7月10日/23日

克肖なる我が神父キエフのペチェルスクの

             アントニイの祭日


小晩課

「主よ、爾にぶ」に四句を立てて讃頌を歌ふ、第一調。

神父アントニイよ、爾は聖なる山の大神゜父等の蹤に随ひ、肉に在りて肉なき者の如く勤労して、徳行を以て衆くの者の為に規範と為れり。故にハリストスより奇蹟の恩賜を受くるに勝ふる者と為りて、人人の種々の病を醫し給ふ。我等の霊の救はれんことを祈り給へ。二次

神父アントニイよ、爾は修道士の首と為りて、己を無血の初物として神に獻げ、節制、謙遜、高尚なる風習、厳重なる禁食を以て敵を辱しめたり。克肖者よ、我等の霊の救はれんことを祈り給へ。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾の光明なる記憶は欣喜と歓楽とに満ちたる者と現れたり。故に爾の聖にせられし諸子は集まりて、属神゜の祭を為して、誠に爾を榮せし主を讃榮す。

  光榮。第六調。

福たる神゜父よ、今日アフォン山、爾を新なるアアラアムの如き移住者として受けし者は大に喜び、爾の郷國、復爾を居住者として獲たる者は甚楽しみ、爾が其中に勤行せし洞も爾に因りて榮え、光明なる邑キエフは爾の記憶を祭りて、爾を壊られざる垣として之に賜ひし主に慶賀の歌を捧ぐ。我等爾の教に導かるる爾の諸子は今爾の至榮なる逝世を祭りて祈る、我等の霊の救はれんことを祈り給へ。

  今も、生神女讃調。「生神女よ、爾は實の葡萄の枝」。

  挿句に讃頌、第二調、

神゜父よ、爾は地の居處より至榮に天の居處に移りて、彼處に克肖者の尊敬を受けたり。彼等と偕に我等の霊の救はれんことを祈り給へ。

句、聖人の死は主の目の前に貴し。

神゜父よ、爾は節制を以て肉體の情を殺せり。故に最明なる殿に在るが如く暗き洞に住ひて、彼處に多くの門徒をハリストスに攜へ給へり。

句、神を畏れ、其誡を極めて愛する人は福なり。

克肖者よ、爾を尊みて、爾の逝世を祭る爾の牧群を仇敵の襲撃より脱れしめ

 

て、我等の霊の救はれんことを祈り給へ。

  光榮、今も、第二調。

克肖なるアントニイよ、爾は神の母の至尊なる聖堂を彼が自ら欲せし如く建てて、其中に多くの門徒を聚めて、女宰生神女を歌はしむ。祈る、爾が約せし如く、彼に祈りて、爾の聖にせられし牧群を諸敵の襲撃より脱れしめて、之を救はんことを求め給へ、我等皆歌を以て常に爾を子を愛する父と崇めて、爾に因りてハリストスの大なる憐を蒙らん為なり。

  讃詞、第四調。

克肖なるアントニイよ、爾は世俗の累ひを遁れて、世を棄つるを以て、福音經に言へる如く、ハリストスに従ひ、天使と均しき度生を為して、アフォン聖山の穏かなる湊に到れり。彼處より諸神゜父の祝福を以てキエフの山に来りて、勤労の中に生を度りて、爾の郷國を照し、多くの修道士に天國に往く路を示して、之をハリストスに来らしめたり。彼に我等の霊を救はんことを祈り給へ。

 

大晩課

第一「カフィズマ」の第一段を歌ふ。

「主よ、爾にぶ」に八句を立てて讃頌を歌ふ、第四調。

克肖なるアントニイよ、神聖なる熱望の爾に及びし時、爾は世俗の愛着を悪しき者と為せり。故に爾の郷國を離れて、聖山の移住者と為り、彼處に其諸神゜父の中に徳行を以て燈明の如く輝けり。求む、爾が幼少より奉事せしハリストスに我等の霊を救ひて照さんことを祈り給へ。

克肖者よ、爾はハリストスを愛する愛を以て盛に燃えし時、斯の世の意念と栄華とを過ぎ易き者として疾み、己の為に洞を造りて、其中に無形の者の如く勤行せり。故に上より無形の者の尊敬を受くるに勝ふる者と為れり。彼等と共にハリストスの前に立ちて、我等の霊を救ひて照さんことを祈り給へ。

克肖なる神゜父よ、爾は神聖なる愛を心に受けし時、暗き洞に最明かなる殿に於けるが如く入りて、彼處に言き難きことを暁る智慧に富まされ、将来を現在の如くに見て、衆に詳に之を言ふを得たり。求む、爾が幼少より役せしハリストスに我等の霊を救ひて照さんことを祈り給へ。

  又克肖者の讃頌、第五調。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾は至聖神゜の恩寵を以て爾の智慧を照せり。故に預知者として明に正教の者に及ばんとする神の怒を預言し、又シモンに戦場に於て救はれんことを告げ、且つ彼が聖堂の造られざる前に其中に蔵められんことを預言せり。是を以て我等常に爾を萬善の轉達者と歌ひて、爾に由りてハリストスの大なる憐を蒙らんことを求む。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾は眞の牧者及び教師たるハリストスの誡命を行ひて、逝世の後にも爾の愛を示し、爾の祈祷と顕見とを以てエラズムを死病より援けて、其怠慢に由りて献金を消費せし罪を痛悔せん為に時を與へ、此を以て他人をも無てんに導けり。求む、我等の霊の救はれんことをハリストスに祈り給へ。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾は神を舵師と為して、爾の智慧の船を直く向はしめ、至聖神゜を帆と為して、無難に此の世の多慾の海を渡りて、穏なる湊に到れり。彼處には聖者の居處、義者の安息の所あり。求む、彼等と偕に祈りて、我等にも彼處に入るを得しめ給へ。

  光榮、第六調。

克肖者よ、聖山の諸神゜父は爾の厳正なる度生と神に事ふる勤行とを知りたれば、爾は神の摂理に合ひて、復爾の郷國に遣はされたり、云く、子よ、往け、彼處にも神が爾に因りて未だ之を識らざる者に識られん為なりと。故に爾は来りて、爾の郷國を照し、修道士等の首長と為りて、其多数をハリストスに導けり。求む、我等爾の光明なる逝世を祭る者をも諸敵に勝たれざる者として守りて、我等の霊を救はんことを祈り給へ。

  今も、生神女讃詞。「至聖なる童貞女よ、誰か爾を讃美せざらん」、

  聖入。本日の提綱。喩言三篇。

第一、ソロモンの智慧書の讀、義人等の霊は神の手に在り、(預言者の第一)。

第二、ソロモンの智慧書の讀、義人等は世々に生く、彼等の報は主に在り、(預言者の第二)。

第三、ソロモンの智慧書の讀、義人は早く死すとも安息に居らん、(諸成聖者の第三)。

  (三篇共に本書の末に載す)。

  「リティヤ」に讃頌、第一調。

アントニイよ、爾は神の摂理に因りて、爾の行事に適ふ名を受けたり、蓋爾の教に順ふ多くの門徒を集めて、之を神に攜へたり。求む、克肖者及び義者の同住者として、彼等と偕に聖三者の前に立ちて、歌を以て爾の至榮なる逝世を讃美する衆の為に祈り給へ。

克肖なるアントニイよ、爾は此の世の諸慾の闇を遁れて、洞に住ひ、彼處に在りて神の智慧の深處を窺へり。故に預知者として、遠きに在る事を近きが如く暁りて、明に言ふを得る者と為り、人人の諸罪の為に悲しみて、其の諸罪の罰とならんとする夷狄の侵撃を審に預言せり。奇異なる神゜父よ、求む、我等が此くの如き艱難を遁れて、我が霊の救はれんことを祈り給へ。

  第二調

克肖者よ、何人の智識或は舌か宜しきに合ひて爾の度生を言ひ顕し、或は讃むるを得ん、蓋天使等も爾が地上に肉體に於ける勤行を奇として、爾に諸慾に對して是くの如き勝利を賜ひしハリストスを讃美せり。至榮にして奇異なるアントニイよ、力に應ひて爾に讃め歌を奉る者の救はれんことを祈り給へ。

奇異なるアントニイ、我等の霊の為に祈祷する克肖者よ、爾の尊き不朽體、信者に醫を流す者を有つ洞は福なり。爾の門徒、斯くの如き教師を獲て、斯くの如き父の子と名づけられし者は福なり。

  第四調

克肖なるアントニイよ、爾が存命の時に多く勤労せし所の洞に今臥せる爾の尊貴なる聖躯は信を以て之に就く者に豊に醫治を流す。故に我等爾に祈る、爾の祈祷を以て爾を讃美する者に常に霊の健康をも與へ給へ。

  光榮、今も、第八調。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾が神の前に得たる勇敢及び信は大なる哉。蓋爾は、羊の毛を以て勝利を試みる預言者ゲデオンに傚ひて、露を以て女宰女王の旨に適ふ處を知らんと欲して曰へり、我爾の前に恩寵を獲たらば、全地に露ありて、爾が聖堂の成らんと欲する所には乾ける地あるべしと、又斯の處に露あるべしと、而して両ながら之を受けて、神゜父よ、爾は神の母の最尊き堂を建てたり。求む、彼と共にハリストスに我等の霊の救はれんことを祈り給へ、

  挿句に讃頌、第一調。

克肖者よ、爾は大なるアントニイの蹤に随へり。蓋彼は閑静を愛するによりて野に住ひて、天使等と對話する者となるを得たり、爾は地下の洞に鎖されて、言ひ難き光を見るに勝ふる者と為れり。爾は彼の度生に傚はんと欲して、其名を受けたり。彼と偕に聖三者の前に立ちて、我等の霊の救はれんことを祈り給へ。

句、聖人の死は主の目の前に貴し。

神゜父よ、爾は最光明なる燈の如く暗き處に輝き、預言に適ひて棕櫚の如く神の宮に繁り、至聖なる果として己を主宰に無血の活ける祭に捧げたり。故に我等皆愛を以て集まりて、宜しきに合ひて常に爾を讃揚す。

句、神を畏れ、其誡を極めて愛する人は福なり。

克肖なるアントニイよ、爾の聖躯の臥せる洞は、至聖神゜の力に因りて、信を以て来る者の種種の病を醫す。悪鬼は人人より退けられ、弱りたる者は健康を得て歸る。我等は主を讃め揚げて云ふ、聖人の死は主の目の前に貴し。

  光榮、第六調。

克肖なるアントニイよ、爾が預言者イリヤに傚ひて獲たる願は奇異なる哉、信は至大なる哉。蓋彼が祭を燔かん為に火を天より降しし如く、斯く爾も祈祷を以て火を天より降して、女宰生神女の至榮なる堂の建てられんとする所を焚きて浄めたり。故に我等爾を克肖者の同住者、預言者に傚ふ者と讃美して求む、ハリストスに我等の霊の救はれんことを祈り給へ。

今も、生神女讃詞、「至浄なる者よ、我の造成者及び贖罪者ハリストス」。

餅を祝福する時讃詞、第四調、「克肖なるアントニイよ、爾は世俗の累を遁れて」。二次。(小晩課に載す、605頁を看よ)、及び「生神童貞女よ、慶べよ」。一次。

 

早課

  「カフィズマ」の第一の誦文の後に坐誦讃詞、第四調。

神智なるアントニイよ、爾の最明にして光を施す祭は至り、修道士の大数を集めて、爾の尊き逝世を讃栄歌頌せしむ。我等は爾の轉達を以てハリストスより大なる憐を得んことを求む。二次。

  光榮、今も、生神女讃詞。

神の聘女たる生神女よ、爾は主宰を生みて、天軍より上なる者と現れ、地上の者の性を上げ給へり。故に我等信者は霊と舌とを以て爾眞の神の母を讃榮す。

  第二の誦文の後に坐誦讃詞、第四調。

神゜父よ、爾は聖山の諸神゜父と對話し、之と共に役事する者と為りて、彼等の蹤に随ひて、肉體なき者の如く地上に住へり。故に克肖者の同住者と現れて、彼等と偕に至高き處に喜びて、絶えず爾を讃榮する我等の霊の救はれんことを祈り給へ。二次。

  光榮、今も、生神女讃調。

生神女よ、イオシフは性に超ゆる爾の種なき懐孕を見て驚き、意を羊の毛に降りし雨、火に焚かれざりし棘、アアロンの花を發きたる杖に留め、爾の聘定者及び保護者として、司祭等に證して呼べり、童貞女は生む、生みて後にも猶童貞女に止まり給ふ。

  多燭詞の後に坐誦讃詞、第八調。

克肖なるアントニイよ、爾は地下の洞に入りて、彼處より諸慾に勝ちし者として、諸徳の車に登り、他のイリヤの如く天に挙がりて、彼處に義に合ひて光明なる榮冠を冠れり。求む、福たる神゜父よ、我等と偕に此の生に在りし時、深く慮りて我等の為に益ある事を謀りし如く、斯く今も愛を以て爾の聖なる記憶を尊む者に罪の赦を賜はんことをハリストス神に祈り給へ。二次。

  光榮、今も、生神女讃調。

造物主の至りて無てんなる聘女、贖罪主の夫を識らざる母、撫者の住所なる讃美たる者よ、我不法の汚らはしき居處、意念の中に悪鬼の玩弄と為りし者を速かに其悪業より脱れしめて、諸徳の明なる住所と為し給へ。光明にして不朽なる者よ、爾の祈祷を以て諸慾の雲を拂ひて、我を天上の暮れざる光に與る者と為し給へ。

讃歌
右、
克肖なる神゜父アントニーよ、修道士の教師、天使等の對話者よ、我等爾を讃美して、爾の聖なる記憶を尊む。
  次ぎて同詠隊又歌ふ。
右、我切に主を恃みしに、彼我に傾きて、我がぶ聲を聆き納れ給へり。
左、我が足を磐の上に立て、我が歩を固めたり。
右、我遠く離れて野に居りたり。
左、我は野に在る鵜(う)の如くなれり、 我が眠らずして坐するは、屋葢に在る孤鳥の如し。 我が膝は齋に依りて弱り、我が躯は肥えたるを失へり。 我が涙にて我の褥を濡す。 蓋犬の群は我を環り、悪者の党は我を圍めり。 彼等は其毒言を弓の如く張りて、 隠に無てんの者を射んと欲す。 我恒に主を我が前に見たり、蓋彼は我が右にあり、我が動かざらん為なり。 萬民我を圍みたれども、我主の名を以て之を敗れり。 我等へて其歯の獲物となさざりし主は崇め讃めらる。 主よ、願はくは爾が悉くの作為は爾を讃榮し、 爾の聖者は爾を崇め讃めん。 爾等主が其聖者を折ちて己に属せしめしを知れ。 其霊を贖ふ價は貴し。 主は其聖人の霊を護る。 諸聖人は光榮に在りて祝ひ、其榻に在りて歓ばん。 聖人の死は主の目の前に貴し。 主の諸聖人よ、主に歌へ、其聖を記念して讃榮せよ、其奇蹟を萬族の中に傳へよ。
  光榮、今も、「アリルイヤ」、三次。

  品第詞、第四調の第一倡和詞。

  提綱、第四調。

聖人の死は主の目の前に貴し。句、我何を以て主の我に施しし悉くの恩に報いん。

「凡そ呼吸ある者」。福音經はマトフェイ四十三端。

  第五十聖詠の後に讃頌、第六調。

克肖者よ、聖山の諸神゜父は爾の厳正なる度生、云云(大晩課に載す607頁を見看よ)

規程は生神女の、第八調。「イルモス」と共に六句に。

次に克肖の二規程、八句に。

  克肖者の第一の規程、第四調

  第一歌頌

イルモス、我が口を開きて、聖神゜に満てられ、言を女王母に奉り、楽しみ祝ひ、喜びて其奇蹟を歌はん。

神゜父アントニイよ、爾は厳正なる節制と、勤労と、徹夜のけい醒とを以て爾の霊を肉體の諸慾を治むる王と立てたり。故に我等は諸聖人と偕に楽しみて、爾に諸慾に對して此くの如き勝利を賜ひしハリストスを歌ふ。

最尊き神゜父アントニイよ、今日爾の逝世の尊貴なる日は至りて、大に爾の諸子を楽しましむ。故に我等は爾の古の生命と天使の如き度生とを記念し、欣ばしく祭りて、爾神゜父を讃め歌ふ。

克肖なる神゜父よ、爾は暗き處より上りて、霊妙に最高き光に遷り、彼處に諸聖人と偕に諸慾に勝ちし者として榮冠を冠りたり。  生神女讃詞

女宰よ、救の手を我に伸べて、甚しき攻撃の狂風にて諸慾の海に沈めらるる我が霊を悪の深處より引き上げ給へ。

  克肖者の第二の規程、第二調。

  第一歌頌

イルモス、全く備はれる力は昔ファラオンの全軍を深水に敷き、人體を取りし言、讃榮せらるる主は萬の悪を致す罪を滅し給へり、彼厳に光榮を顕したればなり。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾は幼少より神を愛する大なる愛を獲たり、故に肉體の情と慾とを全く殺し、霊妙に潔浄を翼と為して天に飛び戻れり。

克肖なるアントニイよ、爾は旅せし主宰に效ひて、旅する志を遂げたり。故に見ざる所なき神は爾の善なる志を嘉して、爾を榮して、奇蹟の恩賜に富まし給へり。

克肖なるアントニイよ、爾の属神゜の教導師は爾の霊が温順、神に於ける愛、諸の善なる風習に飾られたるを見て、預言して、衆に爾に由りて至榮なる事の成らんとするを告ぐ。  生神女讃詞

女宰永貞童女よ、爾の子及び神に祈りて、我が諸罪の縛を釋き、我を責むる罪を滅し給へ、我が爾に救はれて、常に爾無てんなる者を歌頌せん為なり。

共頌「我が口を開きて」。

  第三歌頌

イルモス、生神女、生活にして盡きざる泉よ、祝ひて爾を讃め歌ふ者の霊を固め、彼等に爾が神妙なる光榮の中に榮冠を冠らしめ給へ。

神゜父よ、爾に由りて基を開かれたる爾の聖なる大修道院は至榮に傳へて、らっぱよりも強く呼び、神の母の殿は聲を以てせずして、實體を以て誇りて言ふ、主よ、我爾に依りて堅められたり。

克肖なるアントニイよ、爾は惟一の主を愛して、其十字架を肩に任ひ、霊妙に度生して、禁食、けい醒、祈祷を以て爾の門徒の為に規範と為れり。故にハリストスより榮せられたり。

克肖者よ、爾は肉體の望を棄て、驕慢を悪み、謙遜と卑微とに富める者と為りて、聖人等の最高き居處に至れり。  生神女讃詞

惟一なる神の母よ、我を憐み、悪鬼と悪慾とに沈めらるる我が不當なる霊を矜みて、之に慈憐を垂れ、我が逝世の未至らざる先に之を潔め給へ。

  又

イルモス、爾我を信の石に堅く立て、我が口を啓きて我が敵に對はしめ給へり。蓋我が神゜は楽しみて歌へり、吾が神とrしく聖なるはなく、主よ、爾の外に義なるはなし。

克肖なる神゜父よ、爾は将来の報を預知して、今世の暫時なる者を無きが如く棄てたり。故に二倍の報を受けて、天使等と偕に常に爾の主宰を歌ふ。

神゜父よ、爾が多くの汗と労とを以て獲たる爾の牧群の為に絶えず祈りて、之を凡の攻撃、艱難、憂愁より脱れしめ給へ、我等皆爾を子を愛する父として歌頌せん為なり。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾は聖者の品位と偕に祝ひて神の前に立ち、天上の楽と喜びとに飽かせらる。求む、我等をも彼處の歓喜を受くるに勝ふる者と為し給へ、我等が楽しみて爾を崇め讃めん為なり。

  生神女讃詞

神の母よ、爾の慈憐の手を伸べて、我爾に趨り附き、俯伏して爾の助を呼ぶ者を凡の定罪より脱れしめ給へ。

  坐誦讃詞、第四調。

アントニイよ、爾の属神の教導師は爾の大なる節制を見て、奇として、爾に因りて将来に成らんとすることに其念を留めたり、蓋爾の神に於ける奇異なる度生が悪敵の刺撃に因りて聊かも動かされざるを見たり。故に爾の神゜父及び生命の保護者として、聖山の諸神゜父の前に證して呼べり、此の我等の中に小さしと見らるる者は、後にロッシヤに於て大なる燈と為らん。二次。

  光榮、今も、生神女讃詞。

生神女よ、イオシフは性に超ゆる爾の種なき懐孕を見て驚き、意を羊の毛に降りし雨、火に焚かれさせりし棘、アアロンの花を發きたる杖に留め、爾の聘定者及び保護者として、司祭等に證して呼べり、童貞女は生む、生みて後にも猶童貞女に止まり給ふ。

  第四歌頌

イルモス、預言者アウワクムは爾至上者が童貞女より身を取り給ふ神の測り難き定制を洞察してべり、主よ、光榮は爾の力に歸す。

克肖なる神゜父アントニイよ、信者は爾が尊貴なる聖躯の臥せる處より多くの醫を受けて、中心よりハリストスにぶ、主よ、光榮は爾の力に歸す。

克肖者よ、爾は困難なる路の長きをも、盗賊の危きをも懼れざりき。故に聖山に至りて、彼處に居る諸神゜父と偕に歌へり、主よ、光榮は爾の力に歸す。

仁慈なる神は爾の堅固にして善良なる志を見て、彼處の聖所に諸神゜父の間に爾を高名なる者と為して、彼等と偕にばしめ給へり、主よ、光榮は爾の力に歸す。  生神女讃詞

生神女よ、萬有の王は爾を王の裔より出づる者として愛し、ヘルワィム及びセラフィムより上なる者と為して、爾の中に入り給へり。

  又

イルモス、主よ、我爾を歌ふ、蓋風聲を聞きて懼れたり、爾は我迷へる者を尋ねて、我にまで至ればなり。故に慈憐深き主よ、我に於ける爾の大なる寛容を讃栄す。

福たる者よ、爾は神の摂理に因りて復爾の郷國に遣はさる、彼處にも多くの者を救の道に教導して、造物主に歌はしめん為なり、主よ、光榮は爾の力に歸す。

神゜父アントニイよ、爾は将来の福の望に固められて、肉情を制し、爾の肉體の憐なき敵と為れり、故に上より助けを獲たり。

克肖者よ、爾は生命を貞潔に送りて、地の事を天の事に易へ、朽壊の者を以て不朽の者を購へり。故にハリストスに歌ふ、主よ、光榮は爾の力に歸す。

  生神女讃詞

我萬善をがれて悪の中に臥す。昔陥りし者に衣せ給ひし神の聘女よ、今我をも先の者にて飾りて、後の者より脱れしめ給へ。

  第五歌頌

イルモス、萬物は爾が神妙の光榮に驚かざるなし、爾婚配を識らざる童貞女は至上の神を孕み、永遠の子を生みて、凡そ爾を歌ふ者に平安を賜へばなり。

神゜父アントニイよ、爾は修道者の規範及び教導師と為り、強き者に掠むるを禁じて、弱き者を憐むを教へ給へり。故に尊榮を得て、大なる教師と名づけられたり。

アントニイよ、爾は人に超ゆる度生を為して、天使等とrしき生命を地上に送れり。故に天使等とrしき尊敬を受くるに堪ふる者と為りて、彼等と偕に爾の主宰を歌ふ。

神゜父アントニイよ、神より賜はりたる爾の恩賜は衆人の耳を驚かして、地上に大なりと思はるることを、皆小くして卑しき事と軽じ見て、爾の後に従はんことを教へたり。求む、克肖者よ、我等の救はれんことを祈り給へ。

  生神女讃詞

至浄なる者よ、爾は我の倚頼と拯救と美誉なり。故に我爾の庇護に趨り附く、我今多罪、疾病、憂愁に溺れたる者を忌まずして、速に我を救ひ給へ。

  又

イルモス、ハリストス神よ、爾は神と人との中保者と為れり、主宰よ、我等は爾に依りて、無智の闇より光の原なる爾の父に就くを得たればなり。

克肖なるアントニイよ、爾の度生、又爾の獲たる謙遜は奇異なり。蓋爾は己を以て世に在る光をも、日の輝きをも見るに勝へざる者と為して、暗き處に獨己を閉せり。

神゜父アントニイよ、爾は諸の徳に飾られて、至聖神゜の殿及び家と為れり。克肖者よ、爾は謙遜に因りて天上の高きを継ぎ貧窮を以て天の富を獲たり。

萬有の王の前に立てる神゜父アントニイよ、爾の聖なる記憶を行ふ者を諸罪、憂愁、艱難より救ひて、爾の神聖なる保護を彼等に與へ給へ。

  生神女讃詞

至浄なる女宰よ、暮れざる光は爾の腹より輝きしに因りて、我が昧みたる霊を照して、凡の闇を我が心より拂ひ給へ。

  第六歌頌

イルモス、神の信者よ、来りて、神の母の此の神妙なる至りて尊き祭を祝ひ、手を拍ちて、彼より生れし神を讃栄せん。

神゜父アントニイよ、爾は神に於ける間断なき熱心に因りて、肉體及び世の外に在りき。故に至聖神゜に合ふ居處と為れり、ハリストスの親ら言ひしが如し、我父及び神゜と偕に来りて、彼處に住居を為さん。

神゜父よ、聖山は爾を一の最甘き葡萄として養ひて、爾を以て大に己の誉と為し、喜びて、爾は之に賜ひしハリストスを讃榮す。

アントニイよ、爾は夜を晝の如く、晝を夜の如く為せり。蓋預言者の言に適ひて、爾は己の目に寐ね、己の瞼に眠り、己の體に息ふを容さずして、之を霊と偕に潔き者として神に獻ぐるに至れり。  生神女讃詞

衆人の為に永遠の贖を生みし者よ、爾の助を我に予へて、我を患難、憂愁、我が諸罪より脱れしめ給へ。

  又

イルモス、我罪の淵に溺れて、爾が憐の量り難き淵に呼ぶ、神よ、我を淪滅より引き上げ給へ。

爾の福たる霊は肉體の重きを釋かれて、無慙なるファラオン暴虐者たる此の世を出で、安全に許約の楽園の地に徙りて、諸聖人と偕に楽しみて住まひ給ふ。

克肖者よ、今洞に臥せる爾の聖躯は信を以て来る者に多くの醫を流す。故に我等爾に祈る、爾の祈祷を以て爾を讃榮する者に霊の健康をも與へ給へ。

アントニイよ、爾の最尊き記憶は日よりも明に輝けり。我等は之に集まりて、爾の逝世及び爾が斯の生に於て忍びし勤労を讃榮して、爾に因りてハリストスより諸罪の赦を受けんことを求む。  生神女讃詞

女宰よ、我が肉體より離れんとする時、爾の光榮の華麗なるを見るに勝ふる者と為し給へ、我が之に因りて救を獲ん為なり、蓋爾は我の堅固なり。

  小讃詞、第八調。

克肖者よ、爾は幼少より一切に超えて多く愛せられし神に己を獻りて、彼に霊を全くして愛を以て順へり。世の朽つべき者を無に歸して、地に洞を造り、其中に見えざる敵の悪謀に對して善く戦ひて、光明なる日の如く地の四極に輝き、彼處より楽しみて天の宮に移れり。今天使等と共に主宰の寶座の前に立ちて、爾の記憶を尊む者を記念し給へ、我等爾に呼ばん為なり、我が神゜父アントニイよ、慶べ。

  同讃詞

神゜父よ、爾は聖三者の永在の暮れざる光を楽しまんと欲して、四十年間暗き洞に己を鎖し、彼處より出でずして、己の肉體を霊と偕に潔き者として神に獻ぐるに至れり。之に由りて逝世の後にも生ける者の如く、主より奇蹟の恩賜を受けて、苦しむ者の種種の病を醫し、来り就く人々より悪鬼を逐ひ出す。故に我等爾に祈る、神゜父よ、爾の郷國、都邑及び民を害なく護らんことを祈り給へ、我等爾に呼ばん為なり、我が神゜父アントニイよ、慶べ。

  第七歌頌

イルモス、敬虔の者は造物主に易へて造物に事ふることをせざりき、火の嚇を勇ましく践みて、喜び歌へり、讃美たる主、先祖の神よ、爾は崇め讃めらる。

福たる神゜父アントニイよ、爾は属神゜の教導師の命に因りて、復爾の郷國に遣さるるに、神゜父の爾に言ひしことを神より命ぜられし如く行へり。故に来りて、多くの者の霊を主に導き給へり。

克肖なるアントニイよ、爾は最聖なる處に至りて、爾の度生を以て多くの者を驚かせり、人に超ゆる度生を為したればなり、此を以て爾は多くの者が世俗の事を軽じ見るを致せり。

克肖者よ、爾は大主教イラリオンの洞を獲て、祈祷、禁食、勤労を以て其中に居り、他の洞を己の為に造るに至れり、斯の中に在りて天上の召を蒙り給へり。

  生神女讃詞

至浄なる者よ、爾の神聖なる祈祷を以て世俗の攻撃と謀略とを破りて、爾の諸僕を諸の罪過より脱れしめ給へ、我が爾永貞童女を讃美せん為なり。

  

イルモス、不法なる虐者の神に戻る命令は高き焔を起したれども、讃め歌はるるハリストスは敬虔の少者に属神゜の露を降し給へり。

克肖なるアントニイよ、爾は福たるフェオドシイ、大なる勤労者、熱切に爾に效ひて、爾が天使とrしき度生に従ふ者を得たり。彼と偕に天上の第宅に在りて、我等を記憶し給へ。

神゜父よ、我等爾を新なるモイセイ、諸慾の勝利者として知れり。蓋彼が昔アマリクに勝ちて、民を導きし如く、斯く爾は、神゜父よ、修道士の大数を許約の楽園の地に導き給へり。

神゜父よ、爾は己の都邑及び郷國の移住民と為れり、然れども神の摂理に由りて、著しく證せられて、復爾の郷國に還る、此處に爾は、神゜父よ、主より恩寵を受け給へり。  生神女讃詞

至りて無てんなる者よ、爐は爾の産を預象せり、蓋堪へ難き火は少者の如く爾の胎を焚かざりき。故に我等爾に祈る、爾の諸僕を永遠の火より救ひ給へ。

  第八歌頌

イルモス、生神女の産は敬虔の少者を爐の中に守れり。其時に預め徴され、今已に應ひし此の産は全世界に勧めて爾に歌はしむ、造物は主を歌ひて、萬世に彼を讃め揚げよ。

克肖なるアントニイよ、爾は主宰ハリストスの謙遜に熱切に效へり、此に因りて卑微困難なる度生を愛して、地上の愛着を離れたり。故に諸聖人とrしく尊敬を受けて、彼等と共に世々に主を歌ふ。

福たるアントニイよ、凡そ爾の至榮なる逝世を祭る者が種々の艱難より救はれんことを祈り給へ、我等皆爾を讃榮して、世々に主を崇め讃めん為なり。

克肖なるアントニイよ、爾が我等と偕に在りし時に約せし如く、子を愛する心を示して、我等の為に慈憐の目を主宰に挙げ、神゜を以て我等に離れずして居り給へ。我等皆爾と偕にハリストスに歌はん為なり、主の悉くの造物は主を崇め讃めよ。  生神女讃詞

女宰よ、今我が祷に慈憐を垂れて、悲哀に易へて我に喜悦を賜へ、我が爾を讃美して、爾の子に歌はん為なり、造物は主を歌ひて、世々に彼を讃め揚げよ。

  又

イルモス、昔ワワィロンの火の爐は神の命によりて其勢を分ち、ハルデイを焦して、信者を涼しくせり、主の悉くの造物は主を崇め讃めよと歌へばなり。

克肖者よ、信を以て爾の堂に来る者に豊なる醫治を、哀に居る者に慰藉を與へ給へ、我等皆爾と偕にハリストスに呼ばん為なり、主の悉くの造物は主を崇め,讃めよ。

神゜父よ、此の感謝の歌を爾に奉る者を慈憐を以て上より眷みて、贖罪圭ハリストスに凡そ彼に向ひて、主の悉くの造物は主を崇め讃めよと呼ぶ者を救はんことを祈り給へ。

アントニイよ、爾の生に随ひて救を獲たる大数は爾に因りて禮物として全能者に獻げられたり。求む、我等衆爾と偕にハリストスに向ひて、主の悉くの造物は主を崇め讃めよと呼ぶ者の救はれんことを祈り給へ。

  生神女讃詞

生神女よ、孰か爾の産の大なる秘密に驚かざらん、或は何の地上の舌、又無形の者の智慧か之を言ひ顯すを得ん。蓋爾は性及び智慧に超えて造物主を生み給へり。

  第九歌頌

イルモス、凡そ地に生るる者は聖神゜に照されて楽しみ、形なき智慧の性も祝ひ、神の母の聖なる祭を尊みて呼ぶべし、至りて福なる潔き生神女、永貞童女よ、慶べよ。

神゜父よ、爾は古に輝きしアントニイの生に熱切に效へり。蓋彼は獨野に居りき、爾は獨己を洞に鎖し、多年出でずして住へり。

克肖なる神゜父よ、爾はペチェルスクの修道の開基者及び教導師と爲りて、彼處に無形の者の如く勤行せり。故にハリストスは爾を奇蹟の恩賜に富まし給へり。

克肖者よ、主宰の仁愛に效ひて、諸罪を顧みずして、我が手を挙ぐるを受け給へ。蓋爾の霊はハリストス及び其至浄なる母を愛する愛に燃えたり。彼に我等の霊を救はんことを祈り給へ。  生神女讃詞

克肖なるアントニイよ、爾の手の神に挙げらるるに因りて至榮なる奇蹟は行はれたり、蓋爾は祈祷を以て火を天より降して、至浄なる生神女の堂の處を潔めたり。我等皆爾と偕に彼を崇め讃む。

  又

イルモス、無原の父の子、神と主は、童貞女より人體を取り、我等に顯れて、昧まされし者を明かし、散らされし者を集め給へり。故に我等讃美たる生神女を崇め歌ふ。

神゜父アントニイよ、爾は天使を見るに堪ふる者と為りたる大パホミイの度生に效ひて、天使と均しく洞に住へり。故に天使と均しき尊敬を受くるに當れり。二次。

神゜父よ、爾は聖山より旅して、キエフに、女宰神の母の堂の建てらるべき所に至り、彼處に福たるフェオドシイと偕に神の母の光榮の為に最尊き堂を建て給へり。故に我等皆爾をフェオドシイと偕に崇め歌ふ。

  生神女讃詞

光を生みし童貞女、讃美たる女宰よ、我が霊の雲を拂ひて、異邦民を照さん為に言ひ難く爾の至浄なる胎より輝きし救の榮を清く見るを得しめ給へ。

  光耀歌

アントニイよ、爾は世俗の逸楽を殺し、暫時の光榮を知りて、速に之を去り、甘んじて狭き路、楽園の濶きに進ましむる者を履み給へり。故にアントニイよ、爾を尊む者の救はれんことを祈り給へ。二次。

  光榮、今も、生神女讃詞。

女宰よ、我等爾に依りて救はるる者は爾を實に生神女と承け認む、爾は神を生みたればなり。彼は十字架を以て死を滅し、克肖者の會を己に率い至らしめ給へり。彼等と偕に我等は爾童貞女を崇め讃む。

「凡そ呼吸ある者」に讃頌四句を立つ、第二調。

爾は聖者の言ひ難き歓喜と、神の嘉する義者の悦楽とを見んと欲して、世上の一切の楽を悪み、齋と涙とを以て爾の日を送りて、肉體の諸慾を殺すに至れり、故に義人等の悦びを獲たり。彼等と偕に我等の霊の救はれんことを祈り給へ。二次。

アントニイよ、今日爾の記憶に於て爾に讃歌を獻る我等を納れ、爾の祈祷を神に捧げて、我等が左に立つことを免れて、選ばれたる者の分に與らんことを祈り給へ、我等皆爾を熱切なる轉達者として、宜しきに合ひて讃美せん為なり。

克肖なる睿智者よ、爾は暗き處に星の如く輝きて、悪鬼の暗き面を辱しめたり。彼處より天に登りて、勇毅を以てハリストスの寶座の前に立ち、爾の記憶を祭る者を記念して、我等が審判の日に於て憐を蒙らんことを祈り給へ。

  光榮、第八調。

克肖なる神゜父アントニイよ、爾は己の郷國を棄て、主の為に自由に旅を為して、長き途の苦労及び飢と渇、寒と暑をハリストスの為に忍べり、故に聞けり、善にして忠なる僕よ、爾が主の歓楽に入れ。神゜父よ、我等も此の聲を聞くを得んことを祈り給へ、我等常に愛を以て爾の記憶を讃美せん為なり。

  今も、生神女讃詞。

女宰よ、爾の諸僕の祈祷を納れて、我等を諸のわざわいと憂愁より救ひ給へ。

 

  大詠頌。發放詞。

 

聖體禮儀

  提綱、第七調。

聖人の死は主の目の前に貴し。 句 我何を以て主の我に施しし悉くの恩に報いん。使徒の誦読はガラテヤ書213端「アリルイヤ」、第六調、神を畏れ、其の誡を極めて愛する人は福なり。  其裔は地に力あり。

福音經の誦読はマトフェイ10端。領聖詞、義人は永く記憶せられ、悪評を懼れざらん。