の。聖入。大提綱、聯、「我等主の前に吾が晩のを増し加へん」。挿句に讃頌は三歌經の本日の自調、二次。及び致命者讃詞。光榮、今も、祭日の。

【注意】 聖三祝文の後に讃詞、齋の式に循ふ。三大拜、及び發放詞。晩堂小課、拜なし。拜を「至高には光榮神に歸し」より始む。其中に月課經の順序の規程を誦す。

月曜日に、早課に、全奉事を上に一千三百二十五頁の章に記ししが如し。

 

若し福音祭の復日が齋の第四週間の水曜日、十字架伏拜の日に遇はば、

火躍日の晩に、「主よ爾にぶ」に、讃頌は十句に、本日の自調、二次、及び致命者讃詞、又本日の三、及び祭日の四。光榮、十字架の。今も、祭日の。聖入。提綱、誦讀は本日の、祭日の。并に次第に循ひて金口の神聖なる聖體禮儀天使首の奉事を他の日に、或は晩堂課に歌ふ。

【注意】 晩堂課及び早課を前述の如く歌ふ。早課に、規程は祭日の、「イルモス」と共に六句に、及び十字架の四句に。三歌頌のある處には、歌ふこと、規程は祭日の、「イルモス」と共に、四句に、十字架の、二句に、三歌頌は其次第に循ひて八句に、後に「イルモス」、三歌頌の。第三歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は祭日の、坐誦讃詞三歌經の。光榮、今も、祭日の。第六歌頌の後に、小讃詞及び同讃詞は十字架の。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌ふ。光耀歌は聖三の。「凡そ呼吸ある者」に、讚頌は十字架の四句に、火曜日の晩課に、「主よ、爾にぶ」に載す。光榮、今も、祭日の、挿句に、三歌經の。光榮、自調、三歌經の。今も、復同上。第一時課に十字架の伏拜、時課は拜と共に、齋の式に循ふ。

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【注意】 若し福音祭の復日が齋の第五週間の木曜日に遇はば、

水曜日の晩に、及び木曜日の早課に、祭日の全奉事を三歌經と共に歌ふこと、齋の日に記ししが如し、一千三百二十五頁。福音の復日祭の奉事は木曜日の早課に、使徒の三歌頌と共にあり。蓋大規程は移されて、本週間の火曜日に歌はれたり。

 

若し福音祭の復日が「アカフィスト」の「スボタ」に遇はば、

金曜日の晩課に、讃頌を十句に歌ふ。三歌經の本日の自調、二次、及び生神女の祭日の八句に、光榮、三歌經の、「今日永久の奥義は顯れ」。今も、祭日の、「「アルハンゲル」ガウリイルは童貞女に受孕を福音せん爲に」、聖入。喩言は本日の、及び祭日の二。小聯。聖三祝文の高聲、「蓋爾我等の神は聖なり」。

次に歌ふ、「聖なる神」。提綱、使徒、アリルイヤ、福音經、及び領聖詞は祭日の。其他金口の聖體禮儀。

早課に、「主は神なり」に、讃詞は「アカフィスト」の、三次。第一の「カフィズマ」の後に、小讃詞三、及び同讃詞三、復第一の小讃詞、並に「アカフィスト」の誦讀。第二の「カフィズマ」の後に、小讃詞三、及び同讚詞三、復第一の小讃詞、并に誦讀、第五十聖詠。

規程は祭日の、「イルモス」と共に六句に、及び「アカフィスト」の八句に。共頌は「我が口を開きて」、兩詠隊共に。四歌頌は此に歌はず、預晩堂課に歌ふ。第三歌頌の後に、小讃詞三、及び同讃詞三、復第一の小讃詞、其後坐誦讃詞は祭日の、并に誦讀。第六歌頌の後に、小讃詞三、及び同讃詞三。次に小讚詞、「嗚呼至りて讃美たる母よ」、三次。復第一の同讃詞及び小讃詞、并に誦讀。第九歌頌に「ヘルワィムより尊く」を歌はず、祭日の附唱を歌ふ。次に「イルモス」、「聖にせられざる者の手は」。光耀歌は祭日の、二次。「凡そ呼吸ある者」に、讃頌は三歌經の四句に。光榮、今も、祭日の。大詠頌。聖三祝文の後に、讃詞は祭日の。聯、發放詞、及び第一時課。第一時課に、讚詞は祭日の。聖三祝文の後に、小讃詞は祭日の、其他、并に最後の發放詞。 

聖體禮儀に、眞福詞は「アカフィスト」の、第三及び第六歌頌。提綱、「我が靈は主を崇め」。使徒は本日の、次に生神女の。「アリルイヤ」は生神女の。福音經は本日の、次に生神女の。---------------------[マルコの章程       1353]---------------------

「常に福にして」に代へて、「イルモス」、「聖にせられざる者の手は」。領聖詞は「我救の爵を受けて」。

 

若し至聖なる生神女の福音祭の復日がラザリの「スボタ」に遇ひ、

或は聖枝主日、或は受難週間、又光明週間の某日に遇はば、福音祭の復日の奉事なくして、祭後期及び天使首の諸讃頌。并に規程は第六週間の某日の晩堂課に歌はる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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