楽譜資料集−−日本語聖歌の模索

 ニコライ大主教は正教会の信仰を伝える最重要課題として奉神礼をとらえていました。早急に奉事を実施するためにどんどん音楽付けし、ロシアでは楽譜なしで祈祷書だけで歌われる歌も楽譜に書き下ろし、聖歌譜(ヨコナガ聖歌譜)に印刷し全国に配布しました。そのお陰で私たちは主なお祈りを日本語で歌う(祈る)ことができます。

 しかし、ニコライ大主教の書かれたものが聖歌のすべてを網羅しているわけではありません。本来歌われるべきものが楽譜がないという理由で歌われていないものもあれば、他の歌で間に合わせているものもあり、日本語の歌詞とメロディが合わなくて歌いづらいままになっているものもあります。また当時のロシア聖歌は貴族社会で生まれたものですから、日本人の音域や今の地方教会の聖歌隊で歌うにはいささか大仰に感じられるものもあります。ニコライ大主教ご自身も、いつか日本人による日本の聖歌が生まれていくことを望んでいました。

 日本に正教が伝えられてまだ150年。日本語の祈りを正しく運び、日本人に歌いやすく、日本人の音楽性に適って自然と祈りの心に導かれる聖歌を生み出して行くにはまだまだ時間と努力が必要です。

 ここにご紹介するのはその試みの一部です。実際に歌ってみて、歌いにくいところは改訂し、よりよい聖歌を探し求めていきたいと思います。あくまで切磋琢磨のための試みで主教の祝福を受けた正式のものではありませんので、実際の利用にあたっては司祷者のご判断を仰いでください。またこちらへもご一報頂けると嬉しいです。liturgia@orthodox-jp.com


主日徹夜祷
 
 晩課 「聖にして福たる」(ワラームのメロディで) NEW!
   楽譜pdf   録音 MP3(ワラームの典院セラフィム神父とともに07/10/18録音)
 
 晩課のポロキメン 今まで一音高上で「まっすぐ」歌っていたが、オビホードの8調のメロディをつけた
   楽譜pdf
 
 早課のポロキメン
 エクサポスティラリイ(差遣詞)または光耀歌
 定規のトロパリ(ズナメニイから)

主日聖体礼儀
 第2アンティフォン (ニカノル)
 
 聖なる神(伝統のメロディ)NEW!
   楽譜pdf  録音MP3(ワラームの典院セラフィム神父とともに07/10/18録音)

 アリルイヤ 1〜8調

 ヘルビムの歌(三部、エカテリナ加藤都也子作曲)NEW!
   録音MP3

 領聖詞

平日晩課
 晩課のポロキメン
   楽譜pdf

諸祈祷
 パニヒダ密集:1声でも、2声でも、3声でも、4声でも)


大斎
 大斎平日晩課の生神女讃詞 楽譜pdf(ズナメニイ) 参考資料音楽付けの注意点

 アンドレイの大カノンのイルモス 楽譜pdf(6調オビホードのメロディ) 参考資料音楽付けの注意点

 晩課のポロキメン

 六時課のポロキメン

復活祭
 復活祭夜半課のイルモス (6調オビホードのメロディ) 聖大土曜日のカノンと同じ

 復活祭冒頭の句「神は興き」pdf パスハのトロパリとともに歌う句

 各国語のパスハのトロパリ
   日本語とロシア(単音、開離と密集)pdf
    
ギリシアpdf
    ルーマニアpdf
   
 ブルガリアpdf
音声mp3
    セルビアpdf
    
グルジアpdf
グルジア音声mp3
    アラビア語
pdf

   ビザンティンチャントのパスハのトロパリ日本語 pdf 音声mp3

祭日
 
主宰の祭日の聖体礼儀のアンティフォン 

 奇蹟者の祭日の領聖詞(ズナメニー) 「義人よ、主のために」
     録音 MP3(モスクワの奇蹟者ペトル、アレクシイ、イオナフィリップ07/10/18録音)